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2017年02月09日

ビタミンB群が多く含まれる食材

前回まで、2回にわたりビタミンB群の
不足によって引き起こされる、
欠乏症状について、取り上げました。

今回は、ビタミンB群を食事から摂る際に、
効率よく摂取できるように、
各ビタミンB群が多く含まれる食材を、
皆さんにお伝えしますね。

その前に、大事なことが2点あります。

多く含まれているからと言って、
これから紹介する食材ばかりを、
偏って食べることはしないで下さい。

前にもお伝えしましたように、
同じ食品ばかりを食べ続けていますと、
フードアレルギーになってしまう恐れがあります。

また、同じ食材ばかりを食べていると、
その食品に含まれている、
特定の栄養素ばかりを摂取し続けることになり、
栄耀バランスが崩れてしまうので、
体にとって好ましい状態とは言えません。

それから、もう1つ。
食事療法は鉄欠乏性貧血を治すうえで、
とても大切なものですが、
あくまで治療の一環として行うものです。

食材に含まれる栄養素の量だけでは、
欠乏状態にある栄養素は補いきれませんので、
過信はしないで下さい。


なぜ、このようなことをお伝えするかと言いますと、
私自身、苦い経験があるからです。

まだ、子宮筋腫(粘膜下筋腫)を摘出する前、
大量の不正出血が続いていた時期に、
私は黒きくらげを毎日、食べていました。

いくつかのネットのサイトに、
「黒きくらげには鉄分が多く含まれており、
貧血の人にはお勧めの食材です」
と、書かれていたからです。

黒きくらげに含まれる鉄分は、
「五訂日本食品標準成分表」によりますと、
100gあたり35.2mg。

一見、とても多く見えますが、
1日に食べるのは、せいぜい2個くらいです。
1個の重さを2gとすると、
2個あたりの鉄分の摂取量は約1.4mg。

非常に微々たるものなんです。

このことに気がついたのは、
鉄欠乏性貧血で緊急入院した後のことでした。

ネットの情報を鵜呑みにして、
鉄分を摂取している気になっていた
自分を、大いに反省しました。

現在は、効率よく鉄分を摂取するために、
動物性の食品ですと、赤身の牛肉やレバー、
魚でしたらブリやマグロ、カツオを
意識して食べるようにしています。

植物性の食品ですと、鉄が含まれている
ひじきや湯葉、大豆粉をよく口にしています。
(昨年、ひじきは鉄含有量が、9分の1に
訂正されてしまいましたが、0ではないのと、
好きなので食べています)

しかし、こうした食材から
鉄分を摂取するだけでは、
鉄欠乏性貧血を治すには、
限界があります。

あくまで治療の主流は、私の場合は
栄養療法におけるサプリメントの摂取であり、
食事療法はその効果を高めるためのものと、
捉えています。


さて、前置きが長くなってしまいましたが、
いよいよ本題に入りますね。

8種類のビタミンB群、それぞれについて、
多く含まれる一般的な食材を、
順に挙げていきますね。

ビタミンB1(100gあたりの含有量)

1位  豚ヒレ肉 0.98
2位  生ハム(促成) 0.92
3位  生ハム(長期熟成) 0.90
3位  豚もも肉 0.90
5位  焼豚 0.85
6位  たらこ(焼き) 0.77
7位  きな粉 0.76
8位  うなぎ(かば焼) 0.75
9位  たらこ(生) 0.71
10位 豚ロース肉 0.69


○ビタミンB2(100gあたりの含有量)

1位 豚レバー(肝臓) 3.60
2位 牛レバー(肝臓) 3.00
3位 鶏レバー(肝臓) 1.80
4位 レバーペースト 1.45
5位 鶏はつ(心臓) 1.10
6位 豚肉(心臓/はつ) 0.95
7位 牛はつ(心臓) 0.90
8位 魚肉ソーセージ 0.60
9位 うなぎ(かば焼) 0.74
10位 いかなご 0.81


ビタミンB3(ナイアシン)
    (100gあたりの含有量)

1位  たらこ(生) 49.5
2位  まぐろ(びんなが) 20.7
3位  めんたいこ 19.9
4位  かつお 19.0
5位  まぐろ(きはだ) 17.5
6位  干ししいたけ(乾)16.8
7位  いわし(丸干) 15.6
8位  まぐろの赤身 14.2
9位  豚肉(レバー) 14.0
10位 牛肉(レバー) 13.5


ビタミンB5(パントテン酸)
   (100gあたりの含有量)

1位  鶏レバー(肝臓) 10.10
2位  豚レバー(肝臓) 7.19
3位  牛レバー(肝臓) 6.40
4位  鶏はつ(心臓)   4.41
5位  たまごの卵黄 4.33
6位  ひきわり納豆 4.28
7位  たらこ(焼・生) 3.68
8位  納豆 3.60
9位   鶏ささみ 3.08
10位 うなぎ(きも)  2.95


ビタミンB6(100gあたりの含有量)

1位  まぐろ(びんなが) 0.94
2位  牛肉(レバー) 0.89
3位  まぐろ/赤身 0.85
4位  いわし(丸干) 0.68
4位  鶏ひき肉 0.68
6位  鶏肉(レバー) 0.65
7位  さけ(しろ鮭) 0.64
8位  豚肉(レバー) 0.57
9位  鶏むね肉(皮なし) 0.54
10位 さんま(開き) 0.54


ビタミンB12(100gあたりの含有量)

1位  しじみ 62.4
2位  牛肉(レバー) 52.8
3位  あさり 52.4
4位  はまぐりの佃煮 45.4  
5位  鶏肉(レバー) 44.4
6位  いわし(丸干) 29.3
7位  はまぐり 28.4
8位  かき(生) 28.1
9位  豚肉(レバー) 25.2
10位 さんま(焼き) 19.3


葉酸(100gあたりの含有量)

1位  鶏レバー(肝臓) 1,300
2位  牛レバー(肝臓) 1,000
3位  豚レバー(肝臓) 810
4位  たたみいわし 300
5位  えだまめ 260
6位  モロヘイヤ 250
7位  なの花 190
8位  しゅんぎく(生) 190
9位  たまごの卵黄 140
10位 ブロッコリー・納豆・そら豆 120


ビオチン(100gあたりの含有量)

1位  豚レバー 92.3
2位  大豆  61.2
3位  くるみ 36.9
4位  えんどう豆 18
5位  モロヘイヤ 13.6
6位  菜の花 12.2
7位  大葉 5.1
8位  パセリ 4.1
9位  ミニトマト 3.6
10位 柿 2.0


以上です。

2つ以外のビタミンBにおいて、
レバーがランクに入っていた点に、
気づいて頂けましたでしょうか?

レバーは鉄分が豊富なので、
貧血に良いとよく言われますが、
実はビタミンBも豊富に含んでいるのです。

それから、亜鉛も多く含んでいます。

週に1回でも、いずれかのレバーを
食べる習慣をつけて頂くと、
体に不足している栄養素を、
効率よく摂取することができるので、
おすすめの食材です。

各ランキングを作る際には、
スーパーで気軽に購入できる食材の中から、
特に含有量が多い物を選んで、
挙げておきました。

ぜひ食材を買われるときには、
参考にしてみてくださいね。


この次は、タンパク質の欠乏によって、
引き起こされる欠乏症状について、
お伝えしようと思います。



これまでの記事を最初からご覧になりたい方は、
こちらから→https://fanblogs.jp/hinketu/archive/3/0

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神奈川県在住の主婦です。9年前、子宮筋腫が原因で、重い鉄欠乏性貧血を発症しました。発症までの過程や症状、今まで受けてきた治療法などを、綴っていきたいと考えています。 どなたかのお役に立てたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
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