いびき解決と治療法

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不眠症や寝付きの悪い方は、睡眠薬や睡眠導入剤を服用することもあるかと思います。私自身もストレスというよりも、気分が高揚して寝付けない時には市販の「ドリエル　12錠【第(2)類医薬品】」とかを飲む場合もありますので＾＾；


実は、この睡眠薬や睡眠導入剤の副作用として、いびきを引き起こす原因となっていることをご存知でしょうか。





一人で寝ている方は気付かないかも知れませんが、夫婦や家族で一緒の部屋で寝ている方は、睡眠薬を飲んだ時にだけに、いびきをかいているこを指摘されるそうです。


無論、日頃いびきをかかない、痩せている、鼻腔の疾患(アレルギー等による鼻詰まり）が無いなど、身体的にいびきをかき難い状況であっても、ということです。


何故、薬を飲む事でいびきが発生してしまうのでしょう？


これはアルコールによる筋弛緩作用(きんしかんさよう）と同じで、簡単に言うと、お酒で筋肉がゆるくなってしまう、たるんでしまうのです。つまり、精神安定剤や睡眠薬等には、筋弛緩作用が含まれている事が非常に多く、アルコール同様、筋肉の緊張を解してしまうのです。


そういう状況になると、ゆるんだ、もしくはたるんだ舌やのど、首の筋肉は、
だらんと広がる状態となり、結果的に、息の通り道である気道を狭くしてしまい、いびきを発生してしまいます。






肥満体型の方がいびきをかいてしまう例を、復習として挙げると、肥満体型の方は、気道の周りに脂肪が多く付いて狭くなっており、仰向けに寝ると舌が狭い気道を完全に塞いでしまうことにより、残された少しの隙間から、大量の酸素を吸うこととなる為、大音量のいびきが発生してしまうのです。


睡眠薬に限らず全てのいびきの原因は、上記のように、呼吸中の気道が中途半端に塞がれることによって、もたらされます。そして、いびきがひどくなると
眠っていると息が止まる病気と呼ばれる、睡眠時無呼吸症候群となり、大袈裟で無く、命の危険にも繋がる場合があるのです。


ですから、いびきをかきやすいタイプんも方は、睡眠薬以外で不眠症を治すことをオススメ致します。


睡眠薬や精神安定剤を避けて、就寝前のストレッチや軽い運動、副作用の無い漢方やリラックス効果の高い、アロマやハーブティー等も良い選択肢かと思います。


また、最近では「栄養療法」といって、うつ病や不眠症に対しての新しい治療として、栄養によって病気を治すという方法もあります。栄養を摂りつつ、薬を減らしていく・・・そんな治療法です。



そもそも睡眠薬や精神安定剤は、病気の根本的な治療にはなりませんので、不眠症の原因自体を明白にして、それと向き合い、改善解決していくことが最良の治療であることに変わりありません。


ですから、普段いびきをかかない方におかれては、睡眠薬に頼ることのない生活を、また私のように、日常においていびきをかきやすい方は、極力、睡眠薬や精神安定剤を服用することは避けるようにしたいものですね。