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2017年08月17日

6回目の血液検査の結果

前回の記事の続きです。

症状に関する医師との会話が終わった後、
血液検査の結果の説明を受けました。


今回、うれしいことがありました。

ヘモグロビンの数値が、
前回の13.5から大幅に上昇し、
14.4という数値が出たのです。


ヘモグロビンの数値6.5で、
総合病院に緊急入院してから約4年。
ずっと鉄剤を飲み続けてきて、
ようやく正常値に達することができました。


他にも、赤血球数が439から460に、
白血球数が5200から6100に、
血小板も18.8から19.8に増えていたり、
MCV、MCH、MCHC、網状赤血球数が
正常値で安定していたりと、
軒並み数値が良くなっていました。


栄養療法に切り替えて、
本当によかったと思った瞬間でした。


ところが、1つ大きな問題が生じました。
貯蔵鉄の量を示すフェリチンの値だけが、
前回の64.0から、30.8にまで
急激に落ちていたのです。

最初に見た時、見間違いではないかと
思いました。


数値が落ちるには、原因があるはずです。

「ヘモグロビンを上げるために、
フェリチンが使われたんでしょうか?」
1つの仮説として、私は医師に尋ねてみました。

すると、
「うーん、解釈が難しいですねぇ」 
と、医師は考え込んでしまいました。

その様子を見て、私は続けて言いました。
「前の主治医からは、炎症があるせいで
フェリチンの値が高く出ていると、
初回の時から言われていました。
のどが痛くなりやすかったり、他の部位の粘膜も
弱っていたりと、症状がいろいろありましたので」


私の言葉を聞いた医師は、あらためて
血液検査の結果にじっくりと目を通した後で、
こう言いました。

「ガンマグロブリンの数値が高いと、
炎症が起きているということなんですよ。
それから、アルカリフォスファターゼ(ALP)には、
亜鉛が関わっているのですが、数値が低いですよね。

お腹の中で、炎症が起きているのかも
しれませんね。
亜鉛は粘膜を丈夫にしますので、
増やしてみましょうか」


こうして亜鉛の処方量が、
はじめに処方された14mgから、
66mgに増えました。



つづけて医師は、
つぎような説明をしてくれました。

体内に炎症があると、
神経伝達物質の量が変わるため、
脳の働きにも影響が出ること。
物忘れが多いのは、それが原因ではないかと
考えられること。


体内の炎症を抑えるには、
ビフィズス菌やグルタミンを
摂取すると良いこと。

ビフィズス菌は、サプリメントだけでなく、
納豆やぬか漬け、塩麹などの食品からも摂れること。

グルタミンに関しては、サプリメントもあるが、
保険薬剤でも処方ができること。



これらの説明を聞いた私は、
グルタミンに関しては、
保険薬剤での処方を受けたいとお願いしました。

処方されたのは、「マーズレン」という錠剤でした。
この薬は、一般的には胃潰瘍の治療薬として
使われますが、体内の炎症を抑える作用も
あるそうです。


それまで、体内の炎症と脳の機能低下の関係に
ついては、全く知りませんでした。

意外に思うと同時に、
脳の専門医である主治医と出会えた
幸運に感謝しました。



今回は、新しい主治医に変わってから、
初めて受けた血液検査でした。
処方されたサプリメントの種類については、
ほとんどが前の医師のときと同じ内容でした。

しかし、1つ、新たに加わった栄養素がありました。
それは、必須アミノ酸でした。


アミノ酸というと、当時の私の中では、
運動するときに摂るとよい栄養素、
というイメージがありました。

アミノ酸飲料が思い浮かんだのです。


なぜ、医師が私にアミノ酸を処方したのか。
その理由は、調べてみてすぐに分かりました。


次回は、アミノ酸について
お伝えしようと思います。





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のり
神奈川県在住の主婦です。9年前、子宮筋腫が原因で、重い鉄欠乏性貧血を発症しました。発症までの過程や症状、今まで受けてきた治療法などを、綴っていきたいと考えています。 どなたかのお役に立てたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
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