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posted by fanblog

2017年03月01日

音や映像に関する症状の変化について

今回は以前、「鉄欠乏性貧血による症状(まとめ)」
の中で挙げました、
「音や映像などの外部刺激に対して過敏」
という症状について、
サプリメントを飲み始めた後に表れた変化を
お伝えしようと思います。
https://fanblogs.jp/hinketu/archive/41/0?1488363906


平成26年(2014年)の秋頃から、自宅にいるときに、
居間のテレビの音がやけに耳に響いて、
うるさく感じるようになりました。

そこで夫に、「テレビの音がうるさいから、
音量をもう少し下げてちょうだい」
と頼むのですが、なぜか毎回、
「いつもと変わらない音量だけど」
と首を傾げられました。

また、外にいるときも、
店で流れているBGMの音楽が、
大音量に聞こえてしまい、
気になって買い物どころではなくなり、
苦痛で耳を塞ぐこともありました。

当時、通っていたクリニックで、
主治医にこれらのことを伝えたのですが、
「体調が悪いせいだと思いますよ」
という回答が返ってきただけでした。

自分では、体調が悪いせいではなく、
原因が別にあるのでは、と思いましたが、
医師からそう言われると、
それ以上は何も言えませんでした。


その後、翌年の4月から栄養療法を開始し、
2回目の血液検査の結果を待っていた、
平成27年(2015年)7月11日のことでした。

この日は用事があり、都内に地下鉄で出かけました。
目的の駅に着きましたら、駅の構内で工事をしていました。
地下ですので、工事の音が構内全体に反響し、
カーンカーンカーンカーンと鳴り響いていました。

その音を聞きながら、出口に向かって歩いている時、
ふと「あっ」と思い、思わず立ち止まりました。

テレビの音でさえ、うるさく感じていたというのに、
耳をつんざくような工事の音を耳にしても、
まったく平気になっていたのです。

この「音に対して過敏で、騒音に耐えられない」
という症状は、前にビタミンB群の欠乏症状の中で、
お伝えしましたように、
ビタミンB1とB6の欠乏が原因でした。

これらのビタミンBを3ヶ月間にわたり、
150mgずつ飲み続けているうちに、
いつのまにか症状が消えてしまいました。

それからもう1つ。
これまで、こちらについては
お伝えしたことがありませんでしたが、
音に対して感覚が敏感になった辺りから、
テレビで流れる刺激的な映像に対しても、
恐怖心を感じるようになりました。

たとえば、洋画などにおいて、
敵味方に分かれて銃を撃ち合ったり、
ドーンと爆弾が落ちたりするような、
激しい戦闘場面が流れることがありますよね。

または、ドラマや映画の中で、
ガシャーンと何かが大きな物音を立てて壊れたり、
人や物が激しく動き回ったりする場面など。

そういう、非日常的で刺激的な映像が、
ふいにテレビから流れてくるたびに、
驚いて瞬間的にキャッと叫んでしまったり、
思わず頭を両手で抱えながら、
「怖い。お願いだからチャンネルを変えて」
と、夫に頼んだりと、小さな子どものように、
過剰に反応してしまっていました。

今思い返すと、テレビの中の出来事なのに、
まるで自分のすぐそばで実際に
起こっているかのように、
刺激を強く感じてしまい、
それで恐怖心を感じていたように思います。

テレビをつけていると、
ふいに強い刺激を感じる映像が流れるので、
心が安まりませんでした。

まるで果てしない距離にわたって、
ガラスの破片が散らばっている砂の上を、
おそるおそる裸足で歩き続けているような、
そんな感覚で、不安感に包まれていました。

ところがこちらの症状も、栄養療法開始から
3ヶ月が経つ頃には消えてしまい、
テレビを見ている時に、
「怖い」という言葉を口にしたり、
不安を感じることがなくなりました。

実は、「映像刺激に対して過敏に反応してしまう」
という症状については、これまでずっと、
原因が分からずじまいでした。

しかし、少し前にこのブログで、
「ビタミンB群の欠乏による症状」を取り上げるため、
改めて欠乏症状をじっくりと見直したときに、
ようやく原因が分かりました。

ビタミンB6、B12、葉酸、ビオチンの欠乏症状に、
「神経過敏」という症状と、
ビオチンの欠乏症状の中に、
「感覚が過敏」という症状があります。

これらの症状が組み合わさり、
映像や音の刺激が、通常よりも何倍も強く、
脳を刺激していたのではないかと考えています。

それにしても、振り返ってみて、
今でも残念に思っているのは、
当時の主治医に症状を伝えた際に、
「体調が悪いからだと思いますよ」のひと言で、
片付けられてしまったことです。

もし、患者が訴える症状に対して、
「なぜそんな症状が出ているのだろう」
「原因は何だろう?」
と真摯に考え、追究してくれる医師だったならば、
原因にもっと早くたどり着くことができて、
こんなにたくさんの症状を抱えずに
済んだかもしれない。
今頃、とっくに元気になっていたかもしれない。
ふと、そう思ってしまうことがあるのです。

幸い、現在の主治医は、
今もなお残っているいくつかの症状に対して、
「なぜ、その症状が出ているのだろう」
「体の中がどのような状態になっているのだろう」
と真剣に考え、薬やサプリメントを処方して下さるなど、
真摯に患者である私と向き合ってくださっています。

この医師に出会ってから、現在、4ヶ月あまりですが、
回復のスピードがぐんと上がりました。

まさに、私が考える理想の医師そのもので、
欲を言うならば、もう少し早く
この先生に出会いたかったです。

皆さんの主治医の先生は、どのようなタイプの先生ですか?

もし、症状を訴えているのに、きちんと聞いてもらえない。
「気のせいでしょう」とか「気にしすぎです」などと、
取り合ってもらえないことが多いならば、
症状が悪化する前に、病院を変えるという選択肢も、
考えてみてほしいと思います。

医師は、世の中にたくさんいます。
きっと、あなたが理想だと思う医師もいるはずです。

私のような後悔だけはしないでください。
時間は取り戻せないですので。



これまでの記事を最初からご覧になりたい方は、
こちらから→https://fanblogs.jp/hinketu/archive/3/0

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のり
神奈川県在住の主婦です。9年前、子宮筋腫が原因で、重い鉄欠乏性貧血を発症しました。発症までの過程や症状、今まで受けてきた治療法などを、綴っていきたいと考えています。 どなたかのお役に立てたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
プロフィール
お問い合わせはこちらから https://form.os7.biz/f/192cd280/ こちらからもどうぞ QR.jpg
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