2019年03月29日
言語に関する症状について・・・27
平成30(2018)年8月、言語に関して
うれしい変化が2つありました。
この頃、「書く」機能に関しては、
前にもお伝えしたように、
7月からネット販売のお客さんたちと、
毎日のようにメールのやり取りを
していました。
メールを打つ際には、まず頭の中で文章を考え、
それを口に出しながらキーボードを打ち込んで
いたのですが、なぜか口で言った言葉とは
違う言葉を打ってしまったり、見直してみると
誤字脱字や意味が通らない文章が混じっていたりと、
回復にはまだ少し遠い状態でした。
この症状を改善させるためには、
正しい言葉を脳に覚えさせるのが一番だと思い、
意識して本や新聞を音読したり、
さまざまな文章を読むようにしていました。
「話す」機能に関しても、
やはり言い間違いがまだ多くありました。
特に8月頃は、「パソコン」と
言いたかったのに、「パチンコ」と
言ってしまうなど、1文字目だけ合っていて、
音が微妙に違う別の言葉を言ってしまう
ことがよくありました。
「話す」トレーニングとしては、
頭の中で考えたことを文章にして、
人に伝える練習をしていました。
その最中にも、言い間違えをよくしましたが、
間違えは気にせずに根気強く続けていました。
一方、「聞く」機能に関しては、
8月8日、今までにない変化がありました。
テレビドラマを見ていたときに、
セリフで聴き取れない単語があったのですが、
脳が勝手に前後の言葉から判断して、
記憶の中から合う単語を探し出し、
その空白を埋めてくれたのです。
そのセリフは、次のセリフと
違和感なくつながり、
正しかったことが分かりました。
脳の働きには、このように
聴き取れなかった音を、
記憶を元に推測するという能力が
備わっているのですが、
聞き取り能力が低下して以来、
初めてこの機能が働いてくれました。
この2日後の8月10日には、
今度は「読む」機能に
うれしい変化が感じられました。
新聞を読み初めてすぐ、
文字の見え方が変わったことに
気づいたのです。
それまではずっと、
印刷物を読んでいるときに、
行によって印字の濃さが違って見えたり、
漢字がところどころ濃く浮き上がって見えたり、
反対に平仮名はうっすらと見えるなど、
見え方が不安定で見えにくいと感じていました。
ところがこの日は、文字の濃さが
全体的に一定になり、急に文字が
読みやすくなりました。
ということは、これまで見えにくかったのは、
視覚に関する脳の機能が低下していたのが原因で、
その部分の回復が進んだから、
見えやすくなったのだろうと思いました。
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