【更新終了】凡庸な人の普通な暮らしの徒然

コロナにより働く概念ががらっと変わった今

いま問いかけられているし、問いかける

「働くとはどういうことか」

食べるために働いている

いやいや

使命感や義務で働いている

欲望を満たすために働いている

やることがないから働いている

みんなに働けといわれているから働いている

これらは本来の働くということの回答になっているだろうか

働くとはどういうことか

何のために働くのか

この機会にぜひ考えたい

本日は 僕は生まれつき働くのに向いていない

昨日、水曜日は１００分de名著『ピノッキオの冒険』第３回目の再放送があった

時間は朝の５時３０分から

わたしの知っているピノッキオとは違い

原作のピノッキオは悪童ぶりが半端ない

第１部の終わりがピノッキオが木にくくられ死んでしまうという

児童文学としてありえないような話で終わる

しかもくくられてぐったりしている節絵がある

作者のカルロ・コッローディさんはこれまたギャンブル狂で借金はこしらえて

本の執筆でかせいでは借金をするという繰り返しだったという

それがピノッキオが好評をはくして借金がなくなったので連載をやめたくて

ピノッキオをささっと殺してしまったのだ

作品の連載をやめたいために主人公を殺すとはなんともまあすごい作家さんである

しかも殺したあとしぶしぶ連載を続けなければならず

ピノッキオを復活させている

さて昨日、ピノッキオのセリフにこんなのがあった

僕はこの国に向いていないんだ

僕は生まれつき働くのには向いていないんだ

このセリフは働く人々がいる村で何かしないとお金ももらえず

何かくださいといっても人々からこれを手伝ったらお金をあげるといわれる

ピノッキオはことわり続ける

最後に水ガメを家にもってきたらあんなことやこんなこともつけてあげるから

といわれついには手伝ってしまう、働いてしまうのであった

この

「僕は生まれつき働くのには向いていないんだ」

これはこころにささる

生まれつき働くのが好きな人はいるのだろうか

いないのではないだろうか

働かなければお金がもらえない

そうしないと食べものが買えないだから働いているのでないか

世間のシステムがそうだから働かざるをえない

もう一度もどる

働くとはどういうことか

本来の働くということはどういうことか

自問自答したい

まとめ
・働かなくていいならそれにこしたことがない