2014年10月12日
<自動車>トヨタ勢が1、2位独占 富士6時間耐久レース
自動車レースの世界耐久選手権(WEC)第5戦「富士6時間耐久レース」は12日、静岡県小山町の富士スピードウェイ(1周4.563キロ)で決勝が行われ、ポールポジション(PP)からスタートしたトヨタのデービッドソン(英国)、ブエミ(スイス)組が236周を走り優勝した。トヨタは2位にも中嶋一貴、ブルツ(オーストリア)、サラザン(フランス)組が25秒627差で入り、日本開催のWEC3連覇を、今季開幕戦以来の1−2フィニッシュで飾った。トヨタは今季3勝目で、製造者部門の年間総合優勝争いでもトップに立った。
3、4位にはポルシェ、5、6位にはアウディが入った。
◇チーム一丸で完勝
トヨタがホームコースの富士で完勝した。
レースは6時間だが、勝負どころはスタート直後の競り合いだった。PPからスタートしたゼッケン8号車のブエミに、F1通算9勝のウェバーが駆る予選2位のポルシェが襲いかかる。いったんは抜かれるが、ブエミもすぐに抜き返し、他のマシンも抑えて1周目をトップで通過。ブエミは「大きな勝負だったが、その後は(レースを)コントロールできた」。ポルシェ、アウディらライバルのタイムが伸びない中、トヨタのマシン「TS040ハイブリッド」は、直線でもコーナーでもスムーズに加速し、周回を重ねた。
台風が近付き、気温も下がる中で、タイヤ選択などバックアップも万全だった。「富士は何度も走っているからわかっていた。本当に気持ちのいいレースだった」と木下美明チーム代表。昨年まで2年連続して富士を制した中嶋は2位に終わったものの「個人の競技ではない。チームとして満足いく結果」と納得の表情だ。トヨタがチーム一丸となってつかんだ勝利だった。
3、4位にはポルシェ、5、6位にはアウディが入った。
◇チーム一丸で完勝
トヨタがホームコースの富士で完勝した。
レースは6時間だが、勝負どころはスタート直後の競り合いだった。PPからスタートしたゼッケン8号車のブエミに、F1通算9勝のウェバーが駆る予選2位のポルシェが襲いかかる。いったんは抜かれるが、ブエミもすぐに抜き返し、他のマシンも抑えて1周目をトップで通過。ブエミは「大きな勝負だったが、その後は(レースを)コントロールできた」。ポルシェ、アウディらライバルのタイムが伸びない中、トヨタのマシン「TS040ハイブリッド」は、直線でもコーナーでもスムーズに加速し、周回を重ねた。
台風が近付き、気温も下がる中で、タイヤ選択などバックアップも万全だった。「富士は何度も走っているからわかっていた。本当に気持ちのいいレースだった」と木下美明チーム代表。昨年まで2年連続して富士を制した中嶋は2位に終わったものの「個人の競技ではない。チームとして満足いく結果」と納得の表情だ。トヨタがチーム一丸となってつかんだ勝利だった。
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