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2016年10月26日

ヘモグロビンの数値だけで判断する医師は危ない

前述したように、鉄欠乏性貧血と診断される
きっかけとなるヘモグロビンの値。

鉄欠乏性貧血の治療中も、
ヘモグロビンの値がどれくらい上がったかを、
治療の判断基準にする医師が、
世の中にはとてもたくさんいます。


私が鉄欠乏性貧血で緊急入院した病院の
主治医だった、産婦人科部長のM医師もそうでした。

入院初日の平成25年(2013年)2月16日、
入院前に血液検査を受けたのですが、
その時のヘモグロビンの数値は7.5でした。

その数値を見て、医師は「鉄欠乏性貧血です。
数値が低いので、このまま入院して下さい」
と言いました。


さっそくその日から1週間、貧血の治療のため、
毎日鉄剤100㎖の点滴を受けました。
1週間入院したのですが、
主治医は18日、21日、23日と、
わずか2〜3日おきに合計3回も、
血液検査を行いました。


そうして23日、ヘモグロビンの値が
9.2になったのを見て、医師は
「9が退院の目安でしたが、それを越えたので、
もう退院しても大丈夫ですよ」
と笑顔で言い、私はその日のうちに退院しました。


入院中、医師たちからは何度も、
「あなたはヘモグロビンの数値が上がりやすい
体質みたいで、回復が早いですね」
と言われていました。


医師から「治りが早い」と言われて、
喜ばない患者はいないでしょう。
私も、
「そうなんだ。私は治りが早いんだ。ラッキー」。
そう思って喜んでいました。


でも事実は、まったく違っていました。
治りが早いどころか、実は今も私は
貧血の治療中です。


なぜ医師は、ヘモグロビンの9という値を見て、
「退院しても良い」と判断したのか。
なぜ、「治りが早い」と思ってしまったのか。

それは、その医師もやはり、ヘモグロビンの正常値は
「11以上」だと思い込んでいたからです。
11から見れば、9は確かに正常値まであと一歩に
見えますよね。
治りが早いと勘違いしても、おかしくはありません。


この医師はもう1つ、鉄欠乏性貧血の治療を
行う上で、とても大きなミスを犯しました。
それは、ヘモグロビンの数値だけを、
治療の基準にしてしまったことです。


実は、ヘモグロビン以上に、
鉄欠乏性貧血の回復具合を判断する上で、
重要な項目があるのです。


それはフェリチンです。


フェリチン? 何それ?

そう思ったあなた。
もしかしたら、病院を今すぐ
変えたほうがいいかもしれません。


フェリチンについては、この次の記事で説明したいと思います。


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のり
神奈川県在住の主婦です。9年前、子宮筋腫が原因で、重い鉄欠乏性貧血を発症しました。発症までの過程や症状、今まで受けてきた治療法などを、綴っていきたいと考えています。 どなたかのお役に立てたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
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