小さなネガティブな感情の積み重ねがあって、結果的にそれが心には大きな負担になっていることもあります。
嫌な気持ちになりやすいところがあるのであれば、心の中で小さな雑念が積もっていくことから、手がつけられなくなってしまった、というケースが多いです。
大きな負担でも、そこで1つ1つの雑念に分けてみることが出来れば、それほど大きな問題にはならないこともあると思います。
例えば、あなたの心の中で苦手な人がいることによって、その人のことを考え続けてしまうことで、気持ちが重くなる。
そんなときにも、相手の全てが嫌だというわけではなく、ある部分的なところが合わないだけなのかもしれません。
その人には、ちょっとしたことでも怒りやすいところがあって、怒られるところをイメージするだけで、イライラしてしまう。
まだ、何か言われたわけではなくでも、そこにイメージを付け足してしまっているところもあるのではないか、と思います。
小さな嫌なところにフォーカスが向くことによって、そのイメージが膨らんでいって、その全てが嫌に見えてしまう。
実際には、困っているときには、人一倍、頑張ってくれるところがあるかもしれません。気難しさがあるからこそ、頼りがいがあるところもあるかもしれませんね。
苦手だと感じる要素を分解していくことによって、相手のどこが苦手なのか、と分解出来ることによって
相手の良いところは認めたうえで、苦手なところとどのように向き合っていくのか、と捉え直してみるのも、1つの手です。
相手の嫌な側面が見えてしまったときにも、そこで何を切り離してみる必要があるのか、が見えてこれば、気持ちを落ち着かせる方法も見えてくることもあります。
あなたにとって本当に気分を乱してしまっている本当の要因はどこにあるのでしょうか!?
そこで感情を必要以上に乱してしまっている要因となっている”詰まり”はどこにあるのか、を適切に見極めることからスタートします。
問題が小さなうちに刈り取る、という意味では、大きな問題を分割して見つめ直してみる必要があります。
抽象的な問題があるときには、脳内で勝手に現実を解釈していることもあったりします。
あなたのイライラの正体も、そうした問題の絞り込みが出来ていないことから来ている可能性もあるでしょう。
あなたの心の中も適切に問題を掴もうとすることから、気持ちの浄化もスムーズに進んでいくところもあるはずです。
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