【更新終了】凡庸な人の普通な暮らしの徒然

昨日は夕方近く熱ぽくなったので早めにあがり

２０時すぎには寝た

本日は １００分de名著『法華経』第４回目 永久保存にしたい

さてこのアンコール放送の『法華経』も最終回

いまも雑記帳に書いている

指南役の植木先生の常不軽の訳

常に軽んじないのに

常に軽んじられていると思われ

その結果、常に軽んじられることになるが

最終的には常に軽んじられないものとなる

もう何べん何べんもことあるごとに雑記帳に書いている

いつも書くたびにどういうことだろうかと考えている

すべての人から身を一歩ひく

これがなかなかできない

あいつよりわたしのほうが上だとか

わたしより彼のほうが上だとか

そんな考えわれわれはもってしまう

そういった「決めつけ」をはずし

わたしはすべてのあなたよりも身を一歩ひく

あなたを軽んじないですよと

沢木興道さんの言っている廻向返照の退歩も同じだ

番組で長谷川等伯さんも出てきた

すっかりこの法華経で出てきたことを忘れていた

今年の正月に等伯さんの国宝「松林図屏風」をこの番組をみて見に行ったことを

思い出した

等伯さんを理解するにも『法華経』を知らなくてはいけないと

そうだったよな

このことばもすっかり忘れていた

「等覚一転名字妙覚」

悟りのことばを言葉ではわかっていてその悟りを目指して精進するも

じつは先に目指すものがあるのではなく

日常の自分の足元にあるのだというこのことば

深くつきささる

永久保存にしたい回であった

来月１２月の１００分de名著はなんと

『カラマーゾフの兄弟』

よく短縮していわれるカラ兄

いままで取り上げていなかったのが不思議なぐらい

１２月も楽しみだ

まとめ
・植木雅俊さん訳の『法華経』『維摩経』をさっそく買わねば