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2018年02月09日

SFC版ドラクエ6を再プレイ・4

夕方にこんにちは。数日前に「カービィ バトルデラックス!」を100%クリアした、「暇人の独り言」管理人です。



いつぞやストレスを溜めない丁度良いCPUのレベルを探るなどと言ったものの、結局こだわりを捨てずにレベル最大のCPU共を相手にし続けた結果、頭に血を上げながら悪戦苦闘することになりました。
このストレスでどれだけ余命が縮んだのだろう。


残念ながら番外編である同作には本編シリーズ程には力が入れられておらず、100%クリアしても無機質なシステムメッセージが出るだけで、さしたる恩恵はありませんでした。
新作「スターアライズ」が控えている状況ゆえ無理からぬことですが、「ウルトラスーパーデラックス」以来何度か目にした、短いながらも華々しいカービィ達のダンスが拝めなかったのは寂しいものでした。





…と、導入部分はカービィに関わる話題でしたが、今回の本題はカービィとは全く違う作品・SFC版ドラクエ6の再プレイ記録の報告となっております。
もしもカービィ絡みの記事を期待された方がいらっしゃいましたら、毎度のことながら申し訳ございません…





さて、SFC版ドラクエ6の再プレイですが、先日は「レイドック」からずっと東に行った場所にある穴に落ちて、下の世界の港町「サンマリーノ」で2人目の仲間キャラクター・ミレーユに出会い、彼女の師匠である夢占い師・グランマーズの頼みを受けて「ゆめみのしずく」を手に入れ、主人公とハッサンの姿が下の世界で見えるようになったところまで進めました。


レベル上げに躍起になったため、一番大きな仕事である「ラーのかがみ」の入手までは辿り着けませんでした…
まあ、そこまでの道のりは決して短くはないので、仕方がないと言えば仕方がないというものです。
…うむ。


この流れの中での大きなイベントは、下の世界で主人公やハッサンの姿が見えるようになることと、2人目の仲間・ミレーユがパーティに加入すること。




「夢見の洞窟」と「ゆめみのしずく」

特に下の世界で姿が見えないというのは、道具屋や武器屋や防具屋を利用できない状態であったため、回復アイテムも用意できなければ装備品も買えないという、何ともプレイヤー泣かせの仕様でした。
しかし「夢見の洞窟」を踏破して「ゆめみのしずく」を手にすれば、めでたくその問題ともおさらばできます。



その「夢見の洞窟」の最奥部には、ボス「ブラディーポ」が居座っています。「ゆめみのしずく」を夢中になって舐めていたところに現れた主人公達をツマミとして喰らおうと、襲い掛かって来るのです。


初めてボス戦のBGMが流れるため、緊張するプレイヤーもいたことでしょうが、こいつははっきり言って弱いです。レベルを上げておけば、あとは攻撃と隙を見ての回復を繰り返すだけでも勝てそうなくらいに弱いです。

しかも驚いたことには、ボスの割には混乱させてやることができます。「グランマーズのやかた」でタンスを調べて「ほしのかけら」を盗んで拝借しておけば、これを使うことで混乱させ、自分で自分を攻撃させることまでできてしまうのです。

毎回確実に混乱させられるわけではないものの、十分に役立つので覚えておくべき戦術です。



このボスよりもよほど危険なのは、「ヘルホーネット」と「ベビーゴイル」。
前者はこちらをマヒさせて来る輩で、後者は「ギラ」でパーティ全員のHPをきつく削って来る野郎となっています。
いずれも3匹前後の集団で登場することが多い上、この段階ではすんなりとは片付けられない連中で、出くわしたときに全滅する可能性は同じエリアに現れる他のモンスターよりも高いです。

「ヘルホーネット」のせいで主人公とハッサンが両方マヒしかけ、「ベビーゴイル」の「ギラ」連発のせいでハッサンが葬られて全滅しかけた管理人が言うのだから、間違いはありません。

…きっとね。



「夢見の洞窟」では、守備力が高い上にすぐに逃げ出してしまうものの運良く倒せれば多めの経験値を獲得できる「メタルスライム」が稀に登場するのですが、こいつを狙って洞窟に長居していると全く眼中にない「ヘルホーネット」や「ベビーゴイル」のせいで全滅する事態になりかねませんので、あまり熱中しないことが肝心です。




2人目の仲間・ミレーユ加入

「ゆめみのしずく」で主人公とハッサンの姿が見えるようになると、ついてきていたくせに戦いには参加しなかったミレーユがパーティに加入します。



すれ違う者達から異口同音に容姿を称えられる程の美人で、その設定に違わず「かっこよさ」のパラメータも高いですが、ストーリー上ではそれを鼻にかけるようなシーンはありません。
...が、転職で「あそびにん」にして「あそび」を覚えると、敵1体を流し目で見つめて行動不能にしてしまったり、優しい声で子守歌を歌って敵1グループを眠らせたり、ベリーダンスを踊って敵1グループを混乱させたりと、自分の魅力を自覚しているとも受け取れる技を覚えます。

「ぱふぱふ」も含めて、モンスターに喰らわせるよりもこっちが喰らいたい。



肩書きには「なぞのじょせい」と書かれており、これまたその看板に偽りなく、劇中で彼女に関して明らかになることはほとんどありません。
強いて言えば、昔暮らしていた故郷と家族構成が明確に、そして現地での出来事がぼんやりと見えてくる程度です。

後に発売されたDS版での仲間会話では優しく穏やかな人柄であるのと同時に意外とジョークも言えることがよく分かるミレーユですが、このSFC版ではその仲間会話がないため見られる台詞も少なく、彼女の人柄は印象に残りにくいかもしれません。

特に関係の深い『とある仲間』と比べると外伝作品への登場も多い方ではなかったり、登場したら登場したでその『とある仲間』の方が優遇されていたりと、色々不遇な美人さん。





しかしストーリー上や外伝作品での扱いの悪さに反して、戦力としては実に優秀なキャラクターの1人。

パーティ加入直後のレベルこそ5と低く、既にクリア済みとなっている「サンマリーノ」〜「夢見の洞窟」あたりでさえ、攻撃要員としては到底期待できないのは確かです。
ただし、加入した時点でHPを回復する「ホイミ」、毒を治療する「キアリー」、そして味方の守備力を上げる「スカラ」を覚えており、回復・補助要員としては即戦力と言えます。ついでに持ち味の素早さはこの時点で既にパーティ中最速。

後々は少数ながら攻撃系の呪文をレベルアップだけで覚え、転職システムの解禁前は「そうりょ」+「まほうつかい」的な立ち位置に落ち着きます。一方、レベルアップで覚える特技は皆無です。



…という点からガチガチのサポート向きなキャラクターかと思いきや、転職システム解禁後はその気になれば攻撃役に任命しても活躍できてしまうだけの実力を秘めています。

美人で性格も良い上、戦闘中もありとあらゆる役割で頼れる、完璧・万能なお姉さん。
見た目でも中身でもパラメータでも男性プレイヤーにモテそうなものですが、ネットをいじってみるといまひとつ人気は乏しい感じです。
不憫な…



まあ世間の評判はどうあれ、管理人はドラクエ6の中でミレーユが一番気に入っています。
そのため、前回プレイ時もたね系のアイテムを全てミレーユに貢ぎ、さらに彼女にだけ全ての職業をマスターさせていました。
綺麗さっぱり消えたけど


今回も、ミレーユをひいきしたプレイで進めて行くつもりです。
何なら彼女を最初に「ゆうしゃ」にしてしまおうか…





ともあれ、今回の再プレイ日記はここまでとします。
相変わらず誰が喜ぶのか分からない管理人の企画ですが、ご興味ある方は今後とも何卒よろしくお願いします。



それでは、また。





余談

下の世界で初めて訪れる町「トルッカ」では姿が見えない時は無料で宿屋を利用できるのに、「サンマリーノ」では姿が見えない状態でもバッチリ料金を取られます。
店主曰く、「お客さんが来た時の練習でもするか」とのこと。ふざけんな畜生。
一番ふざけているのは自分の存在に気付かない相手に金を払っている主人公とハッサンだが





「サンマリーノ」でふざけていると言えば、宿屋の娘による悪質な行いを目撃させられるイベントがあります。


その内容は、町長の息子と彼に仕えるメイドの仲を妬む宿屋の娘が、町長の飼い犬のエサに毒を混ぜることでメイドに濡れ衣を着せて町長の息子を奪おうとするという、卑劣極まりないもの。


町長の飼い犬は助かったものの、町長は短絡的にメイドの仕業と思い込み、彼女を投獄してしまいます。しかも、姿が見えるようになった主人公達が宿屋の娘の犯行だと町長に証言しに行った頃には、メイドは町を追放された後となっています。

挙句の果てに、真犯人である宿屋の娘にはこれといった罰も当たらないという最悪のおまけ付き。
流石にお目当てであった町長の息子と深い仲になるようなことはありませんでしたが、この宿屋の娘のせいで罪もない者達が無意味な苦しみを味わったというのに、当の本人がのうのうとしていられるという刑事ドラマのような展開は、気分の悪いものでした。


魔王を倒すという物語の本筋に一切関係していないくせに、このイベントを見終わらないとストーリーは進められません。
制作側は、こんな展開が子供から大人にまで幅広く喜ばれるものだとでも思ったのか…?





ドラクエ6にはこのシーンと同様に、不快感が募るだけで終わって憂さを晴らす機会が与えられないという、プレイヤーにとってお世辞にも楽しいとは言えないイベントがいくらか見受けられます。

他にも、上述したミレーユをはじめ、提示されるばかりで明かされることがないまま流される謎も多く、すっきりしない部分も目に付きます。



ドラクエ6を良作だと思っている管理人なのですが、ストーリー面に関してはこのように気に障る部分があるため、文句なしの良作とまでは言えないのが残念なところです…
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