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2021年11月04日

自粛生活を通して学んだこと

3月下旬から5月末にかけて、
自粛生活を送っていましたが、
6月から仕事や習い事などが再開し、
社会との繋がりが復活しました。


自粛期間中も、夫がずっと家に居たため、
ふだんよりも話す量が増えたり、
一緒に映画を見たり、アプリで勉強したりと、
新鮮な毎日を過ごしてはいましたが、
一方で2ヶ月間もの間、人との関わりが
ほとんどなかったことによる弊害もありました。


6月に入って、習い事のサークルや
夫の実家などで、複数の人たちと会話をしたときに、
集中力や理解力、聞き取り能力が低下していることに
気がついたのです。


人の話がよく聞き取れなかったり、
受け答えを間違えたり、
会話のペースについて行けなかったりして、
戸惑いを覚えました。


複数の人たちと会話を行う際には、
それぞれ話すテンポに差があったり、
時には複数の声が入り乱れたりもするので、
1対1で人と話す時よりも
高度な能力が求められるからです。


自粛期間中、夫との2人きりでの会話を通して、
話す量が増えた、ペースが上がったなどと、
良い変化を発見しては、内心うれしく思っていただけに、
少なからずショックを受けました。


自粛明けに衝撃を受けたことが、もう1つありました。
自宅待機が解かれて職場に復帰する直前、
緊急事態宣言中のしわ寄せを解消するため、
一時的に仕事内容が大きく変わると知らされたのです。


そのため、のんびり過ごしていた生活から一変、
新しい仕事に対応するため、
自宅で集中的に勉強しなければならなくなりました。


ところが、まだ集中力や注意力が低下しているために、
やるべきことを後回しにして、
ついネットサーフィンをしてしまったり、
読書をしてしまったりと、
寄り道してしまうことが多くてなかなか捗らず、
そんな自分にもどかしさを覚えました。


それでも、以前に比べると状態は改善しており、
自分なりに精一杯努力をして、
何とか新しい仕事をこなすことができました。


また、複数の人と会話をする時に感じていた
聞き取り能力などの低下についても、
会合などの回数を重ねる内に、
少しずつ自粛前の状態に戻っていきました。


これらの経験を通して、1人で過ごす時間に、
どれだけ脳に刺激を与えようと努力をしたとしても、
やはり複数の人と関わり合う生活から受ける
刺激には敵わないのだと悟りました。




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2021年10月17日

自粛生活による恩恵・・・1

前回まで、緊急事態宣言中に自宅で行っていた、
脳の機能回復を目的とした試みについて、
お伝えしました。


積極的な取り組みだけでなく、
自粛中の生活の変化は、意外にも
私の脳に良い影響をもたらしてくれました。


一番は、自宅待機となり仕事を離れたことで、
ストレスが大幅に軽減したことでした。


自粛前に、心を悩ませる問題を
抱えていたというわけではないのですが、
やはり、仕事で人と関わったり、
責任のある仕事を任されていると、
どうしても精神的な負荷が溜まっていくものです。


その負荷の大きさに気がついたのは、
家でのんびりと過ごすようになってからでした。
心が解放されたような気持ちになり、
まるで背中に羽がついたかのように、
心身が軽くなったのです。



また、仕事の計画を立てたり、
あれこれ頭の中で考えながら、
仕事の準備をする必要がなくなったことで、
時間的なゆとりができました。


それだけではありませんでした。
毎日たっぷり8時間、睡眠を取るようになり、
体調が良くなりました。


以前は、多いときには月に2回、
風邪で体調を崩していましたが、
コロナ渦で人と接する機会が減ったせいか、
まったく風邪を引かなくなりました。


気になる身体的な症状がほぼなくなり、
体力にも自信がついたことから、1年前から
継続して通っていた鍼灸治療も卒業しました。




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2021年09月29日

映画鑑賞による変化

自粛生活の中で、一番の楽しみとなっていたのは、
脳のトレーニングも兼ねた映画鑑賞でした。


もともと、夫も私も映画鑑賞が趣味でした。
今回、夫からの提案で、4月から5月にかけて
レンタルビデオ店で5〜6本ずつ、
まとめて借りてきて
自宅で見るようになりました。


4月中には、私は下記の映画を含む
21本の映画を見ました。

1.イエスタディ
2.ロケットマン
3.ファブル
4.泣くな赤鬼
5.君の膵臓を食べたい
6.引っ越し大名
7.新聞記者
8.八年越しの花嫁
9.アウトブレイク
10.エイス・グレード




見始めてしばらくすると、2つの変化が起こりました。

1つめは、鑑賞中に集中力が持続するようになったことです。


映画の上映時間はどれも大体2時間前後です。

少し前まで、自宅で1人でドラマの録画や
映画のDVDなどを見ていた時には、
自分のペースで自由に見られることも影響して、
たとえ面白い内容であっても、だいたい
途中で集中力が途切れてしまっていました。


そのようなときには、いったん再生を止めて休憩したり、
時間を置いたり、2日間に分けて見たりしていました。



しかしほぼ毎日、映画を見続けるうちに、
2時間の長さに慣れて、休憩を挟まずに
最後まで集中して見られるようになりました。


これに関しては、夫と一緒に見ていたので、
自分のペースで見たり休んだりすることが
できなかったというのが、良かったのだと思います。


2つめに、感情表現が前よりも豊かになりました。
これについては、コメディ映画にロマンス映画、
シリアスな内容の映画にアクション映画など、
幅広いジャンルの映画を見ながら、
毎日、様々な感情を味わっていたことが、
脳にとって良い刺激になったのだと思います。


もともと、脳のトレーニングという面において、
私が映画鑑賞に期待していた効果は、
言葉の聞き取り能力を高めることでした。


これに関しても、集中して映画を見られるように
なったことで、きちんと役者たちの言葉に
耳を傾けられるようになりましたので、
前よりも能力が上がったと思います。


何より、他のトレーニングとは異なり、
趣味も兼ねて、楽しみながら続けられたことが、
脳にとって一番、良い刺激になったのではないかと
考えています。





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2021年09月04日

アプリを使った記憶力のトレーニング


少し話はさかのぼります。
3月中、急に物忘れの頻度が増え、
ワーキングメモリの機能が低下していると
感じる出来事が続きました。


もしやと思い、前に取り組んでいた計算アプリで、
4桁と3桁の足し算や引き算の暗算の問題を
久しぶりに解いてみたら、
答えを出すまでに非常に時間が掛かってしまい、
計算能力が大いに落ちていることが分かりました。



そこで、ワーキングメモリの働きを回復させるため、
4月上旬から毎日、暗算の問題を解いていましたが、
ふと違うことをしてみたいという思いに駆られました。


代わりに始めたのは、
アプリを使った英単語の学習でした。


以前から、趣味で英語の学習をしていましたが、
記憶力の低下により、話す時や文章を作るときに、
英単語を思い出しにくい状態が続いていました。


そこで、大学受験前に愛用していて
なじみがあった、「ターゲット1900」の
アプリを使って、英単語を覚え直すことにしました。



アプリには、和訳を見て英単語を
選択肢から選ぶ問題と、
英単語を見て和訳を選ぶ問題の
2種類がありました。


そこで、毎日こつこつと問題を解きながら、
自然に英単語を覚えるまで
反復を繰り返すことにしました。


まずは1週間、毎日学習を続けてみたところ、
前日は全く意味が分からなかった英単語でも、
翌日、再び問題を解いたときに、
スペルの一部や発音、単語の意味のうち、
いずれかが記憶に残っているという経験を
するようになりました。


そこで、2週間目以降も学習を続けたところ、
徐々に覚えた単語の数が増えてきました。


それまでは、新しい情報がワーキングメモリや
海馬に定着しにくい状態が長く続いていたため、
この状態から回復させるのは
難しいのではないかと思い込んでいました。


しかし、反復を繰り返すことによって、
記憶に残るということが分かったことで、
希望を感じ、学習の励みになりました。


ただし、当初は2日間くらいサボってしまうと、
見慣れていたはずの単語が、
見覚えのない単語に思えてしまって、
失望を感じたことも何度もありました。


回復までの道のりは、そんなに甘くはないという
現実を思い知らされ、根気強く
続けていくしかないと覚悟を決めました。





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2021年08月19日

「文字の見え方」が正常に戻る

前回、緊急事態宣言により、
仕事が自宅待機となったのを機に、
新しく3つのことを集中して
行うようになった話をお伝えしました。


英単語の暗記、読書、DVDによる映画鑑賞。
これらを可能な限り毎日続ける中で、
さっそく変化が表れました。


はじめにはっきりした形で体感したのは、
「文字の見え方」の変化でした。


脳の機能が落ちてからというもの、
文字を読むことに対して抵抗感を感じたり、
また文字の見え方に違和感を覚えるなど、
ずっと読みにくさを感じてきました。


主治医の話では、視覚に関係する脳の後頭部の部分、
すなわち後頭葉の働きが低下すると、
こうした症状が出る場合があるとのことでした。



段階を追って、いくらか改善はしていたものの、
健康だった頃のようには、スラスラと文字を
読むことができない状態がまだ続いていました。


そこで毎日、並行して2〜3冊の本や、
新聞を読んでいたところ、4月中旬頃、
とつぜん文字の見え方が変わって、
元気だった頃のように、ページ全体の文字を
くっきりと認識できるようになりました。


同時に、読んでいる最中に
常に感じていた苦痛も取れました。


普通に文字を読めるようになったことで、
読む速度も上がったことから、数年ぶりに再び、
読書を楽しめるようになりました。


子どもの頃から読書が好きだった私にとって、
大きな、そしてとてもうれしい変化でした。


この時期に、何か特別なことを行ったと
いうわけではなく、これまでの間、
苦痛を感じても違和感があっても、
回復をあきらめずに、
文字に触れ続けてきたからこそ、
正常な状態を取り戻すことが
できたのだと思いました。





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2021年07月30日

コロナ禍における新生活

前回は、コロナによる影響により
仕事は自宅待機に、習い事や予定は
すべて中止になったことをお伝えしました。


加えてもう1つ、自宅で自分で行っていた仕事も、
社会の不安を表すかのように、
注文が大きく減ってしまい、
閑古鳥が鳴くようになりました。


4月7日には、住んでいる県に対して
緊急事態宣言が出され、前例のない
自粛生活が始まりました。


自宅待機になったことで、収入が途絶え、
経済的な痛手を負いましたが、一方で、
仕事の責任や重圧から解き放たれ、
開放感も味わいました。


自宅待機は、5月末までの予定でした。
毎日嘆いて過ごすよりは、
開き直って「大人の夏休み」と捉え、
充実した楽しい毎日を送りたい。そう思いました。


そこで「2ヶ月間」の休みを使って、
私は回復が遅れている脳機能に対して、
お金をなるべく使わずに、楽しみながら
トレーニングを行うことに決めました。


前から行っていた、ブレインHQの脳トレと、
詰め将棋のアプリに加え、この期間に
新しく集中的に行なったのは、下記の3つでした。


1.「英単語ターゲット1900」のアプリを使った、
  英単語の暗記。

2.読書。

3.映画鑑賞。


1は、この後の記事でも詳しくお伝えしますが、
趣味で英語の勉強をしていることもあり、
記憶力向上を目的とした脳トレも兼ねて決めました。
日本語の単語と同様、英単語も会話中に
瞬時に思い出しにくい状態が続いていたからです。


アプリで毎日問題を解き続け、
英単語のインプットとアウトプットを
繰り返すことで、言葉を瞬時に引き出す能力が
向上するのではないかと考えました。


2に関しては、まだ活字に対する抵抗感が
残っていたことと、瞬時に文章の意味を
理解する力がまだ回復していなかったこと。
それから、文字の読みにくさが残っていたため、
集中して本を読んでみることにしました。


ちょうど、ここ数ヵ月間は仕事が忙しく、
ゆっくりと本を読む時間が取れなかったので、
買い置きしたまま読んでいなかった本を中心に、
読むことにしました。


3は、もともと私も夫も映画鑑賞が好きなので、
趣味を兼ねて、言葉を「聞く」能力を向上させるため、
レンタルショップで映画のDVDをまとめて借りてきて、
ほぼ毎晩、夕食後に見ることにしました。






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2021年07月06日

突然の生活の変化

令和2年(2020年)の年明けから、中国の武漢で
謎の新型ウィルスが蔓延し、
感染者数が増え続けているというニュースが、
毎日のように報道されるようになりました。


当時は、対岸の火事のように受け止めていましたが、
日本でも感染者が増え始めた3月始め、
思いがけず仕事先から、感染予防を理由に、
自宅待機を命じられてしまいました。


いつまで待機が続くのか分からず、
不安な毎日を過ごす中、3月下旬には、
夫も仕事が在宅勤務に切り替わり、
毎日家で仕事をするようになりました。


また週に1度、通っていた市のジムも、
手話サークルで通っていた公民館もヨガ教室も、
仕事の関係で受講を決めていた講習も、
すべてが休館や休止となりました。


加えて、楽しみにしていた友人たちとの
会食の約束も、みなキャンセルとなり、
予定が何もかもなくなりました。


日常生活において、他人と接する機会が
ほとんどなくなり、話すのは夫だけという
生活がとつぜん始まりました。


これまで主治医からは
「食事制限や脳トレを行う以外にも、
仕事をしたり積極的に人に会ったり、
運動をしたりと、脳にとって
とても理想的な生活を送っていますね」
と、よく褒められていました。


自分自身でも、この生活を続けていたら、
近い将来、元の状態に戻れる可能性が
高いだろうと、前向きな気持ちで
毎日を過ごしていました。


しかしコロナによって、生活のすべてが
すっかり変わってしまいました。


生まれて初めて経験する不測の事態に直面し、
仕事のことはもちろん、脳の状態は
この先どうなってしまうのだろうかと、
先が見えない不安ととまどいを強く感じていました。




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2021年06月17日

笑いに関する症状について・・・3

5-HTPを飲み始めて約3ヶ月が経った
令和元年(2019年)12月9日のことでした。

バラエティ番組を見ていたときに、
芸人さんの話がすごく面白くて、
小さいながらも「アハハ」という笑い声が数回、
ずいぶん久しぶりに出ました。


しかも、数回笑うことができました。
これには驚きました。
これまでもほんの一瞬、
笑い声が出ることはありましたが、
その時は1度きりでした。


5-HTPの効果の表れだと思い、
うれしさを感じましたが、
まだ少しのどに引っかかる感覚が残っていて、
笑い声もぎこちなく、瞬間的に
たまたま出たという感じがしました。


ところが、1ヶ月半後の
令和2年(2020年)1月21日、
驚いたことがありました。


英会話のレッスンの日があったのですが、
前に習っていた先生が事情により辞められたので、
この日から新しい先生に替わることになりました。


どんな先生だろうかと、
不安でドキドキしていたのですが、
心配は杞憂に終わりました。
とても明るくて優しい先生だったのです。
会ってすぐに、相性が良いことが分かりました。


最初に私は、今までは文法の学習を行ってきたけれども、
もっと話ができるようになりたいと、希望を伝えました。


すると先生は、「話せるようになりたいのなら、
間違えてもいいから、どんどん話をすることが大切よ」
と言い、「あなたのことを私に教えてちょうだい」
と明るく言いました。


そこで私は、夫とのなれそめや結婚生活のこと、
今の仕事のことなどを話し、それらの話題を元に、
先生と1時間くらい会話をしました。


テンションの高い先生で、私が上手く話せると
ハイタッチをしてくれたり、
「Good !」を連発していっぱい褒めてくれました。
気がつくと、自然と私のテンションも上がっていました。


その帰り道、先生との会話を思い出していたら、
その時の楽しかった感情がよみがえり、
数回、思い出し笑いが出ました。


笑えなくなって以来、思い出し笑いをしたのは
初めてのことでした。
周りの目を気にして慌てて口を押さえながらも、
喜びの感情があふれてきました。


その翌日には、銀座で知り合いに会って話をしたのですが、
この人も大阪出身のノリが良い人で、
冗談ばかり言うので、
話が面白くて思わず笑いそうになり、
お腹がひくひくしました。
ただ、笑い声はやはり出ませんでした。


これらの出来事は、ずっと笑いたくても笑えなかった
私にとって、とても大きなことでした。
こんな良い状態の日が、これから少しずつ
増えていけば良いなと、心から思いました。


ただ、まだ気分に波がある状態でした。
別の日には、友だちと話をしている最中に、
前半は楽しめたけれども、
中盤以降はテンションが落ちてしまったり、
仕事の疲れが溜まると、夫に対してキツい態度になって
しまったり、面白い番組を見ている時に、
笑いたいと思ってもぜんぜん笑えなかったり。


以前ほどひどい状態ではないものの、
気分が安定しているとは言いがたく、
その日の体調や気分によって
夫を振り回していることに、内心、
申し訳なさを感じていました。






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2021年06月01日

脳の処理速度のトレーニング

令和元年(2019年)の12月頃のことでした。

以前ほどではないものの、
家事や用事をしているときに、
やり途中で中断し、
そのまましばらく放置したり、
中途半端に別のことをし始めてしまい、
なかなか元の作業に戻れないことが良くありました。


そうした状態を改善しようと決断し、
1つ目のことを中断せずに、
なるべく一気に片付けようと、
努力をし始めました。


中断せずにやり続けるというのは、
この頃の私にとっては苦痛なことでしたが、
もともとは集中力が持続しやすいタイプでしたので、
意識して1つのことに取り組むようにすれば、
いつかは元に戻るはずと信じていました。


そうした中、12月20日にブレインHQの
コンサルテーションを受けました。

担当の方からは開口一番、
「全体的にスコアのバランスが良くなりましたね」
と褒められました。


実際、得意な分野と苦手な分野とで、
以前のような極端な差は見られなくなっていました。


また、ノビレチンを飲み始めてからというもの、
画面に表示された絵や、耳で聞いた音を覚えて
正しい選択肢を選ぶという、
記憶力に関する分野の正答率が上昇し、
スコアが伸びてきました。


良い変化が起きている一方で、生活の中ではまだ、
時々テレビの音声をよく聞き取れなかったり、
注意力散漫だったりする点が気になっていました。


これらのことを担当の方に伝えたところ、
「注意力と脳の情報処理のトレーニングを
重点的に行なって下さい」
とアドバイスを受けました。


以前、脳の情報処理速度は、
認知機能全体の働きの基本であると、
担当の方に教わったことを思い出しました。


苦手な分野を細かく伸ばしていくよりは、
脳の情報処理の速度を上げた方が、
症状の改善には効果的なのかもしれないと思い、
その日からほぼ毎回、情報処理速度の問題に
取り組むようになりました。



その後、年明けを境に仕事の量が増え、
初対面の人と話したり、
自宅で資料に目を通したりする時間が多くなり、
脳への負荷が増していきました。


脳が疲れると、言葉の言い間違えが増えたり、
会話の合間に関係のない単語が口から出てきたりして、
思うように話せなくなるのは相変わらずでした。


ただ、少しずつ変化も起きていました。
前に主治医から言われた通り、
「何だか今日は調子が良い」と感じる日が
徐々に多くなってきたのです。


同時に、頭を使いすぎたり、無理をしたりして
疲れを感じた日の翌日の状態と、
あまり無理をせず、睡眠をしっかり取った日の
翌日とでは、調子にはっきりとした違いを
感じるようになってきました。


これは良い兆しだと思いました。




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2021年05月17日

ノビレチンとの出会い・・・4

前回は、シークワーサーの濃縮液を
ジュースにして飲み始めた後に起きた、
様々な良い変化についてお伝えしました。


短期間で効果を実感できたため、
「これはすごいかも!」と感動したのですが、
残念ながら持続はしませんでした。



11月の終わりから12月にかけて、
集中力や理解力、言語機能などが低下し始め、
ふたたび会話中に言葉を思い出しにくくなったり、
言葉を言い間違えることが多くなりました。


また、些細なことでイライラしてしまい、
夫にキツく当たってしまったり、
自分でも自覚していましたが、
夫から「話している内容がおかしい」と指摘されるなど、
あっという間に以前の状態に戻ってしまいました。



症状がぶり返してしまったのは、ノビレチンの摂取後、
急に色々なことができるようになったので、
過信してしまって、仕事以外の時間も、
久しぶりに英語の勉強をしたり、読書をしたり、
家事に力を注いだりと頑張りすぎて、
脳を使いすぎてしまったのが原因でした。


そのため夫からは、
「最近、前よりも良くなってきていると
感じてはいたけれど、慣れている日常生活を
だいぶ普通にこなせるようになってきただけで、
まだ新しい刺激がたくさん入ってきた時には、
脳が処理しきれなくて混乱してしまうのかもしれない」
と言われてしまいました。


もう1つは、特に症状が悪化した3日間、
家を空けていたため、
ノビレチンを摂取できなかったのも、
原因ではないかと思いました。


令和元年(2019年)12月4日は診察日でした。
主治医に、ノビレチンを摂取し始めてからの
上昇と下降の様子について伝えた後、
私は気になっていたことを質問してみました。


「このまましばらく飲み続けていたら、
その後は自然と良くなっていくのでしょうか。
それともずっと飲み続けなければいけないのでしょうか」


すると主治医は、
「私もノビレチンの研究に関わっているのですが、
これについては、まだ研究段階ですので・・・」


そう言って、少し困った顔をした後、
「ただ、シークワーサージュースには
良い成分が多く含まれますので、
飲み続けると良いと思いますよ」
と言ってくれました。


実際、シークワーサーにはノビレチン以外にも、
β-カロテンやビタミンC、クエン酸など、
免疫力を強化する働きに関係する
栄養素などが多く含まれており、
健康のためにも良いことが分かりました。


そこで、あまり無理をしないように、
今まで通りに仕事や脳トレなどをこなしながら、
並行してシークワーサーの摂取も継続し、
様子を見てみることにしました。





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ノビレチンとの出会い・・・3

令和元年(2019年)11月4日のことでした。
この日、仕事で沖縄に出かけた夫が、
ノビレチンを最も多く含むという、
シークワーサーを丸ごと搾った果汁エキスの瓶を
お土産に買ってきてくれました。


さっそく、翌5日から25ccの原液を
水で薄めて飲み始めました。

グレープフルーツジュースよりも
酸っぱさと苦みが強めで、
少々飲みにくいと感じましたが、
少量の甜菜糖を入れてみたところ、
甘みが加わって、だいぶ飲みやすくなりました。


毎日、飲み続けていたところ、10日後くらいから
まず記憶力の面で変化が表れました。


仕事で人と話している時に、
相手が数ヶ月前に話した内容について、
「前に○○とおっしゃっていましたよね?」と
メモを見ずに言うことができたり、
夫と数年前の話をしているときに、
覚えている内容が一致することが増え、
口論をしなくなってきたのです。


また、明日これをしようと思った用事について、
これまではスマホのスケジュール機能を使って
思い出していましたが、それに頼らなくても
翌日まできちんと覚えていることができました。


加えて、話している時に単語や人の名前を
すぐに思い出せることが、前よりも増えるなど、
記憶力が向上していることが実感できました。


他にも、何か作業をしているときに、
集中力が途切れにくくなってきて、
作業の効率が上がったり、文章を読むときに、
ノビレチンを摂取し始める前と比べ、
速度や理解力が上がったと感じるなど、
さまざまな部位の機能が向上しているのが伺えました。


短期間で急激に症状が改善しましたので、
「これはすごい! 期待していた以上の効果だった!」
と、喜びの気持ちを味わいました。



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2021年05月05日

ノビレチンとの出会い・・・2


前回、認知症の特集番組を見たことを
お伝えしました。


番組の後半、シークワーサーという
沖縄で採れる果物が紹介されました。


番組に登場した専門家のお話によると、
シークワーサーには「ノビレチン」という
成分が多く含まれており、それが認知機能の改善に
効果を発揮することが判明したとのことでした。


ノビレチンは、柑橘類に含まれる成分です。
温州みかんやかぼす、ポンカンなどからも
摂取することができますが、
中でもダントツ多く含まれるのが、
シークワーサーだそうです。
https://asagisan.com/2019/10/19/nobiretin-gannyuuryou-sapuri/



番組を見終えた後、私は早速シークワーサーについて、
ネットで調べてみました。

すると、東北大学の抗認知症機能性食品開発部門
が発表した、ノビレチンに関する
ある研究結果が見つかりました。
http://www.che.tohoku.ac.jp/~scf/o-scf/nobiletin.html


この記事によりますと、ノビレチンには
下記の作用があることが発見されたそうです。

(1)記憶障害改善作用
(2)脳コリン作動性神経変性抑制効果
(3)アルツハイマー病の原因物質とされるAβの沈着抑制作用
(4)神経成長因子(NGF)様効果



記憶障害の改善作用については、動物実験を行った結果、
ノビレチンが認知症における記憶障害の改善に有効とされる、
シグナル細胞情報伝達分子を活発にすることが、
証明されたと書かれていました。


それだけでなく、アルツハイマー病の原因の
1つとされる、脳に沈着したアミロイド前駆体
タンパク質を減少させることも分かったそうです。


そのため記事には、
「ノビレチンがアルツハイマー病の
根本治療薬となる可能性があると考えられます」
とも書かれていました。


読みながら私は、
「ノビレチンを摂取すれば、長い間、
なかなか良くならずに困っている
記憶障害が回復するかもしれない」
と思い、飛び上がりたい気持ちになりました。



タイミングが良いことに、この頃、
夫がよく仕事で沖縄に行っていました。


そこで夫に、
「効果が出るか分からないけれども、
シークワーサーを試しに飲んでみたい」
と話し、出張のお土産に
買ってきてもらうことにしました。




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2021年04月18日

ノビレチンとの出会い・・・1

前回の最後に、記憶力に効果があるという、
ある物に出会ったと書きました。
今回は、それについてお伝えしようと思います。


令和元年(2019年)10月15日の朝のことでした。
新聞のテレビ欄を見ていた私は、
この日の晩にテレビ朝日の
「名医とつながる!たけしの家庭の医学」で、
「これ以上脳を老けさせない!認知症2つの最新予防法SP」
を放映することを知りました。



もしかしたら何か、まだ私が知らない
有力な情報が得られるかもしれない。
期待半分、好奇心半分で、
番組を見てみることにしました。
https://precious.jp/articles/-/14531


番組後半、日本有数の長寿の村、
沖縄県大宜味村に住む90歳の
仲井真幸子さんという女性が登場しました。


仲井さんはスタッフの質問に応じ、
集まった大勢の子どもやひ孫の名前、
仕事に関することなど、よどみなく正解を答え、
90歳とは思えないほどの優れた記憶力を披露しました。


この女性だけではありませんでした。
大宜味村には、高齢になっても現役で働く、
元気な高齢者が多いことが判明したのです。


その方たちが、「毎日食べている」と
紹介してくれたのは、沖縄産の
シークワーサーという柑橘類の果物でした。



その果物を見た私は、「あっ」と思いました。
以前、沖縄を旅行したときに食べた魚料理に
ちょこんと添えられており、
絞り汁を魚に掛けたことを思い出したのです。


その時は、レモンの代わりの果物
くらいにしか思いませんでした。


ところがこの日、私はこのシークワーサーという
果物が持つ、ものすごい効能を知ってしまったのでした。

詳しくは、次回お伝えします。






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2021年04月01日

記憶に関する症状について・・・12

前述したように、前に比べると
記憶力が回復しつつありました。


しかし、状態は日によって波があり、
複数の事柄に関する記憶がごちゃ混ぜになったり、
一部の記憶が抜け落ちて、勝手に脳が
違う記憶を作ってしまうことがまだありました。


そうした中、10月11日に夫と
前に行った場所について話をしていたときに、
私が他の場所と混同して、両方の記憶が
ごちゃ混ぜになった話をしてしまい、
夫から誤りを指摘されました。


1年前の私でしたら、「私の方が正しい」と
言い張って口論になっていたでしょう。
しかし、この時の私は違いました。


夫に言われた後、冷静に考えて正しい記憶を思い出し、
自分の間違えを素直に認めたうえで、
会話を続けることができました。


同様のことが、この数日後にもありました。
記憶力が向上しつつあることと、
おそらく5-HTPの働きによって、
情緒の面も安定してきているのだろうと思いました。


このように、まだ少し時間差はあるものの、
エピソード記憶に関しては
症状が良くなりつつありました。


しかし、会話に出てくる
人や物の名前などの名称に関しては、
話している最中に瞬時に思い出せず、
間が空いてしまうことがまだよくありました。


また、語彙やことわざ、慣用句などの言い回しなども、
正しく思い出して言うことができなかったり、
誤った言葉を口に出した後で、
思い出して言い直したり、
夫から直されたりすることが時々ありました。


加えて、言い間違えも続いていました。
「それは(場所が)遠いね」が
「それは高いね」になったり、
「鍵を忘れちゃった」が
「靴を忘れちゃった」になるなど、
全く違う言葉になることもあれば、
「映画」が「英語」になるなど、
1文字違いの似た言葉になることもあり、
さまざまでした。


話し方に関しても、
言葉数はだいぶ増えてきましたが、
まだ言いたい内容を整理して、
すっきりと伝えるのは苦手で、
言葉を一生懸命につなぎ合わせて
伝えている状態でした。


内容に関しては、前に比べると
レベルが上がってきているように
感じていましたが、元の状態に比べると、
まだまだだと感じていました。


そこで、正確に語彙を思い出し、
スラスラ言葉を話せるようにするため、
意識して本や新聞、雑誌などを読んだり、
時間を見つけてはドラマや映画のDVDを
よく見るなどして、努力を続けていました。


全体的に症状は、1ヶ月ごとに見れば、
多少は改善しているように見えました。
しかし、症状自体は一向に取れず、
もう何年も同じ症状に悩まされていました。


いつまでこのような状態が続くのだろう。
症状を減らせる良い方法は、
他にないのだろうかと思っていた矢先、
私は記憶力の症状改善に効果的だという、
ある物に出会いました。




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2021年03月13日

マルチタスクに関する症状

少し話が戻りますが、令和元年(2019年)9月20日、
脳トレのブレインHQの
コンサルテーションを受けました。


プランナーの方からは、
「全体的に見ると、成績は上位20%に入っていて、
とても良いですね。

ただ、脳の処理速度とマルチタスクのスコアが、
他の領域と比べると低いですので、
今後はこれらに重点を置いて、
トレーニングを続けてみて下さい」
と勧められました。


ちょうどこの日、コンサルで言われたことを
実感する出来事が起こりました。


夕方から、初対面の人と会って仕事をしたのですが、
最後に「領収書を書いて下さい」と
依頼されました。


そこで、領収書を作成していると、
急に相手の方から、
仕事の内容に関して質問を受けました。


すると、途端に関心がそちらに集中してしまい、
質問に答えているうちに、領収書のことは
すっかり忘れてしまいました。


相手の方に言われて思い出したのですが、
確かにまだマルチタスクをうまく
こなせない状態だと実感しました。


複数のことをこなすという場面では、
他にも困った症状がありました。


いくつかのことを同時進行でこなさなければ
ならない時に、優先順位は分かるのですが、
最優先すべきことが面倒なことや大変な作業の場合、
後回しにしてしまい、一向に手がつけられないのです。


その間に、他のことをやり始めてしまい、
それに没頭して他のことがすべて
手つかずになってしまう。
そんなことが数多くありました。


これに関して、10月4日の診察日に
主治医に相談をしてみました。


すると、
「実行機能の問題ですね。
ドーパミンとノルアドレナリンの量が
少なくなっているので、
集中力が低下しているからでしょう。

些細な刺激に気を取られてしまって、
物事を解決できないことに
つながっているのだと思います」
と、原因を説明してくれました。


対処法を尋ねると、
「実行機能を回復させるには、運動がいいんですよ。
筋トレや武道、ダンスなど、複雑な運動が
実行機能を改善する力があります」
と教えてくれましたが、すでにその頃、
ジム通いやダンスも行っていました。


そのため主治医からは、
「栄養を補給しながら運動を続けることで、
少しずつシナプスがつながってきて、
神経伝達物質が上手く働くように
なっていくと思いますよ」
と言われ、そのまま様子を見ることになりました。




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2021年02月24日

5-HTPとの出会い・・・4

令和元年(2019年)10月4日は、アメリカから帰国してから
初めての診察の日でした。

主治医に、5-HTPのサプリを試しに飲んだことを伝え、
「飲み始めてから、笑う回数が増えました」
と話しました。

すると主治医は、
「合っているようですね。
5−HTPはセロトニンの前駆体ですので、
しばらく飲んでみたらいいと思いますよ」
と勧めてくれました。


副作用が心配で、毎日飲むのを控えていたと話すと、
「副作用というのは、下痢や胃の痛みですよね。
そうした症状が出ないようでしたら、
毎日飲んでもいいと思いますよ」
と言われ、安心しました。


しかし、手元には2瓶(4ヶ月分)しかないことと、
効果が出やすい分、反動が起こりそうで怖かったこと。
毎日飲まずに徐々に補っていく方が、
長期的に見ると効果的なのではないかと考えたことから、
その後も1〜2週間に1度の間隔で飲み続けました。


すると10月中旬頃、笑いに関してある変化が起こりました。
それまでは、テレビのバラエティ番組を見ている時に、
ごくたまに笑う程度だったのですが、
ドラマを見ている最中にも、
面白いセリフを聞いたときや、
ユーモラスな場面を見た時に、
笑えるようになってきたのです。


このとき、私は「脳の中でひとつの大きな変化が起きた」
と思いました。


バラエティ番組やお笑い番組の場合は、
出演者や芸人などが視聴者を楽しませようとして、
意図的に面白いことをしたり言ったりします。
いわば、分かりやすい単純な「笑い」だと言えます。


しかしドラマの場合は、登場人物たちの関係性や、
セリフに込められた意味などを理解した上で、
脳が「面白い」と感じたからこそ笑うことができるのです。
お笑い番組と比べると、いささか複雑で高度な笑いです。


単純に笑う回数が増えたというだけでなく、
脳の働きが一段向上したということなのかもしれない。
そう思い、私はうれしさを感じました。



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2021年02月09日

5-HTPとの出会い・・・3

前回は、5-HTPには副作用があるとして、
厚労省が注意喚起を呼びかけていたため、
不安を感じたことをお伝えしました。


これについて夫とよく話し合い、
効果があるかどうか、思いきって、
ただし慎重に試してみようという結論になり、
さっそくドラッグストアに買いに行きました。


運が良いことに、5-HTPのサプリメントには、
※「 Buy one Get one Free」(1つ買うと
1つ無料であげます)というPOPが貼られており、
1つの値段で2つを手に入れることができました。


※アメリカのお店でよく見られる販売方法。
実質的な値下げのサービスで、「Buy one
Get one Free」の場合、実質半額となります。
他にも、「2つ買うと1つ無料」、「3つ買うと1つ無料」
という販売の仕方もあります。


帰国から2日経った令和元年9月17日の昼間、
初めて5-HTPを試してみました。
容量は1粒100mgで、1日2カプセルと
書かれていましたので、
初回はその通りに飲みました。


すると、服用直後から強烈な眠気に襲われ、
目を開けていられなくなり、
昼寝をせざるを得なくなりました。
毎日これを飲んでいたら、仕事どころか、
日常生活に大きな支障が出ると思いました。


一方で、良い変化もすぐに表れました。

テキサスに滞在中、
テンションが思い切り下がってしまい、
帰国後もその状態が続いていたのですが、
服用後にすんなりとテンションが
普通の状態に戻ったのです。

さすがはセロトニンの材料だけのことは
あると思いました。
即効性があることが分かったので、
テンションが下がったときや、
疲労で頭がぼんやりしたときを中心に、
1〜2週間に1度くらいの割合で、
飲み続けてみようと思いました。


量に関しては、半分の1回100mgに
減らすことにしました。


2回目に飲んだのは、夫とコメディ映画
「記憶にございません」を見に行った、
9月22日のことでした。


映画館に行く前に服用したところ、
序盤から終盤まで面白く感じられ、
鑑賞中に何度も軽い笑い声が出ました。


量は1カプセルでちょうど良かったようで、
今回は眠くなりませんでした。


効果は長続きし、
翌日以降もテレビを見ている時に、
自然と笑い声が出てくる回数が多くなりました。
今まで、笑いたくても笑えないことが多く、
苦しい思いをしていた私にとって、
これは大きな喜びでした。


まだ、ごく小さな笑い声ではありましたが、
のどに何かがつかえているような、
笑いにくい状態が改善し、
前よりも笑いやすくなったと感じました。


また、元々は寝付きが良くないのですが、
夜になると自然と眠気が起こるようになり、
すぐに眠りにつけるようになりました。


3度目に飲んだのは、夫と好きな芸人、
ダメじゃん小出さんのライブを聴きに出かけた
9月28日のことでした。
ライブの間の2時間あまり、比較的集中して
小出さんの話を聴くことができました。


それどころか、ここ数年の小出さんのライブ鑑賞で
1番笑った回数が多く、
久しぶりに心から楽しむことができました。


このように、5-HTPは私にとって、
気分を上げたり、人の話を集中して聞く際に、
明らかに効果がある物だということが
分かりました。






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2021年01月31日

5-HTPとの出会い・・・2

前回、アメリカのドラッグストアに行った際に、
夫が5-HTPというサプリメントを
見つけたという話を書きました。

翌朝起きると、夫がこんなことを言いました。
「5-HTPについて調べてみたら、
セロトニンの原料だと言うことが分かったよ。」

「えっ、セロトニンの原料?」

驚いている私に夫は、そもそも
なぜ自分がメンタルに作用する
サプリメントを見ていたのか、
その理由から説明してくれました。


夫は、前に私が主治医から、
「脳の機能が低下した大きな原因は、
ドーパミンとセロトニンが不足したから」
と言われたことを覚えていたそうです。


セロトニンには、鬱病の症状を改善させる
効果があることを知っていたので、
メンタル関連のサプリの中に、
もしかしたらセロトニンに関係する
サプリがあるのではと思った、
とのことでした。


そうして、たまたま夫が手に取ったサプリが、
まさにセロトニンの材料だったというわけです。
こんな偶然ってあるのかと、
話を聞いた私は驚きました。


夫は話し終えると、
「5-HTPを試しに飲んでみたら?」
と、私に勧めてくれました。


これまで私は、セロトニンが
脳の神経伝達物質であることから、
「容易には増やすことができない物」であり、
サプリや食べ物に含まれる成分によって
体内で作られ、充足するまでの間、
根気強く待つしかないと考えていました。


そこへ突如、5-HTPという物質が目の前に表れたので、
驚くと同時にうれしさを感じました。


一方で、「容易には増やすことができない物」と
思っていた時期が長かったため、
警戒心を感じてしまって、
手放しで喜ぶことはできませんでした。


私もネットで5-HTPについて調べたところ、
夫が言うとおり、セロトニンの材料であると
書かれた記事が、すぐに複数見つかりました。


ところが日本の厚労省は、
「5-HTPには副作用がある」として、
服用する人たちに対して注意を喚起していました。

その記事を読んだ私は、不安を感じました。






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2021年01月24日

5-HTPとの出会い・・・1

前回、テキサス州に滞在中、
脳が情報を処理しきれなくなり、
症状が悪化したという話をお伝えしました。


戸惑いやショックを感じている中、
現地で思いがけない物に出会いました。


よく知られているように、アメリカには現在、
日本とは違い、国民皆保険制度がありません。

診察代や治療代が高額になりやすく、
気軽に病院を受診することができないため、
人々は軽度の病気であれば、市販の薬を飲んで
対処するそうです。


そのため、街中のドラッグストアには、
驚くほど多岐にわたる、数多くの内服薬や外用薬、
健康食品、サプリメントなどが販売されています。


医師が開発に関わっている、
いわゆる「ドクターズサプリメント」も、
お店で比較的安価で購入することができます。


以前、お伝えしたように、
私はサプリメント代を節約するため、
おもにアメリカからサプリメントを個人輸入しています。
質も安全性も高く、なおかつ日本で購入するよりも
コストパフォーマンスが高いからです。


今回、せっかくアメリカに行きましたので、
夫と私は、現地のドラッグストアにサプリメントを
見に行きました。


私が、普段飲んでいるのと同じ商品を見つけて
喜んでいると、夫が
「これは何だろう?」
と、あるサプリメントを手に取りました。


見ると、「5-HTP」というサプリメントでした。
夫曰く、メンタルに効果のあるサプリメントを
眺めていて見つけた、とのことでした。


その時の私は、
「そうなんだ。聞いたことがない成分だね。
何に効果があるんだろうね」
と答えると、あまり興味を示さずに、
一通りざっと商品を見てから夫と店を出ました。





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2021年01月07日

旅先での生活・・・2

前回、ヒューストンに到着後、
NASAを見学したり、車で移動しながら
観光した話をお伝えしました。

初めの3日間はとても調子が良かったのですが、
4日目に入ると、疲れのせいか
テンションが下がり始めました。

ヒューストンからテキサス州中央部の都市、
オースティンに移動した5日目からは、
頭がずんと重くなりました。


それと同時に、会話中に夫から
「言っていることのつじつまが合わない」
「おかしなことを言っている」
などと言われることが多くなりました。


また、些細なことでイライラしてしまったり、
うっかりミスや言葉の言い間違えなどが増えました。

調子が悪い中、せっかくアメリカに来たのだからと、
州会議事堂や歴史博物館に見学に出かけたりして、
疲れすぎない程度に脳に刺激を与え続けました。


すると、さらに症状が悪化し、
ささいなことに対するこだわりが強くなって、
夫と何度も口論になりました。


後半になると、言語機能も急速に低下し始めました。
夫との会話中には日本語を言い間違え、
現地の人たちとの会話になると、
興味深いことに英単語の言い間違えをしたり、
言おうとしたのとは違う単語が口から出てきました。


また、中学レベルの単語の発音が分からなくなり、
違う発音をしてから間違いに気づいたこともありました。


このように、残念ながらアメリカにいる間、
症状を好転させることはできませんでした。


帰国後の10月4日、主治医にこの話をしたところ、
「新しい場所で色々な情報が入ってきて、
脳が処理しきれなくなったからだと思います」
と、原因を教えてくれました。


確かに、日常とは全く異なる環境の中で、
短期間に新しい様々な体験をしたり、
多くの知識を得たことで、
脳がパニックを起こしてしまったのかもしれません。


その点は誤算でしたが、1つ、思いきって
アメリカに行ってみて良かったことがありました。
ある物との運命的な出会いがあったのです。
それについては次回、お伝えしようと思います。







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神奈川県在住の主婦です。9年前、子宮筋腫が原因で、重い鉄欠乏性貧血を発症しました。発症までの過程や症状、今まで受けてきた治療法などを、綴っていきたいと考えています。 どなたかのお役に立てたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
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