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2015年05月08日

Microsoftの新ブラウザーEdgeの驚くべき新機能とは?

夏の発売に向けて開発が進むWindows 10だが、4月末にプレビュー版の新しいビルド、Build 10074が公開された。UIやアプリに改良が加えられるなど、様々な部分でブラッシュアップが着々と進んでいるのだが、注目は3月末のビルドから加わった新しいWebブラウザ、「Microsoft Edge」(以下Edge)だ。これまで「Project Spartan」(コード名)と呼ばれていたものだが、現在Windowsに搭載されているInternet Explorer(以下IE)とは何が違うのか、今後Windowsの標準ブラウザーになるEdgeの新機能について解説しよう。

【詳細画像または表】

●シンプルな操作画面のEdge

 EdgeはIEとは違うレンダリングエンジンを搭載している。つまりIEとは全く別のWebブラウザーとして開発が進んでいるのだ。ネットサービスが全盛の現在、ユーザーがもっとも使うソフトはWebブラウザーであることは間違いない。ちなみにWindows 10にはIEも引き続き搭載されるが、これは企業など従来のIEとの互換性を重視するユーザー向けで、あくまでEdgeが標準ブラウザーとなる予定だ。

 Edgeを起動してWebサイトを表示させてみると、まず見た目がシンプルなWebブラウザーという印象を持つはずだ。Windows 8/8.1では、タッチ操作向けにシンプルな見た目のWindowsアプリ版IEが用意されていたが、それに似ている。

●手描きやキーボードで書き込める

 Edgeの特徴は、ユーザーがWebサイトに手書きやメモを残せること。手書き入力に対応したパソコンが必要だが、指先やスタイラスペンを使って画面に直接書き込めるほか、任意の場所を指定してキー入力でメモを残すことも可能だ。PDFに吹き出しで注釈を入力しているような感覚といえばピンと来る方も多いだろう。

 手書きやメモを付けたWebサイトの情報をほかのアプリに送って共有できるのもポイント。「共有」ボタンをクリックすると、リーディングリストやOneNoteなどの共有方法が表示される。筆者の環境ではまだうまく動作しなかったが、Twitterやメールでも共有できるようだ。またEdgeはWebサイトの一部分を切り取って保存できる。新聞のスクラップのような感覚だが、この切り取ったWebサイトの共有も可能だ。PSO2 RMT

 Webサイトの必要な部分にユーザーが手書きやメモなどで情報を追加して保存・共有する――、これがEdgeが提供するIEにはないWeb活用のスタイルということなのだろう。
posted by housing at 16:16| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース
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