2016年10月24日
腹腔鏡手術
前回まで2回にわたって、
私自身の粘膜下筋腫の体験談を綴りました。
最後に「粘膜下筋腫の方で、手術を勧められた方は、
即手術を受けて下さい」と書きました。
そこで、今回は手術について書きたいと思います。
子宮筋腫の摘出手術には3種類あります。
開腹手術と腹腔鏡手術と子宮鏡下手術です。
私は、腹腔鏡手術を受けました。
これは、おへそとお腹3箇所に小さな穴を開け、
カメラを入れて手術を行うものです。
開腹手術よりも、高度な技術力を必要とするため、
日本内視鏡外科学会が技術認定を行っています。
https://www.jses.or.jp/modules/gijutsunintei/index.php?content_id=33
私が緊急入院した病院の産婦人科の医師も、
認定医でした。この中に名前があります。
もし、どこの病院で手術を受けたら良いか分からないと
悩んでいる方がいらしたら、ぜひこの表に
載っている先生を選んで、
受診されることをお勧めします。
手術について、お伝えしておきたいことがあります。
腹腔鏡手術は、開腹手術に比べて
傷の大きさが非常に小さいため、
入院期間が短く、術後の治りが早いと
よく言われています。
一般的には手術日から3日目、私の場合は
術後の回復が遅かったため、4日目に退院しました。
しかし、表面上の傷が小さいだけで、
子宮を切ったということには
変わりがありません。
開腹手術の場合と同様、術後は
無理は禁物です。
手術後に無理をして動いたために、
子宮の傷が開いてしまい、
再手術を受けたという体験談を、
当時、ブログで読んだことがありました。
ですので私は、術後1ヶ月間は重い物は持たずに、
なるべく安静にしていました。
(買い物は、ネットスーパーを利用していました)
また、粘膜下筋腫で大きくなった子宮が、
元の小さな状態に戻るまでには、
術後2ヶ月は掛かります。
そのため2〜3ヶ月間は、術前と同じく
生理時の出血量が多い状態が続きます。
その後、子宮の大きさが普通の状態にまで戻ると、
ようやく経血の量が減り始めます。
私の場合、半年くらい経った頃から、
はっきりと量が少なくなりました。
※回復具合や術後の状態には個人差がありますので、
あくまで参考程度に留めて下さいね。
手術を受けて良かったことはたくさんあります。
1.生理前の不調が軽くなった。(頭痛や腹痛など)
2.生理になるときの激しい腹痛がなくなった。
3.生理中、お腹の痛みや腰の痛みがほとんどなくなった。
4.経血の量が確実に減った。
5.生理の日数が少なくなり、多い日が2日ほどつづいた後は、
ほとんど終わったような状態になるので楽に過ごせる。
6.貧血が悪化する心配がなくなった。
などです。
今もですが、当時、私は出産経験が
ありませんでしたので、子宮筋腫があると
初めて病院で言われ、
「手術」の二文字が頭に浮かんだとき、
子宮にメスを入れることに
強い抵抗感を感じました。
しかし今、もしタイムスリップして、
当時の自分に会えるのなら、
無理矢理にでも即、手術を受けさせます。
人間とは慣れる生きものなので、
出血が異常に多すぎる状態にさえ
次第に慣れてしまい、いかに自分が、
命の危険にさらされた状態に置かれているかを、
自覚することができませんでした。
貧血は全身や心、そして脳にも、
大きなダメージを与える病気です。
1日も早く、貧血から抜け出さないと、
失う物が多すぎます。
私がこのブログを立ち上げたのも、
そのことについて、1人でも多くの人に
知ってもらいたいと思ったからです。
さて次からは、いよいよ鉄欠乏性貧血について
綴っていきます。
ブログ記事の無断転載を禁じます。
このブログを気に入って頂けました場合、
Facebookなどでシェアして頂けましたら、
うれしいです。お願いします。
これまでの記事を最初からご覧になりたい方は
こちらから→https://fanblogs.jp/hinketu/archive/3/0
私自身の粘膜下筋腫の体験談を綴りました。
最後に「粘膜下筋腫の方で、手術を勧められた方は、
即手術を受けて下さい」と書きました。
そこで、今回は手術について書きたいと思います。
子宮筋腫の摘出手術には3種類あります。
開腹手術と腹腔鏡手術と子宮鏡下手術です。
私は、腹腔鏡手術を受けました。
これは、おへそとお腹3箇所に小さな穴を開け、
カメラを入れて手術を行うものです。
開腹手術よりも、高度な技術力を必要とするため、
日本内視鏡外科学会が技術認定を行っています。
https://www.jses.or.jp/modules/gijutsunintei/index.php?content_id=33
私が緊急入院した病院の産婦人科の医師も、
認定医でした。この中に名前があります。
もし、どこの病院で手術を受けたら良いか分からないと
悩んでいる方がいらしたら、ぜひこの表に
載っている先生を選んで、
受診されることをお勧めします。
手術について、お伝えしておきたいことがあります。
腹腔鏡手術は、開腹手術に比べて
傷の大きさが非常に小さいため、
入院期間が短く、術後の治りが早いと
よく言われています。
一般的には手術日から3日目、私の場合は
術後の回復が遅かったため、4日目に退院しました。
しかし、表面上の傷が小さいだけで、
子宮を切ったということには
変わりがありません。
開腹手術の場合と同様、術後は
無理は禁物です。
手術後に無理をして動いたために、
子宮の傷が開いてしまい、
再手術を受けたという体験談を、
当時、ブログで読んだことがありました。
ですので私は、術後1ヶ月間は重い物は持たずに、
なるべく安静にしていました。
(買い物は、ネットスーパーを利用していました)
また、粘膜下筋腫で大きくなった子宮が、
元の小さな状態に戻るまでには、
術後2ヶ月は掛かります。
そのため2〜3ヶ月間は、術前と同じく
生理時の出血量が多い状態が続きます。
その後、子宮の大きさが普通の状態にまで戻ると、
ようやく経血の量が減り始めます。
私の場合、半年くらい経った頃から、
はっきりと量が少なくなりました。
※回復具合や術後の状態には個人差がありますので、
あくまで参考程度に留めて下さいね。
手術を受けて良かったことはたくさんあります。
1.生理前の不調が軽くなった。(頭痛や腹痛など)
2.生理になるときの激しい腹痛がなくなった。
3.生理中、お腹の痛みや腰の痛みがほとんどなくなった。
4.経血の量が確実に減った。
5.生理の日数が少なくなり、多い日が2日ほどつづいた後は、
ほとんど終わったような状態になるので楽に過ごせる。
6.貧血が悪化する心配がなくなった。
などです。
今もですが、当時、私は出産経験が
ありませんでしたので、子宮筋腫があると
初めて病院で言われ、
「手術」の二文字が頭に浮かんだとき、
子宮にメスを入れることに
強い抵抗感を感じました。
しかし今、もしタイムスリップして、
当時の自分に会えるのなら、
無理矢理にでも即、手術を受けさせます。
人間とは慣れる生きものなので、
出血が異常に多すぎる状態にさえ
次第に慣れてしまい、いかに自分が、
命の危険にさらされた状態に置かれているかを、
自覚することができませんでした。
貧血は全身や心、そして脳にも、
大きなダメージを与える病気です。
1日も早く、貧血から抜け出さないと、
失う物が多すぎます。
私がこのブログを立ち上げたのも、
そのことについて、1人でも多くの人に
知ってもらいたいと思ったからです。
さて次からは、いよいよ鉄欠乏性貧血について
綴っていきます。
ブログ記事の無断転載を禁じます。
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うれしいです。お願いします。
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