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2017年02月23日

2回目の血液検査の結果

栄養療法開始から、3ヶ月が経った平成27年(2015年)7月3日、
2回目の血液検査を受けました。

検査前に、医師には前回からの1ヶ月間の変化として、
下記のことなどを伝えました。

・人と話すときに、テンションが落ちにくくなってきた。
・ユニバーサルスタジオに遊びに行って以来、
日常生活で楽しいと感じることが増えてきた。
・感情の幅が広がってきて、喜怒哀楽の感情が
はっきりしてきた。
・頭皮の白髪が減って、髪に艶が出てきた。
・就寝時の手足のむずむずが、先月よりも軽減した。
など。


検査結果が出るまでの約1ヶ月間は、
それまでと同じサプリメントを飲んでいました。

結果が出たのは、7月31日のことで、
主な数値は下記の通りでした。

         前回     2回目
ヘモグロビン  13.4   13.2 
白血球数    5800   5500
赤血球数     435    438
フェリチン   65.8   73.8
網状赤血球数    16     15
(※赤血球の赤ちゃんの数)
総蛋白      7.5    7.7
アルブミン    4.6    4.8  
尿素窒素    11.1   14.1
尿酸       3.5    4.1
GOT       16     25
GPT       15     31
血清亜鉛      83    116
アルカリフォスファターゼ
         103    111
ビタミンD     23    52.8


結果を見て驚いたのは、
サプリメントを飲み始める前に、
「鉄よりも欠乏がひどい」と、
セカンドオピニオンを受けた医師から
指摘された血清亜鉛の値が、
わずか3ヶ月間で83から116へと大きく上昇し、
正常値に達していたことでした。

もう1つの亜鉛の指標である
アルカリフォスファターゼも、
数値が8上がりました。

こちらは血清亜鉛ほどの上昇は見られず、
まだ不足状態のままでした。


鉄に関する数値はといいますと、
フェリチンは8上がりましたが、
ヘモグロビンと白血球数は
下がってしまいました。

これらの数値を見たとき、私は、
なぜ優先順位の高いヘモグロビンの数値が下がり、
貯蔵鉄であるフェリチンの値が先に上がったのか、
不思議に思いました。

その疑問を解く鍵は、意外なことに、
タンパク質にありました。

今回、タンパク質が関わっている項目、
総蛋白、アルブミン、尿素窒素、尿酸の
すべての数値が上がっていました。

これは、1回目の血液検査の結果を見た医師から、
「タンパク質の摂取量を2倍に増やして下さい」
と指示をされたため、
この3ヶ月間、食事から摂るタンパク質の量を
増やしたからです。

これらの数値を見た医師は、
「タンパク質をいっぱい摂って頂いていたんですね」
と、笑顔でとても喜んで下さいました。

ただし、まだタンパク質が不足しているということで、
今回からプロテインの処方も加わりました。

先ほどお伝えした、ヘモグロビンの数値の減少と、
タンパク質の数値の上昇との関係、
それから今回、プロテインの処方が加わった理由については、
院内で食事指導をしている栄養士の先生が、
診察後に教えて下さいました。

その栄養士さんによれば、
栄養療法を開始すると、患者さんたちは皆、
初めはヘモグロビンの数値が一旦下がるそうです。

その理由は、アルブミンにありました。
アルブミンは、血管内に水分を保持したり、
血管中の血液の量や体内の水分量を保持したりする
働きをしているそうです。
http://www.ketsukyo.or.jp/plasma/albmen/alb_01.html

栄養療法開始前、私のアルブミンの数値は4.6と、
栄養士さん曰く、とても低い数値でした。
アルブミンは、体内にとって非常に大切なもので、
数値が3.8を切ってはいけないそうです。

アルブミンの数値が低いと、
当然、血液中の水分量が標準よりも少なくなり、
血液が濃縮されて、ヘモグロビンの値も高めになります。

しかし、今回、アルブミンの数値が0.2上昇し、
他のタンパク質が関わる項目も、数値が上がったことで、
体内の水分量が増加し、ヘモグロビンの数値が下がった、
との説明でした。

続いて、プロテインについてですが、
この段階で医師が処方したのには、理由がありました。

このクリニックでは、タンパク質に関する
数値が低い患者さんたちに対して、
初めのうちは、食事からきちんと摂取するようにと、
指導しているそうです。

そうして、数値が上昇した患者さんたちに対しては、
食事から摂れるタンパク質には限界があるため、
さらに数値を上げるために、
プロテインを処方しているそうです。

実は、プロテインを処方されたことに対して、
これだけ頑張って食事に気をつけても、
まだまだなのだなぁと落ち込んでいたのですが、
栄養士さんの説明を聞いて納得し、
うれしい気持ちになりました。


さて、血液検査の結果に話を戻しますが、
他に数値が変化した項目では、
肝臓に関するGOTとGPTがありました。

以前、肝臓に関する記事の中で、
GOTよりもGPTの数値が高いと、
糖分過多であることや、
数値が20以下であると、
ビタミンB群が不足しているという
ことをお伝えしました。

前回は、まさに16と15で、
ビタミンB群が不足していたわけですが、
サプリメントを飲み始めたことで、
数値が上昇しました。

今回、GPTの方が、
数値が6も高かったことについて、
医師に、糖分過多なのかと質問しましたところ、
私の場合は中性脂肪が43と、正常よりも低いため、
その心配はないだろうと言われました。

実際にこの後、ビタミンB群を
摂取し続けるうちに、これらの項目は、
理想的と言われる23と21という数値になり、
肝臓は正常の状態に回復しました。

最後に、以前もお伝えしましたが、
非常に不足していたビタミンDも、
10000IUのサプリメントの摂取により、
わずか3ヶ月間で23から52に上昇し、
正常値になりました。

ただ、50以上80以下が正常値ということで、
この後も、半量の5000IUを
飲み続けることになりました。

このビタミンD3ですが、
免疫力を活性化する、
カルシウムの吸収量を増やす、
などの働きがあります。

サプリメントに頼らない場合、
一番効果的に数値を上げる方法は、
日光に当たることです。

こちらのサイトに詳しく書かれていますが、
https://www.life-rhythm.net/why-tanning/
日焼け止めクリームを塗らずに、
日光に当たるようにすることで、
1日に必要なビタミンD3が作られるそうです。

食べものから摂取する際は、
魚全般(特に鮭)や卵黄などに
多く含まれています。

風邪を引きやすい人は、
意識して日光に当たるようにすると、
いいと思います。

これで、2回目の血液検査に関する内容は、
終わりにします。

次回は、2回目の血液検査の結果に対して、
処方されたサプリメントの種類と量について、
お伝えしようと思います。


これまでの記事を最初からご覧になりたい方は、
こちらから→https://fanblogs.jp/hinketu/archive/3/0

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神奈川県在住の主婦です。9年前、子宮筋腫が原因で、重い鉄欠乏性貧血を発症しました。発症までの過程や症状、今まで受けてきた治療法などを、綴っていきたいと考えています。 どなたかのお役に立てたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
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