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ロシアの立場からみると、少しはプーチンさんの思いが分かる気もするんです。

■ロシア視点のざっくりとした歴史的流れ
第一次世界大戦の頃、プロイセン(昔のドイツ)がいきなり攻めてきて、ロシア人が大量に殺されたし、第二次大戦の時も、ナチスが攻めてきてガッツリヤラれた。このときは、原爆落とされた日本の数倍のロシア人が亡くなっており、更に地球一周分より長い距離の鉄道も破壊された。当時のロシアは、それでもなんとか粘って首都を死守。ナチスは、ロシアのあまりの寒さに耐えきれず敗走。逆にロシアはナチスを追い詰め討伐したので、ヨーロッパをナチスから守ったという自負がある。ロシアはこのような歴史から、資本主義が西の方から攻めてくることにトラウマがあるんじゃないでしょうか。

■第二次大戦後
で、その後ゴルバチョフさんのときに、「NATOは加盟国を増やさない」って口約束だけどアメリカが言って、じゃあロシアもワルシャワ条約機構を解体しますわってなります。ロシアも少しずつ資本主義にしてみよっかなって試してたら、失業率が爆上がりするなどして経済ボロボロになったけど、みんなからガン無視されてそうこうしてるうちに、アメリカが過去の約束を無視してNATO加盟国をシレッと増やしてるじゃん️ってなって、今回のロシア鬼怒に発展、みたいな。

とはいえ、武力行使は決して許されるものではないのですが、西側諸国も、もう少しロシアのこと気に掛けてやろうよ☆っていうやつです。

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