2017年12月04日
フリッツフォンエリック!阪神D1・馬場、握力90キロ超“鉄の爪”だった
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サンケイスポーツ引用
ジャイアントな新事実や!! 阪神のドラフト1位・馬場皐輔投手(22)=仙台大=ら新人7選手が3日、西宮市内で球団施設の見学と体力測定を行った。馬場は握力90キロ超の怪力であることが判明。プロレスラーも逃げ出すような“鉄の爪”をたずさえ、球界に深く深く、爪痕を残す。
その手で、すべてをつかむ。能ある鷹にも、隠しきれないモノがある。D1位・馬場が、実は握力90キロ超の「鉄の爪」の持ち主であることが分かった。ジャイアントとしか例えようのない大きな武器で、プロの強打者も握りつぶしてしまう。
「これからここでやるんだという気持ちが強くなったというか、ワクワクが出てきた感じです」
午前中に行った体力測定の30メートル走では、俊足が売りの野手勢2人に肉薄する4秒10をマーク。驚異の身体能力の一端を見せつけたが、この男、こんなものではない。みちのく宮城の大自然に囲まれて育った大器だ。馬場が秘める馬力について、仙台大・森本吉謙監督が声をひそめて明かした。
「握力が90キロくらいあるんです。数字を聞いて『リンゴをつぶせるのか?』と聞いたら、『リンゴくらい大丈夫です』と言っていました」
リンゴくらい? 握力90キロ!? 成人男性の平均(40−44キロ)の倍はおろか、球界の枠も飛び出してしまう。もう他の何かに例えるしかない−。何かの因果か。同姓の伝説のプロレスラー、あのジャイアント馬場が恐怖に震えたライバル、フリッツ・フォン・エリックの必殺技が「鉄の爪」だった。それだ。馬場がわしづかみにするのは相手の顔面ではなく白球。つかみたいのはチャンピオンベルトではなくエースの座、優勝、日本一だが、プロという名の“やるかやられるか”のリングに飛び込む上で、何よりの武器であることは間違いない。同監督も、期待を隠さない。
「フォークや変化球を投げるにもそうですし、投手にとっての握力は、やはり非常に重要なものだと思います」
ただでさえ馬場は、最速155キロの真っすぐにカットボール、縦のスライダー、横のスライダー、カーブ、チェンジアップ、さらにスプリットも投じ、七色どころではないボールを操る。試合終盤までキレ、質ともに高いまま、それらを駆使できたのは「鉄の爪」があったからだ。
この日は体の仕上がりでも球団側を驚かせた。体脂肪などの体組成、筋肉量が丸裸になる「インボディ」のデータを見た権田トレーナーも「大変バランスが取れていて、馬力のある選手。(11月17日に)秋季キャンプの見学に来たときの印象ほど、太っている感じはない。筋肉量の数値が高かった」と舌を巻いた。
仙台大の方針で、試合があるシーズン中もウエートトレーニングに励んできた。ドラフト後も現役メンバーと同じメニューを継続。馬場のがっちりとした体には、指先までギッシリと、ホンモノの力が宿っている。
「気持ちもしっかり強く持って。1軍で、甲子園のマウンドで投げられるようにがんばりたいという気持ちが一層高まりました」
エースになると、金本監督に誓う。鉄人もビックリの、固い固い握手で。
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