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2021年04月02日

祈りの恵みの現れ 6−2

以前と比べると、今は、暑さもだいぶ変わっていると思わされますが、30年程前に、ヨーロッパのギリシャで、連日40℃以上という猛烈な熱波がやってきて、その年の夏に短期間で、1000人も、ギリシャで亡くなったという年がありました。今、インターネットで調べると、1987年。その頃はまだ、クーラーの普及が十分ではなかったので、ギリシャの病院などで、亡くなった方が多かったという理由だそうです。まさに、その年に、ギリシャのパトモスという、黙示録の幻をヨハネが見たという島に、海外宣教チームが送られていきました。3週間ぐらいの長い期間のチームだったと思いますが、ギリシャの熱波について、ニュースでも盛んに出ていました。それで、「一体、チームは大丈夫なのか」とりなしている私たちもチームの方々の安否が気になって、熱波から守られるように、熱心に祈っていました。まだインターネットの普及してない、時代で、滅多に国際電話なんて書けませんでした。ですから、チームの様子が、3週間もわかりません。
 ところが、教会で、み言葉が明確に与えられました。詩篇92篇7節の、「千人があなたのかたわらに、万人が、あなたの右の手に倒れても」(守られる)というような、み言葉が示されたのです。まさに、その時、約1000人以上が死亡したという報道でした。ですから、ぴったりのみ言葉で、きっと大丈夫だろうと。そして、チームが帰ってきてみると、「ちょっと暑いな」など感じたぐらいで、全く問題なかったということでした。チームの中にいた赤ちゃんも含めてみんな元気に帰ってきて、示しのみ言葉通り、完全な守りでありました。

 パトモスにはよく行くようになりましたが、ある時チームで、日本での予報では、45℃になるという予報で、私はまさか気温が、そんなになるはずはないと考えました。日本の気温で、最高は41℃らしいんですよ。だから40℃なんても、特別暑いわけで、滅多にないわけです。だから45℃なんてありえないと思っていたんですね。そんなの信じられないと思っていたんですが、ギリシャに行ってバスのガイドさんに聞いたら、7月、8月、そのぐらいになることは、結構あると言っていたので、私も「えーっ」てビックりしました。そのあと、パトモス島に行ってから、これはまずいと思いました。どうしてかというと、チームリーダーのパウロ牧師が、パトモス島で、26℃ぐらいで熱中症になられたのです。それで、なんとか神様にお頼みして気温を下げていただこうと、祈りのネットワークの方々に、リクエストをお願いしました。もちろんパウロ牧師も祈られたと思います。確かに、予報では45℃だったんですが、数日の間に、予想気温が下がっていき、船でギリシャの本土に向かっている間に、曇っていき、雨も降り、着いた時には、なんと23℃ぐらいまで、気温が22℃も、下がってしまいました。45℃という気温も、信じられないような暑さですが、23℃まで下がるというのも、本当に神様はすごいと思い、感動しました。
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