2016年10月27日
フェリチンってなに?・・・2
前の記事の続きです。
さて、鉄欠乏性貧血の治療が始まりました。
失われた鉄を補充していきます。
すると、先ほどとは反対に、
ヘモグロビン→組織鉄→血清鉄→貯蔵鉄
の順に増えていきます。
まず初めに、体にとって最も重要なヘモグロビンから、
鉄を補給していくのです。
このサイトの説明と表が分かりやすいので、ぜひ見て下さい。
http://www.bikiniclinic.net/kirei/2010/02/02tetsubun03-02.html
つまり、貧血が治って健康な状態に戻るためには、
元々、肝臓に蓄えられていた約1000rの鉄分が、
再び補充されるまで、治療を続ける必要があるのです。
鉄欠乏性貧血の再発を繰り返したり、
医師から治ったと言われても、
体調が悪いという人が多いのは、
私もそうでしたが、
そこまで治療が行われていないからなのです。
フェリチンとは、
貯蔵鉄にどのくらいの鉄が溜まっているかを
調べるための検査項目なのです。
フェリチンの値1あたり、鉄8〜10rです。
つまり、1000rを目標にしていますので、
値は100〜125が正常ということになります。
ただ実際は、そこまで数値が上がることは稀で、
80が正常値の最低ラインと言われています。
80を越えてくると、貧血の症状が取れて、
元気に毎日を過ごせるそうです。
(私はまだ80まではいっていません)
フェリチンをネットで検索すると、
数多くのサイトで取り上げられています。
しかし残念なことに、
正常値の値が20、もしくは50と
載っているサイトが多いです。
過去に、私は2箇所の総合病院の
「血液内科」を受診しました。
血液内科には、貧血治療の専門の
先生がいるはず、と思っていたからです。
1箇所目の病院を受診したときの
フェリチンの値は46、
2箇所目の病院では、68でした。
すると、どちらの病院の医師も
私のフェリチンの値を見て、
「46もあるじゃないですか。
もう、貧血は治っているので、治療の必要はありません」
「フェリチンが68もあるなら、貧血ではないですよ。
貧血というのは、フェリチンの値が5くらいの
患者さんたちです。
体調が悪いのは、他に原因があるんじゃないですか」
と言いました。
この時私は、
「血液専門の先生でさえ、
正しい治療を行っていないのだから、
貧血が治らなくて悩んでいる患者さんが
多いのも、無理はない」
と思いました。
もし、鉄欠乏性貧血の治療中で、
今までに1度もフェリチンの検査を受けたことがない
という方がいらしたら、
主治医の先生に「フェリチンを調べて下さい」と
お願いしてみて下さい。
もしも先生から、
「フェリチン? 何それ?」と言われたり、
「フェリチンなんて、必要ないよ」と言われたら、
病院を変えた方が良いかもしれません。
鉄欠乏性貧血の回復に必要なのは、
まずは現在のフェリチンの値を知ること。
これが、回復のための2つめの重要なポイントです。
ブログ記事の無断転載を禁じます。
このブログを気に入って頂けました場合、
Facebookなどでシェアして頂けましたら、
うれしいです。お願いします。
これまでの記事を最初からご覧になりたい方は
こちらから→https://fanblogs.jp/hinketu/archive/3/0
さて、鉄欠乏性貧血の治療が始まりました。
失われた鉄を補充していきます。
すると、先ほどとは反対に、
ヘモグロビン→組織鉄→血清鉄→貯蔵鉄
の順に増えていきます。
まず初めに、体にとって最も重要なヘモグロビンから、
鉄を補給していくのです。
このサイトの説明と表が分かりやすいので、ぜひ見て下さい。
http://www.bikiniclinic.net/kirei/2010/02/02tetsubun03-02.html
つまり、貧血が治って健康な状態に戻るためには、
元々、肝臓に蓄えられていた約1000rの鉄分が、
再び補充されるまで、治療を続ける必要があるのです。
鉄欠乏性貧血の再発を繰り返したり、
医師から治ったと言われても、
体調が悪いという人が多いのは、
私もそうでしたが、
そこまで治療が行われていないからなのです。
フェリチンとは、
貯蔵鉄にどのくらいの鉄が溜まっているかを
調べるための検査項目なのです。
フェリチンの値1あたり、鉄8〜10rです。
つまり、1000rを目標にしていますので、
値は100〜125が正常ということになります。
ただ実際は、そこまで数値が上がることは稀で、
80が正常値の最低ラインと言われています。
80を越えてくると、貧血の症状が取れて、
元気に毎日を過ごせるそうです。
(私はまだ80まではいっていません)
フェリチンをネットで検索すると、
数多くのサイトで取り上げられています。
しかし残念なことに、
正常値の値が20、もしくは50と
載っているサイトが多いです。
過去に、私は2箇所の総合病院の
「血液内科」を受診しました。
血液内科には、貧血治療の専門の
先生がいるはず、と思っていたからです。
1箇所目の病院を受診したときの
フェリチンの値は46、
2箇所目の病院では、68でした。
すると、どちらの病院の医師も
私のフェリチンの値を見て、
「46もあるじゃないですか。
もう、貧血は治っているので、治療の必要はありません」
「フェリチンが68もあるなら、貧血ではないですよ。
貧血というのは、フェリチンの値が5くらいの
患者さんたちです。
体調が悪いのは、他に原因があるんじゃないですか」
と言いました。
この時私は、
「血液専門の先生でさえ、
正しい治療を行っていないのだから、
貧血が治らなくて悩んでいる患者さんが
多いのも、無理はない」
と思いました。
もし、鉄欠乏性貧血の治療中で、
今までに1度もフェリチンの検査を受けたことがない
という方がいらしたら、
主治医の先生に「フェリチンを調べて下さい」と
お願いしてみて下さい。
もしも先生から、
「フェリチン? 何それ?」と言われたり、
「フェリチンなんて、必要ないよ」と言われたら、
病院を変えた方が良いかもしれません。
鉄欠乏性貧血の回復に必要なのは、
まずは現在のフェリチンの値を知ること。
これが、回復のための2つめの重要なポイントです。
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