2019年03月25日
見当識障害・・・2
以前、すでに4月に入っているのに、
1月から2月にかけて募集していた
市のパソコン教室に申し込みをしようと、
電話をかけてしまった話を書きました。
「見当識障害・・・1」
https://fanblogs.jp/hinketu/archive/250/0?1553484159
このように、日付や時間、季節、
よく知っているはずの場所など、
自分が置かれている環境や状況を
うまく認識できなくなる状態を
「見当識障害」というそうです。
カレンダーを意識して見るようにしたり、
新聞を毎日読むようにするなどの
努力をしていましたが、それでも時々ふと、
日付の感覚が分からなくなることが
ありました。
平成30年(2018年)の夏のことでした。
毎年、夏休みに入ると、
朝から近所の子供たちが遊んでいて、
家の周りがにぎやかなのに、
ゴミ捨てに行くときにも
人っ子1人見当たりません。
どうして、今年はこんなに静かなのかしらと
不思議に思い、カレンダーを見ると、
まだ7月に入ったばかりでした。
この年は、7月に入った途端に気温が急激に上がり、
夏日が続いていたため、脳が「今は8月だ」と
勘違いをしてしまったのでしょう。
「そうか。まだ7月の1週目だったのね」
と、納得をしました。
ところが、少し経つと忘れてしまって、
「もうじきお盆休みに入るから、
またご近所さんは外でバーベキューパーティを
やるのかな。賑やかになるだろうな」
とか、
「来月(9月)の夏休みは、今年はどこに行くのかな」
などと、8月の気分で考え事をしてしまうのです。
そして、カレンダーを見ては
「あ、まだ7月だった」と思うのに、
また少し経つと8月中の気分に戻ってしまう。
こんな状態が2週間近く続いた後、
ようやく脳が理解したらしく、
8月のつもりで考え事をすることは
なくなりました。
その後も、頻度は少ないものの、
日付を間違えて認識してしまうことが
生活の中で起こりました。
つい先日、平成31年(2019年)3月18日にも、
「オリンピックおじさん」として
有名だった山田直稔さんが、
92歳で亡くなったという
ニュースを見ていたときに、
誤認識が起こりました。
「あと1ヶ月でオリンピックだったのに、
見られなくて残念だったね」
と、夫に言おうとしたときでした。
夫が先に、
「あと1年と少しだったのに残念だったね」と
言ったのです。
「あ、そうだった。今年は2019年で、
オリンピックは来年だ」とハッとしました。
今年が2019年であることも、
オリンピックは来年の夏であることも
分かっていたのに、
なぜ急に「1ヶ月後」だなんて
思ってしまったのだろうと、
自分でも不思議に思いました。
生活に支障があるレベルではないので、
さほど気にしていなかったのですが、
さすがにこのときは、
「人前でおかしなことを言わないように、
気をつけなければ」
と強く思いました。
ブログ記事の無断転載を禁じます。
このブログを気に入って頂けました場合、
Facebookなどでシェアして頂けましたら、
うれしいです。お願いします。
これまでの記事を最初からご覧になりたい方は、
こちらから→https://fanblogs.jp/hinketu/archive/3/0
1月から2月にかけて募集していた
市のパソコン教室に申し込みをしようと、
電話をかけてしまった話を書きました。
「見当識障害・・・1」
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このように、日付や時間、季節、
よく知っているはずの場所など、
自分が置かれている環境や状況を
うまく認識できなくなる状態を
「見当識障害」というそうです。
カレンダーを意識して見るようにしたり、
新聞を毎日読むようにするなどの
努力をしていましたが、それでも時々ふと、
日付の感覚が分からなくなることが
ありました。
平成30年(2018年)の夏のことでした。
毎年、夏休みに入ると、
朝から近所の子供たちが遊んでいて、
家の周りがにぎやかなのに、
ゴミ捨てに行くときにも
人っ子1人見当たりません。
どうして、今年はこんなに静かなのかしらと
不思議に思い、カレンダーを見ると、
まだ7月に入ったばかりでした。
この年は、7月に入った途端に気温が急激に上がり、
夏日が続いていたため、脳が「今は8月だ」と
勘違いをしてしまったのでしょう。
「そうか。まだ7月の1週目だったのね」
と、納得をしました。
ところが、少し経つと忘れてしまって、
「もうじきお盆休みに入るから、
またご近所さんは外でバーベキューパーティを
やるのかな。賑やかになるだろうな」
とか、
「来月(9月)の夏休みは、今年はどこに行くのかな」
などと、8月の気分で考え事をしてしまうのです。
そして、カレンダーを見ては
「あ、まだ7月だった」と思うのに、
また少し経つと8月中の気分に戻ってしまう。
こんな状態が2週間近く続いた後、
ようやく脳が理解したらしく、
8月のつもりで考え事をすることは
なくなりました。
その後も、頻度は少ないものの、
日付を間違えて認識してしまうことが
生活の中で起こりました。
つい先日、平成31年(2019年)3月18日にも、
「オリンピックおじさん」として
有名だった山田直稔さんが、
92歳で亡くなったという
ニュースを見ていたときに、
誤認識が起こりました。
「あと1ヶ月でオリンピックだったのに、
見られなくて残念だったね」
と、夫に言おうとしたときでした。
夫が先に、
「あと1年と少しだったのに残念だったね」と
言ったのです。
「あ、そうだった。今年は2019年で、
オリンピックは来年だ」とハッとしました。
今年が2019年であることも、
オリンピックは来年の夏であることも
分かっていたのに、
なぜ急に「1ヶ月後」だなんて
思ってしまったのだろうと、
自分でも不思議に思いました。
生活に支障があるレベルではないので、
さほど気にしていなかったのですが、
さすがにこのときは、
「人前でおかしなことを言わないように、
気をつけなければ」
と強く思いました。
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