2016年10月27日
大量出血による代償・・・1
「粘膜下筋腫について・・・2」の記事の中で、
3月の生理期間中に、薄い桃色の水状の経血が大量に出て、
自宅で倒れて緊急入院した、と書きました。
https://fanblogs.jp/hinketu/archive/6/0
鉄欠乏性貧血の患者さんや、
粘膜下筋腫による大量出血の症状がある
患者さんのすべてが、
私と同じ状況になるわけではありません。
しかしご参考までに、この時に私の体内で
何が起きていたのかについて、書きたいと思います。
平成24年(2012年)3月18日の朝のことでした。
出血がひどくて体調が悪かったため、
朝、会社に行く夫を見送ることもできず、
午前11時頃まで2階の寝室で寝ていました。
目が覚め、朝ご飯を食べようと思い、
立ち上がったときでした。
とつぜん鈍器で殴られたような、
ゴンという衝撃が後頭部を直撃し、
ばたんと床に倒れてしまいました。
意識はありました。
しばらくして落ち着いてから、
再び立ち上がろうとしたのですが、
体が持ち上がりませんでした。
危ないので立つのは諦め、
床に体育座りをすると、お尻を引きずりながら、
ゆっくりと階段を下りました。
体がだるく、手や足、顔の頬にしびれがありました。
何か、大変なことが自分の身に起きている。
そう思いました。
床にお尻をついた状態で、着替えや洗面用具を
紙袋に突っ込みました。
そして、実家の父に電話を掛けて家に来てもらい、
一緒にタクシーで、2月に入院した
救急病院に向かいました。
タクシーを降りる際に、
再び地面に転倒したため、
父に抱えられながら病院に入り、
産婦人科を受診しました。
受付で、血液検査を受けるように指示され、
車いすで検査室に向かったのですが、
エレベーターに乗り込み、大きな鏡に映った
自分の顔を見て驚きました。
顔面が、まるでペンキを塗ったかのように真っ白で、
まるで血の気がなかったのです。
診察してくれたのは、若い医師でした。
医師は私の顔を見るなり、
「血液検査の結果は、ヘモグロビンが10.3でした。
特別低い数字ではありません」
と言いました。
私は、頭痛や吐き気、手足や顔にしびれがあること。
また、目のかすみや耳鳴りなどの症状もあり、
体調が悪いと医師に訴えました。
しかし、医師からは、
「しばらく入院病棟のベッドで休んだ後、
自宅に帰って、手術の日まで安静にしていて下さい」
と、言われてしまいました。
ところが診察室を出た後、2,3歩歩いたところで、
パタンと廊下に倒れてしまいました。
看護師さんたちが駆けつけてくれて、
車椅子に乗せられると、病棟のベッドに運ばれました。
その後、先ほどの医師が私の様子を見に来ました。
医師は私の顔を見るなり、
「落ち着いたら家に帰って下さい」
と言いました。
すると、付き添ってくれていた看護師さんが、
「こんな状態で自宅に帰すのは危険です。
入院させるべきです」
と、強い口調で医師に言ってくれました。
父もお願いしてくれて、
再び緊急入院することになりました。
(次の記事に続きます)
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これまでの記事を最初からご覧になりたい方は
こちらから→https://fanblogs.jp/hinketu/archive/3/0
3月の生理期間中に、薄い桃色の水状の経血が大量に出て、
自宅で倒れて緊急入院した、と書きました。
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鉄欠乏性貧血の患者さんや、
粘膜下筋腫による大量出血の症状がある
患者さんのすべてが、
私と同じ状況になるわけではありません。
しかしご参考までに、この時に私の体内で
何が起きていたのかについて、書きたいと思います。
平成24年(2012年)3月18日の朝のことでした。
出血がひどくて体調が悪かったため、
朝、会社に行く夫を見送ることもできず、
午前11時頃まで2階の寝室で寝ていました。
目が覚め、朝ご飯を食べようと思い、
立ち上がったときでした。
とつぜん鈍器で殴られたような、
ゴンという衝撃が後頭部を直撃し、
ばたんと床に倒れてしまいました。
意識はありました。
しばらくして落ち着いてから、
再び立ち上がろうとしたのですが、
体が持ち上がりませんでした。
危ないので立つのは諦め、
床に体育座りをすると、お尻を引きずりながら、
ゆっくりと階段を下りました。
体がだるく、手や足、顔の頬にしびれがありました。
何か、大変なことが自分の身に起きている。
そう思いました。
床にお尻をついた状態で、着替えや洗面用具を
紙袋に突っ込みました。
そして、実家の父に電話を掛けて家に来てもらい、
一緒にタクシーで、2月に入院した
救急病院に向かいました。
タクシーを降りる際に、
再び地面に転倒したため、
父に抱えられながら病院に入り、
産婦人科を受診しました。
受付で、血液検査を受けるように指示され、
車いすで検査室に向かったのですが、
エレベーターに乗り込み、大きな鏡に映った
自分の顔を見て驚きました。
顔面が、まるでペンキを塗ったかのように真っ白で、
まるで血の気がなかったのです。
診察してくれたのは、若い医師でした。
医師は私の顔を見るなり、
「血液検査の結果は、ヘモグロビンが10.3でした。
特別低い数字ではありません」
と言いました。
私は、頭痛や吐き気、手足や顔にしびれがあること。
また、目のかすみや耳鳴りなどの症状もあり、
体調が悪いと医師に訴えました。
しかし、医師からは、
「しばらく入院病棟のベッドで休んだ後、
自宅に帰って、手術の日まで安静にしていて下さい」
と、言われてしまいました。
ところが診察室を出た後、2,3歩歩いたところで、
パタンと廊下に倒れてしまいました。
看護師さんたちが駆けつけてくれて、
車椅子に乗せられると、病棟のベッドに運ばれました。
その後、先ほどの医師が私の様子を見に来ました。
医師は私の顔を見るなり、
「落ち着いたら家に帰って下さい」
と言いました。
すると、付き添ってくれていた看護師さんが、
「こんな状態で自宅に帰すのは危険です。
入院させるべきです」
と、強い口調で医師に言ってくれました。
父もお願いしてくれて、
再び緊急入院することになりました。
(次の記事に続きます)
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