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2018年03月21日

言語に関する症状について・・・16

普通に話せるようになったのを機に、
他の言語機能にもよい変化が表れました。


これまで私は、言語障害への対処として、
症状の程度に差がある
「読む」「書く」「聞く」「話す」の
4つの機能をそれぞれ切り離し、
個別にトレーニングを行ってきました。


ところが、全体の回復のカギを
握っていたのは、私の場合は
「話す」機能だったようです。


話せるようになったのを境に、
読み書きに関する症状にも、
短期間で大きな改善が見られました。


まず、書くことに関しては、
手紙やメール、またはエッセイなどの
文章を書く際に、
以前のように文章がつぎつぎと
頭に浮かぶようになり、
短時間で書けるようになりました。

また、誤字脱字や
文法上の誤りに関しても、
おかしな文章を書いてしまうことは
ほとんどなくなりました。


読むことに関しても、まだ少しは
難しい文章に対する抵抗が
残ってはいましたが、
本や新聞、雑誌を始め、
文字が書かれているものは何でも
読みたいという意欲が戻りました。


生活の中で、活字に触れる機会が
一気に増え、それに伴い、
読む速度も日ごとに上がっていきました。


このように、11月17日以降、
さまざまな良い変化が起こりましたので、
このまま順調に、言語機能の回復が
進んでいくのだと私は思っていました。


ところが、普通に話せるようになって
少し日が経った頃、私は大きな壁に
ぶち当たりました。


それは、回復前から抱えていた、
「言葉を思い出しにくい」という
記憶に関する症状が絡んでいました。


以前は、話す速度が遅かったうえに、
合間に間が空くことが多かったため、
話したい内容に関する人や物の名前、
動詞や表現などがすぐに出てこなくても、
さほど支障はありませんでした。


ところが、急激に話す速度だけが
上がった結果、言葉を思い出す脳力が、
追いつかなくなってしまったのです。


そのため、違う言葉を口にしてしまって
後から言い直したり、
思い出せない言葉を「アレ」で
済ませようとしてしまったり。


または、テンポ良く話していたのに、
言葉を思い出せないために、
途中で中断せざるを得なかったりと、
調子を狂わされることが
たびたびありました。


ようやく自分のペースで、
人と話ができるようになったと
喜んでいた、
矢先のことでした。






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のり
神奈川県在住の主婦です。9年前、子宮筋腫が原因で、重い鉄欠乏性貧血を発症しました。発症までの過程や症状、今まで受けてきた治療法などを、綴っていきたいと考えています。 どなたかのお役に立てたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
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