2016年11月19日
食事療法・・・3 GI値とは
今回は、GI値について書きます。
これは、それぞれの食品を口にしたときに、
体内で分解されて糖に変わり、
血糖値が上昇するまでのスピードを数値化した表です。
http://ameblo.jp/koichi-shoot/entry-11651674035.html
http://morimitu.up.n.seesaa.net/morimitu/image/EFBCA7EFBCA9E580A4E8A1A8.png?d=a1
(これらのページの記事や表が詳しいです)
血糖値が上昇するまでのスピードは、消化の速度に比例します。
精製度が低い食品(加工をあまりしていない食品)は、
体内で消化されるまでの時間が長くなるため、
血糖値が上がりにくくなります。
たとえばお米ですと、玄米は精製度が低く、食物繊維も
豊富に含まれているため、GI値は56と低いです。
反対に白米は、精製されて食物繊維が少ないため、
GI値も81と高いです。
どちらがおすすめかと言えば、もちろん玄米です。
私も、Sクリニックの医師から玄米を勧められたため、
はじめの何年間かは、お米を4合炊く際には
玄米を3合、白米を1合を合わせて炊いていました。
栄養素も、玄米の方が含まれる栄養素が多いです。
http://www.maisen.co.jp/jiten/genmai-eiyo.html
その後は白米のみにし、その代わり、
血糖値を下げる効果がある大麦を混ぜて炊いています。
米といえば、煎餅は白米からできていますので、
GI値は89と非常に高く、クリニックの医師からは
「煎餅は厳禁です」と言われました。
以来、一度も煎餅を食べていません。
続いて糖類も、単糖類(ブドウ糖、果糖など)、
二糖類(砂糖、麦芽糖など)、オリゴ糖、多糖類、
糖アルコールに分類されます。
細かい説明は省略しますが、
特に注意して頂きたいのが単糖類です。
単糖類は、それ以上は分解されないので、
体内に入ると、すぐにブドウ糖に変わり、
血糖値を急上昇させます。
表を見て頂くとお分かり頂けるように、
料理やお菓子、ジュース類によく使われる、
グラニュー糖、氷砂糖、上白糖、三温糖は、
GI値が100を越えています。
食品の中でも、ダントツGI値が高いです。
おすすめはてん菜糖です。
てん菜糖は砂糖大根からできており、
糖類の中ではGI値が65と一番低いからです。
その分、甘みは少ないですが、
慣れると十分、甘さを感じると思います。
GI値の表を見て、私はそれまで時々口にしていた、
甘いお菓子やジュースを口に入れるのをやめました。
代わりに、チーズやナッツ類(アーモンドなど)、
タンパク質食品など、血糖値を上げず、
栄養も摂れる食品を小腹が空いたときには食べています。
また、最近ではエリスリトールやマルチトールという、
新しい甘味料も出てきました。
天然素材で作られていることと、血糖値を
全く上げない、もしくは上げにくいのが特徴です。
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-71.html
どうしても、甘いお菓子が食べたくなったときには、
これらが入ったお菓子を口にされると良いと思います。
味はむしろ、普通のお菓子よりも甘いです。
ちなみに、貧血改善のために多く食べる必要がある肉や魚は、
全般的にGI値が低いです。
野菜は、一部の野菜(じゃが芋や人参など)を除いては、
ほとんどGI値は低いです。
基準としては、GI値が60以下の食品を選んで食べると、
体に優しいです。
また食べる際には、はじめに血糖値を上げにくくする野菜を食べ、
次に肉や魚を食べてから、最後に主食を食べるようにしましょう。
緩やかに血糖値を上昇させるためです。
コンビニで食品を買ったり外食をする際も、
おにぎりだけ、ラーメンだけなど、
主食だけを食べるのではなく、
サラダをつけたり、ゆで卵や野菜をトッピングするなど、
一工夫して頂けたらと思います。
そこまで徹底的にしないといけないの!?
という声が聞こえてきそうですが、
鉄欠乏性貧血を治したいのならば、
ぜひやった方が良いです。
後でお伝えしますが、鉄剤を飲んでいるだけでは、
貧血は良くならないからです。
肝臓さんに元気に働いてもらいながら、
1回、1回の食事からさまざまな栄養を頂いて、
体の細胞を元気にしていく。
そう意識して、食事をして頂けたらと思います。
これまでの記事を最初からご覧になりたい方は
こちらから→https://fanblogs.jp/hinketu/archive/3/0
ブログ記事の無断転載を禁じます。
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うれしいです。お願いします。
これは、それぞれの食品を口にしたときに、
体内で分解されて糖に変わり、
血糖値が上昇するまでのスピードを数値化した表です。
http://ameblo.jp/koichi-shoot/entry-11651674035.html
http://morimitu.up.n.seesaa.net/morimitu/image/EFBCA7EFBCA9E580A4E8A1A8.png?d=a1
(これらのページの記事や表が詳しいです)
血糖値が上昇するまでのスピードは、消化の速度に比例します。
精製度が低い食品(加工をあまりしていない食品)は、
体内で消化されるまでの時間が長くなるため、
血糖値が上がりにくくなります。
たとえばお米ですと、玄米は精製度が低く、食物繊維も
豊富に含まれているため、GI値は56と低いです。
反対に白米は、精製されて食物繊維が少ないため、
GI値も81と高いです。
どちらがおすすめかと言えば、もちろん玄米です。
私も、Sクリニックの医師から玄米を勧められたため、
はじめの何年間かは、お米を4合炊く際には
玄米を3合、白米を1合を合わせて炊いていました。
栄養素も、玄米の方が含まれる栄養素が多いです。
http://www.maisen.co.jp/jiten/genmai-eiyo.html
その後は白米のみにし、その代わり、
血糖値を下げる効果がある大麦を混ぜて炊いています。
米といえば、煎餅は白米からできていますので、
GI値は89と非常に高く、クリニックの医師からは
「煎餅は厳禁です」と言われました。
以来、一度も煎餅を食べていません。
続いて糖類も、単糖類(ブドウ糖、果糖など)、
二糖類(砂糖、麦芽糖など)、オリゴ糖、多糖類、
糖アルコールに分類されます。
細かい説明は省略しますが、
特に注意して頂きたいのが単糖類です。
単糖類は、それ以上は分解されないので、
体内に入ると、すぐにブドウ糖に変わり、
血糖値を急上昇させます。
表を見て頂くとお分かり頂けるように、
料理やお菓子、ジュース類によく使われる、
グラニュー糖、氷砂糖、上白糖、三温糖は、
GI値が100を越えています。
食品の中でも、ダントツGI値が高いです。
おすすめはてん菜糖です。
てん菜糖は砂糖大根からできており、
糖類の中ではGI値が65と一番低いからです。
その分、甘みは少ないですが、
慣れると十分、甘さを感じると思います。
GI値の表を見て、私はそれまで時々口にしていた、
甘いお菓子やジュースを口に入れるのをやめました。
代わりに、チーズやナッツ類(アーモンドなど)、
タンパク質食品など、血糖値を上げず、
栄養も摂れる食品を小腹が空いたときには食べています。
また、最近ではエリスリトールやマルチトールという、
新しい甘味料も出てきました。
天然素材で作られていることと、血糖値を
全く上げない、もしくは上げにくいのが特徴です。
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-71.html
どうしても、甘いお菓子が食べたくなったときには、
これらが入ったお菓子を口にされると良いと思います。
味はむしろ、普通のお菓子よりも甘いです。
ちなみに、貧血改善のために多く食べる必要がある肉や魚は、
全般的にGI値が低いです。
野菜は、一部の野菜(じゃが芋や人参など)を除いては、
ほとんどGI値は低いです。
基準としては、GI値が60以下の食品を選んで食べると、
体に優しいです。
また食べる際には、はじめに血糖値を上げにくくする野菜を食べ、
次に肉や魚を食べてから、最後に主食を食べるようにしましょう。
緩やかに血糖値を上昇させるためです。
コンビニで食品を買ったり外食をする際も、
おにぎりだけ、ラーメンだけなど、
主食だけを食べるのではなく、
サラダをつけたり、ゆで卵や野菜をトッピングするなど、
一工夫して頂けたらと思います。
そこまで徹底的にしないといけないの!?
という声が聞こえてきそうですが、
鉄欠乏性貧血を治したいのならば、
ぜひやった方が良いです。
後でお伝えしますが、鉄剤を飲んでいるだけでは、
貧血は良くならないからです。
肝臓さんに元気に働いてもらいながら、
1回、1回の食事からさまざまな栄養を頂いて、
体の細胞を元気にしていく。
そう意識して、食事をして頂けたらと思います。
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