2017年11月19日
骨髄提供
20回目の献血をしてきました。骨髄提供したので半年おあずけでした。
今回のおまけはミニタオル。キティちゃんのコラボで140周年なのでしょうか、赤十字の。
この献血ルームで17回ぐらいの春に骨髄バンクに登録しました。
その年の冬の話です。
ある日、骨髄バンクから登録していた携帯電話番号に電話がかかって来ました。
そして、オレンジ色の角2封筒が届きました。患者の白血球の型と一致した1人と。提供に進むかどうか?というものです。
提供するとの意思表示と献血に似た問診票を返すと、20日後ぐらいにコーディネーターという骨髄バンクの担当者決定のお知らせが来ました。
まずは検査日程を電話で調整したのちに手紙で通知が来ます。最初の電話から約40日後ぐらいに採血含む確認検査が決まりました。
確認検査は比較的自宅近くです。採血そのものも医師がしました。最初の午後休を取りました。結構説明があって時間がかかります。証明書も出してもらいました。
採血の結果は、1週間後に郵送されて来ました。
えぇ、浴びるようにお酒を飲んでいた私はγ-GTPが基準の100IU/l/37℃未満に対して109と誤差範囲のようなレベルですが超えていました。
そこで、3週間ほど節制です。再検査の日程を決め、飲みすぎないようにしました。すると、61まで下がっていたという結果と共に、2ヶ月後には採取したいというスケジュールが示されました。最終同意に自己血採取などを考えると本当に最短です。
患者さんを待たせていたのかなと、考えました。
検査2回で半日休を2回使いました。
体調が問題ないとなると法的問題です。医療行為なのでリスクがあり家族の同意を求めて来ます。
最終同意面談と言います。この最終同意面談の日程決定と共に採取日までほぼ決まってました。
東京弁護士会所属の弁護士さんが立ち会って、家内と共に説明を改めて聞いて、もうキャンセルしませんという同意書にサインします。
若手弁護士さんは弁護士会の指示で動いており特別に骨髄バンクが仕事ではないようでした。弁護士さんからの質問は、「なぜ骨髄バンクに登録しようと思ったか?」でした。
これも半日休です。
同意が取れれば次は採取のための準備です。まずは採取病院の担当医師による健康診断です。入院先の病院が分かります。そこで採血です。最終同意面談後10日ほどです。
ここでまた血液検査値で問題が出ます。CPKという筋トレすると筋肉の損傷ということで身体が治そうという酵素みたいな数値が高値です。2週間後の自己血採取時に再確認となりました。
これは長女とランニングしたからかもしれません。
この健康診断で半日休しました。
提供3週間前に、また半休取って400mlの自己血採取です。
1週間前にも、半休取って200mlの自己血採取です。
600ml取っておいて、骨髄液を1L取って戻すそうです。
提供は4日間の入院です。
月曜日に午後から入院手続き。その日はシャワーを浴びてそれで終わりです。
火曜日は朝飯抜きで8時には手術室に。前に3人並んでいました。手術室は10以上ある大病院です。
初めての全身麻酔。吸うとすぐに寝ると聞いたいました。
少し匂いのするガスが流れてきた瞬間、記憶がなくなりました。
目覚めると寂しい部屋。ガスを止めるとすぐに目を覚ますようです。
骨盤のでかい骨のなかの海綿状部位にある液、造血細胞の多い血のような液を1kgを提供しました。
その採取に1番安全な手法が全身麻酔で、全身麻酔が醒めたころの状態が、この写真です。
その後、予定通りまったく問題なく退院して、ごく普通に仕事に復帰してます。
写真のあと、1時間後には酸素マスクも外されて、朝食みたいな遅いお昼ご飯をいただいた後、仕事メールの対応もしました。痛み止めも効いていましたがなんだか楽しくて。(笑)
実はその翌日の水曜日は腰が少し重たくてゴロゴロしてしまいました。さらに翌日の木曜日の午前には退院したのですが、4日ぶりに革靴を履こうと腰をかがめだだけで、採取場所の骨盤付近が痛いわけなんですよ。健康な身体で入院したのに。
そっと後悔の念を感じました。元気じゃない自分自身に。
しかし、木曜日の夜には術部の痛みはあるものの、体全体は異常なし。金曜日は通勤電車で仕事に行けました。
退院してすぐに、患者さんから手紙が届きました。移植を受ける前にしたためられたものだと思います。
受ける側の準備は大変です。役に立っていると信じようと考えました。
その後、3週間後の検診も半休を取って受け、問題なし。
ただなにも変わらない日々はつまらなく感じました。
最終アンケートと同時期に大臣の感謝状が届きました。
文章が素晴らしいです。
じわじわきました。
そうか、患者さんだけでなく、その周りの人に希望を与える行為ができたのだなと、この時実感しました。
提供前にお知らせした皆さんにこの感謝状を自慢して回りました。
そして、アンケートには、もう一回提供するチャンスがあれば提供すると書いて提出しました。
今回のおまけはミニタオル。キティちゃんのコラボで140周年なのでしょうか、赤十字の。
この献血ルームで17回ぐらいの春に骨髄バンクに登録しました。
その年の冬の話です。
ある日、骨髄バンクから登録していた携帯電話番号に電話がかかって来ました。
そして、オレンジ色の角2封筒が届きました。患者の白血球の型と一致した1人と。提供に進むかどうか?というものです。
提供するとの意思表示と献血に似た問診票を返すと、20日後ぐらいにコーディネーターという骨髄バンクの担当者決定のお知らせが来ました。
まずは検査日程を電話で調整したのちに手紙で通知が来ます。最初の電話から約40日後ぐらいに採血含む確認検査が決まりました。
確認検査は比較的自宅近くです。採血そのものも医師がしました。最初の午後休を取りました。結構説明があって時間がかかります。証明書も出してもらいました。
採血の結果は、1週間後に郵送されて来ました。
えぇ、浴びるようにお酒を飲んでいた私はγ-GTPが基準の100IU/l/37℃未満に対して109と誤差範囲のようなレベルですが超えていました。
そこで、3週間ほど節制です。再検査の日程を決め、飲みすぎないようにしました。すると、61まで下がっていたという結果と共に、2ヶ月後には採取したいというスケジュールが示されました。最終同意に自己血採取などを考えると本当に最短です。
患者さんを待たせていたのかなと、考えました。
検査2回で半日休を2回使いました。
体調が問題ないとなると法的問題です。医療行為なのでリスクがあり家族の同意を求めて来ます。
最終同意面談と言います。この最終同意面談の日程決定と共に採取日までほぼ決まってました。
東京弁護士会所属の弁護士さんが立ち会って、家内と共に説明を改めて聞いて、もうキャンセルしませんという同意書にサインします。
若手弁護士さんは弁護士会の指示で動いており特別に骨髄バンクが仕事ではないようでした。弁護士さんからの質問は、「なぜ骨髄バンクに登録しようと思ったか?」でした。
これも半日休です。
同意が取れれば次は採取のための準備です。まずは採取病院の担当医師による健康診断です。入院先の病院が分かります。そこで採血です。最終同意面談後10日ほどです。
ここでまた血液検査値で問題が出ます。CPKという筋トレすると筋肉の損傷ということで身体が治そうという酵素みたいな数値が高値です。2週間後の自己血採取時に再確認となりました。
これは長女とランニングしたからかもしれません。
この健康診断で半日休しました。
提供3週間前に、また半休取って400mlの自己血採取です。
1週間前にも、半休取って200mlの自己血採取です。
600ml取っておいて、骨髄液を1L取って戻すそうです。
提供は4日間の入院です。
月曜日に午後から入院手続き。その日はシャワーを浴びてそれで終わりです。
火曜日は朝飯抜きで8時には手術室に。前に3人並んでいました。手術室は10以上ある大病院です。
初めての全身麻酔。吸うとすぐに寝ると聞いたいました。
少し匂いのするガスが流れてきた瞬間、記憶がなくなりました。
目覚めると寂しい部屋。ガスを止めるとすぐに目を覚ますようです。
骨盤のでかい骨のなかの海綿状部位にある液、造血細胞の多い血のような液を1kgを提供しました。
その採取に1番安全な手法が全身麻酔で、全身麻酔が醒めたころの状態が、この写真です。
その後、予定通りまったく問題なく退院して、ごく普通に仕事に復帰してます。
写真のあと、1時間後には酸素マスクも外されて、朝食みたいな遅いお昼ご飯をいただいた後、仕事メールの対応もしました。痛み止めも効いていましたがなんだか楽しくて。(笑)
実はその翌日の水曜日は腰が少し重たくてゴロゴロしてしまいました。さらに翌日の木曜日の午前には退院したのですが、4日ぶりに革靴を履こうと腰をかがめだだけで、採取場所の骨盤付近が痛いわけなんですよ。健康な身体で入院したのに。
そっと後悔の念を感じました。元気じゃない自分自身に。
しかし、木曜日の夜には術部の痛みはあるものの、体全体は異常なし。金曜日は通勤電車で仕事に行けました。
退院してすぐに、患者さんから手紙が届きました。移植を受ける前にしたためられたものだと思います。
受ける側の準備は大変です。役に立っていると信じようと考えました。
その後、3週間後の検診も半休を取って受け、問題なし。
ただなにも変わらない日々はつまらなく感じました。
最終アンケートと同時期に大臣の感謝状が届きました。
文章が素晴らしいです。
じわじわきました。
そうか、患者さんだけでなく、その周りの人に希望を与える行為ができたのだなと、この時実感しました。
提供前にお知らせした皆さんにこの感謝状を自慢して回りました。
そして、アンケートには、もう一回提供するチャンスがあれば提供すると書いて提出しました。
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