2020年11月24日
『ドラゴンボール』を語る・ウーロンに手厳しかった初期悟空編
たまには昼間に、今日は。
ネタが思い付かないからと趣味ブログを放置していながら、久し振りに記事を書いてみると何だか安心した、『暇人の独り言』管理人です。
収入にも何にもならない記事を書いていて安堵するというのも、おかしな話ではありますが…
何事も『縁』である人生、こういう趣味で心が安らぐ性分になったのもまた、巡り合わせなのでしょう。
さて、今回の記事では、漫画『ドラゴンボール』についての語りをしてみます。
内容は、主人公の孫悟空について。
大らかな性分が印象的な悟空ですが、原作初期を見ると、変身能力を持つ子ブタのウーロンに対しては案外手厳しい物言いをしています。
最初は敵であったゆえかもしれませんが、それを言えば後に登場するヤムチャや天津飯、ピッコロやベジータといったライバル達も、条件は同じ。
そうした面々への態度にはない辛辣さが、ウーロンに対する初期の悟空には幾度か見られました。
拳を交えたか、そうでないかが大きかったのだろうか。
ともあれ、度々「甘い」と言われる悟空にしては、容赦が無い。
そんな台詞の数々を、下記にて語ってみましょう。
・「アリとかに化けて にげようとしたら ふみつぶすからな!」
変身能力で人々を脅していたウーロンを、縄で縛り上げている中での一言。
ウーロンはやる気満々だったらしく、胸中で「くそ〜 みぬかれたか…」と悔しそうにしていました。
後々、異星人戦士ラディッツの「オレは心をいれかえた」という、見え見えの嘘に騙される人物だとは思えない用心深さです。
・「いばっていうな!」
ウーロンが贅沢な自宅について、「そこらじゅうからカネをまきあげてつくった家なのだ」と発言したところに、悟空はこのような突っ込みをかまします。
劇中最も非常識だった時代の悟空から、至極常識的な説教を喰らうというのも、なかなかである。
・「おまえ なにかんがえとるんだ…」
魚に化けて水中へと逃げ出したものの、仲間であるブルマの脱ぎたての下着をエサとした釣りで、見事に引っ掛かったウーロンへの一言。
呆れているようにも見えますが、それよりもウーロンの胸中に本気で理解が及ばず困惑している感じでした。
まあ、下着に喰いつく魚なんか見たら、こんなリアクションにもなるだろう。
・「こんど にげたら カツにして くっちゃうからな!」
ブルマの下着で物理的に釣られて戻って来たウーロンへ向けて。
何処に持っていたのかはともかく、ナイフとフォークを構えながらのこの発言には、悟空の本気ぶりを感じます。
ただしウーロンは、炎の燃え盛るフライパン山へ向かう道中や、不良グループのウサギ団に遭遇した際に計2回逃げ出しているものの、結局カツにされるのは免れました。
本当にカツにされてたら、それはそれで面白そうだったのになあ。
最終盤でチョコにはされたけれど
・「おまえ 人のこと いえんだろ」
砂漠を行く最中、騒々しく不平不満をまき散らすブルマを「あいつ性格よくないな〜 わがままだぞ」と評したウーロンへ、悟空はこの一言。
短くバッサリ切り捨てる様は、快刀乱麻と称えるに相応しいです。
ちなみにブルマは、お腹空いただのお風呂入りたいだのベッドじゃなきゃ眠れないだのとわめいていたかと思えば、その次のコマで早くも熟睡していました。
単なるわがまま放題の女かと思えば、地味に適応力が高いのが、何だかんだで長生きできていた秘訣なのかもしれません。
魔人ブウ(悪)には殺されるけどな
・「ブタ肉 すきか?」
「腹が減った」というウーロンに、「なんか食うものみつけてきてやるよ」と応じた悟空の問いかけです。
ウーロン「スキなわけないだろっ!!!」
予想の域を出ない返答でしたが、悟空は真顔なのでおそらく本気で訊いているものと想像されます。
ともかく、平然と共食いをさせようとするのが非道。
・「おまえ むかしも いまもかわっとらんじゃないか…」
幼稚園時代のウーロンが、女性教師の下着を盗んで追い出されたというエピソードを耳にした、悟空の一言。
三つ子の魂百までとは、よく言ったものです。
ちなみにそういう来歴ゆえと思われますが、ウーロンの変身能力は中途半端であり、5分間しか変身していられず、それが解けると1分の休憩をおかなければならない(5分の間は何度でも変身できる)という制約があります。
幼稚園時代の同級生にして、ウーロンにいじめられていたプーアルには特段そうした制限は語られておらず、プーアルの方が変身の腕は上の模様。
しょうもないことやってないで真面目に通っていれば、ウーロンもマシな変身ができたであろうに…
・「おまえ 性格くらいぞ! ちょっと あぶないと すぐ にげちゃうんだもんな!」
不良グループのウサギ団を撃退した後、逃走したウーロンを糾弾する悟空の一言。
ウーロンからは「くどいな〜… おまえは 性格が ねちこいんだよ!」と反論されているものの、大体の事にあっけらかんとしている悟空を見ると、この台詞は苦しい言い草だったと感じます。
・「おまえ 足みじけえんだなー」
ウーロンのズボンを借りた悟空の、ナチュラルに失礼な台詞。
この頃の両者の身長は大差ないため、ウーロンからも「うるせえっ にたようなもんじゃねえかっ!!」と返されました。
あんなにチビだった悟空が、7年もしたら思い切り身長が高くなるなんて、誰も思わなかったよな…
こんな悟空とウーロンではありますが、ドラゴンボール探しの旅が終わる頃には大分仲良しになっており、ボール探しに励んだチームが解散する際には「悟空 元気でなーっ」「ウーロンもなーっ!!」と挨拶を交わしていたり、格闘技大会の天下一武道会で再会した時にはお互いにはしゃいだり、ふとした経緯から死人になった悟空が特別に1日だけ現世に戻って来た際にはウーロンが涙ながらに喜んだりと、文句の付け所がない仲間となっていました。
物語が進むと本編中での絡みは減って行ってしまうものの、単行本11巻では2人だけで表紙を飾っているのも、悟空&ウーロンコンビ好きには、地味に嬉しいところです。
それでは、今回はこれにて。
また次の更新で、お目にかかります。
ネタが思い付かないからと趣味ブログを放置していながら、久し振りに記事を書いてみると何だか安心した、『暇人の独り言』管理人です。
収入にも何にもならない記事を書いていて安堵するというのも、おかしな話ではありますが…
何事も『縁』である人生、こういう趣味で心が安らぐ性分になったのもまた、巡り合わせなのでしょう。
さて、今回の記事では、漫画『ドラゴンボール』についての語りをしてみます。
内容は、主人公の孫悟空について。
大らかな性分が印象的な悟空ですが、原作初期を見ると、変身能力を持つ子ブタのウーロンに対しては案外手厳しい物言いをしています。
最初は敵であったゆえかもしれませんが、それを言えば後に登場するヤムチャや天津飯、ピッコロやベジータといったライバル達も、条件は同じ。
そうした面々への態度にはない辛辣さが、ウーロンに対する初期の悟空には幾度か見られました。
拳を交えたか、そうでないかが大きかったのだろうか。
ともあれ、度々「甘い」と言われる悟空にしては、容赦が無い。
そんな台詞の数々を、下記にて語ってみましょう。
・「アリとかに化けて にげようとしたら ふみつぶすからな!」
変身能力で人々を脅していたウーロンを、縄で縛り上げている中での一言。
ウーロンはやる気満々だったらしく、胸中で「くそ〜 みぬかれたか…」と悔しそうにしていました。
後々、異星人戦士ラディッツの「オレは心をいれかえた」という、見え見えの嘘に騙される人物だとは思えない用心深さです。
・「いばっていうな!」
ウーロンが贅沢な自宅について、「そこらじゅうからカネをまきあげてつくった家なのだ」と発言したところに、悟空はこのような突っ込みをかまします。
劇中最も非常識だった時代の悟空から、至極常識的な説教を喰らうというのも、なかなかである。
・「おまえ なにかんがえとるんだ…」
魚に化けて水中へと逃げ出したものの、仲間であるブルマの脱ぎたての下着をエサとした釣りで、見事に引っ掛かったウーロンへの一言。
呆れているようにも見えますが、それよりもウーロンの胸中に本気で理解が及ばず困惑している感じでした。
まあ、下着に喰いつく魚なんか見たら、こんなリアクションにもなるだろう。
・「こんど にげたら カツにして くっちゃうからな!」
ブルマの下着で物理的に釣られて戻って来たウーロンへ向けて。
何処に持っていたのかはともかく、ナイフとフォークを構えながらのこの発言には、悟空の本気ぶりを感じます。
ただしウーロンは、炎の燃え盛るフライパン山へ向かう道中や、不良グループのウサギ団に遭遇した際に計2回逃げ出しているものの、結局カツにされるのは免れました。
本当にカツにされてたら、それはそれで面白そうだったのになあ。
・「おまえ 人のこと いえんだろ」
砂漠を行く最中、騒々しく不平不満をまき散らすブルマを「あいつ性格よくないな〜 わがままだぞ」と評したウーロンへ、悟空はこの一言。
短くバッサリ切り捨てる様は、快刀乱麻と称えるに相応しいです。
ちなみにブルマは、お腹空いただのお風呂入りたいだのベッドじゃなきゃ眠れないだのとわめいていたかと思えば、その次のコマで早くも熟睡していました。
単なるわがまま放題の女かと思えば、地味に適応力が高いのが、何だかんだで長生きできていた秘訣なのかもしれません。
・「ブタ肉 すきか?」
「腹が減った」というウーロンに、「なんか食うものみつけてきてやるよ」と応じた悟空の問いかけです。
ウーロン「スキなわけないだろっ!!!」
予想の域を出ない返答でしたが、悟空は真顔なのでおそらく本気で訊いているものと想像されます。
ともかく、平然と共食いをさせようとするのが非道。
・「おまえ むかしも いまもかわっとらんじゃないか…」
幼稚園時代のウーロンが、女性教師の下着を盗んで追い出されたというエピソードを耳にした、悟空の一言。
三つ子の魂百までとは、よく言ったものです。
ちなみにそういう来歴ゆえと思われますが、ウーロンの変身能力は中途半端であり、5分間しか変身していられず、それが解けると1分の休憩をおかなければならない(5分の間は何度でも変身できる)という制約があります。
幼稚園時代の同級生にして、ウーロンにいじめられていたプーアルには特段そうした制限は語られておらず、プーアルの方が変身の腕は上の模様。
しょうもないことやってないで真面目に通っていれば、ウーロンもマシな変身ができたであろうに…
・「おまえ 性格くらいぞ! ちょっと あぶないと すぐ にげちゃうんだもんな!」
不良グループのウサギ団を撃退した後、逃走したウーロンを糾弾する悟空の一言。
ウーロンからは「くどいな〜… おまえは 性格が ねちこいんだよ!」と反論されているものの、大体の事にあっけらかんとしている悟空を見ると、この台詞は苦しい言い草だったと感じます。
・「おまえ 足みじけえんだなー」
ウーロンのズボンを借りた悟空の、ナチュラルに失礼な台詞。
この頃の両者の身長は大差ないため、ウーロンからも「うるせえっ にたようなもんじゃねえかっ!!」と返されました。
あんなにチビだった悟空が、7年もしたら思い切り身長が高くなるなんて、誰も思わなかったよな…
終わり
こんな悟空とウーロンではありますが、ドラゴンボール探しの旅が終わる頃には大分仲良しになっており、ボール探しに励んだチームが解散する際には「悟空 元気でなーっ」「ウーロンもなーっ!!」と挨拶を交わしていたり、格闘技大会の天下一武道会で再会した時にはお互いにはしゃいだり、ふとした経緯から死人になった悟空が特別に1日だけ現世に戻って来た際にはウーロンが涙ながらに喜んだりと、文句の付け所がない仲間となっていました。
物語が進むと本編中での絡みは減って行ってしまうものの、単行本11巻では2人だけで表紙を飾っているのも、悟空&ウーロンコンビ好きには、地味に嬉しいところです。
それでは、今回はこれにて。
また次の更新で、お目にかかります。
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