2020年02月29日
音楽と認知機能の関係
前回、2月中旬以降、週に1度、
ジム通いを始めたことを書きました。
継続的にジムに通い始めたのには、
いくつか理由がありました。
1つめには、以前にも書きましたが、
数ヶ月前から行っていた
AKB48のDVDを使ったダンスの練習が、
毎日続けるうちにマンネリ化してしまい、
効果が薄れたと感じたこと。
2つめには、自宅で仕事をする時間が増え、
運動不足が気になり始めたこと。
3つめには、民間ジムの体験教室で、
自分の筋力が弱いことに気づかされたこと。
そして4つめに、これが一番
大きな理由だったのですが、
平成30年12月9日にNHKで放映された、
「サイエンスZERO」という番組の、
「音楽が脳にもたらすうれしい効果が
科学的にわかってきた!」という
特集を見たからでした。
30分間という短い時間ながら、
番組では脳にあたえる音楽の影響について、
さまざまな側面から取り上げていました。
番組では初めに、
失語症により「スプーン」という
単語しか言えなかった女性が、
歌を利用したリハビリを続けた結果、
わずか2年で人前で話せるようになったという、
アメリカのケースを紹介しました。
続いて、日本でのケースとして、
三重大学准教授の佐藤正之先生が行った、
音楽を使った実験の結果が紹介されました。
この実験では、65歳以上の人154人を
1.週に一度、音楽を聴きながら運動を行う。
2.週に一度、音楽無しで運動を行う。
3.運動をしない。
という3つのグループに分けました。
実験の最初に全員に認知機能検査を行い、
1年間、上記の生活を続けてもらいました。
1年後、再び検査を行ったところ、
初回と比べ、Aグループでは平均8.2%、
Bグループでは平均3.6%、
認知機能検査の結果が改善していたそうです。
Aグループが聞いていた音楽は、
テンポの良い音楽で、リズムに合わせて
皆さん、楽しそうに体を動かしていました。
当時、私は週に1度、ヨガ教室に通っていましたが、
教室で流れているのは、
自律神経を整える効果があるという、
ゆったりとした優しい音色の音楽ばかりでした。
リラックスした気分になれるので、とても
気に入っていたのですが、脳のことを考えると、
テンポの良い音楽を聴きながら、
リズム良く体を動かすことも必要なのだと、
番組を見ながら思いました。
民間ジムの体験教室に参加したのは、
その番組を見た後のことでした。
スタジオでは、テンポの良い音楽が
ずっとスピーカーから流れていて、
そのリズムに合わせて運動をしている間、
ヨガをしている時とはまた違った
心地よさを感じました。
この環境を維持しながら運動を続けてみたら、
もしかしたら私の場合も、1年後に
認知機能の状態が大きく改善しているかもしれない。
そう思いました。
幸い、年明けの1月から通い始めた
市営のジムでもやはり、
民間のジムほどではないものの、
軽快な音楽が流れていました。
私は、できる限り流れてくる音楽に耳を傾け、
それに合わせて体を動かすように、
意識しながら筋トレを行うことにしました。
ブログ記事の無断転載を禁じます。
このブログを気に入って頂けました場合、
Facebookなどでシェアして頂けましたら、
うれしいです。お願いします。
これまでの記事を最初からご覧になりたい方は、
こちらから→https://fanblogs.jp/hinketu/archive/3/0
ジム通いを始めたことを書きました。
継続的にジムに通い始めたのには、
いくつか理由がありました。
1つめには、以前にも書きましたが、
数ヶ月前から行っていた
AKB48のDVDを使ったダンスの練習が、
毎日続けるうちにマンネリ化してしまい、
効果が薄れたと感じたこと。
2つめには、自宅で仕事をする時間が増え、
運動不足が気になり始めたこと。
3つめには、民間ジムの体験教室で、
自分の筋力が弱いことに気づかされたこと。
そして4つめに、これが一番
大きな理由だったのですが、
平成30年12月9日にNHKで放映された、
「サイエンスZERO」という番組の、
「音楽が脳にもたらすうれしい効果が
科学的にわかってきた!」という
特集を見たからでした。
30分間という短い時間ながら、
番組では脳にあたえる音楽の影響について、
さまざまな側面から取り上げていました。
番組では初めに、
失語症により「スプーン」という
単語しか言えなかった女性が、
歌を利用したリハビリを続けた結果、
わずか2年で人前で話せるようになったという、
アメリカのケースを紹介しました。
続いて、日本でのケースとして、
三重大学准教授の佐藤正之先生が行った、
音楽を使った実験の結果が紹介されました。
この実験では、65歳以上の人154人を
1.週に一度、音楽を聴きながら運動を行う。
2.週に一度、音楽無しで運動を行う。
3.運動をしない。
という3つのグループに分けました。
実験の最初に全員に認知機能検査を行い、
1年間、上記の生活を続けてもらいました。
1年後、再び検査を行ったところ、
初回と比べ、Aグループでは平均8.2%、
Bグループでは平均3.6%、
認知機能検査の結果が改善していたそうです。
Aグループが聞いていた音楽は、
テンポの良い音楽で、リズムに合わせて
皆さん、楽しそうに体を動かしていました。
当時、私は週に1度、ヨガ教室に通っていましたが、
教室で流れているのは、
自律神経を整える効果があるという、
ゆったりとした優しい音色の音楽ばかりでした。
リラックスした気分になれるので、とても
気に入っていたのですが、脳のことを考えると、
テンポの良い音楽を聴きながら、
リズム良く体を動かすことも必要なのだと、
番組を見ながら思いました。
民間ジムの体験教室に参加したのは、
その番組を見た後のことでした。
スタジオでは、テンポの良い音楽が
ずっとスピーカーから流れていて、
そのリズムに合わせて運動をしている間、
ヨガをしている時とはまた違った
心地よさを感じました。
この環境を維持しながら運動を続けてみたら、
もしかしたら私の場合も、1年後に
認知機能の状態が大きく改善しているかもしれない。
そう思いました。
幸い、年明けの1月から通い始めた
市営のジムでもやはり、
民間のジムほどではないものの、
軽快な音楽が流れていました。
私は、できる限り流れてくる音楽に耳を傾け、
それに合わせて体を動かすように、
意識しながら筋トレを行うことにしました。
ブログ記事の無断転載を禁じます。
このブログを気に入って頂けました場合、
Facebookなどでシェアして頂けましたら、
うれしいです。お願いします。
これまでの記事を最初からご覧になりたい方は、
こちらから→https://fanblogs.jp/hinketu/archive/3/0
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/9667797
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック