2014年10月25日
裁判官寝坊で審判の期日延期 事実と異なる説明も
23日、名古屋家庭裁判所岡崎支部の裁判官が寝坊して審判に来なかったうえ、担当の書記官が代理人の弁護士に「別の裁判が長引いている」と事実と異なる説明をして、期日が延期されていたことが分かりました。
名古屋家庭裁判所によりますと、岡崎支部の佐川真也裁判官(31)は、23日午前10時からの審判を担当する予定でした。
しかし、開始の時刻を過ぎても現れず、担当の書記官が双方の代理人の弁護士に対して「別の裁判が長引いている」と説明し、およそ30分後には「裁判官が来られなくなった」として、その日の審判を取り消し、期日を延期したということです。
そのあと、裁判所の職員が裁判官の自宅を訪れたところ、本人は部屋にいて「体調が悪く、寝坊してしまった」と釈明したということです。
また、担当の書記官は事実と異なる説明をしたことについて「裁判官が来ていないことをそのまま伝えると、当事者が混乱すると思った」と話したということです。
裁判官はその日の午後に、双方の弁護士に謝罪したということです。名古屋家庭裁判所の藤山雅行所長は「当事者の方々にご迷惑をおかけして遺憾です。今後このようなことがないよう、職員への指導を徹底したい」とコメントしています。
名古屋家庭裁判所によりますと、岡崎支部の佐川真也裁判官(31)は、23日午前10時からの審判を担当する予定でした。
しかし、開始の時刻を過ぎても現れず、担当の書記官が双方の代理人の弁護士に対して「別の裁判が長引いている」と説明し、およそ30分後には「裁判官が来られなくなった」として、その日の審判を取り消し、期日を延期したということです。
そのあと、裁判所の職員が裁判官の自宅を訪れたところ、本人は部屋にいて「体調が悪く、寝坊してしまった」と釈明したということです。
また、担当の書記官は事実と異なる説明をしたことについて「裁判官が来ていないことをそのまま伝えると、当事者が混乱すると思った」と話したということです。
裁判官はその日の午後に、双方の弁護士に謝罪したということです。名古屋家庭裁判所の藤山雅行所長は「当事者の方々にご迷惑をおかけして遺憾です。今後このようなことがないよう、職員への指導を徹底したい」とコメントしています。
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