【更新終了】凡庸な人の普通な暮らしの徒然

クーラーをつけずに昨日は寝れたが

本日はどうか

これを書いている５時の時点で

かなり暑い

蒸し蒸しがないだけでもまだましか

本日は １００分de名著を視聴する際の注意

いつもEテレの１００分de名著を楽しみにしている

知ったのはちょうど１年前

ハンナ＝アーレントさんの「全体主義の起源」だったと思う

そのころ彼女を知り始め

彼女を取り扱った映画を見たり

『イエルサレムのアイヒマン』を読んだりした

月一で名著を一冊とりあげ四回にわたり２５分で講義する

最初のうちテキストを買っていたが

そのうち買わなくても十分であることがわかった

石牟礼道子さんの『苦海浄土』を知ったのもこちらから

毎回、楽しんで見ているのだが以下の注意が必要だ

・原著を読んでいないのにこの講義だけで知った気になる

講義では幅広く視聴者が興味をわくように題材が選ばれているが

それはあくまで本の一部であってすべてではない

また講師の方の好みとかが入る余地がある

ちょっとした解釈が違うこともあるし

それが驚きだったりもする

・講義で本に興味がわき本を読もうとするが先入観をもって本を読んでしまう

ことも注意が必要だ

そうはいっても真っ白で読むことは難しいが

講義での話は参考で

自分にとってほんとうはどのように本から受け取れることができるのか

それが重要である

かといって原著一冊まるまる読むのは大変だし時間がない

そういう場合

ほんのちょっと読む

５分でいい

それだけでもいい

大分違う

話はそれるがMCの伊集院光さんは相当頭が切れる

案内をしてくれる講師に対して

鋭い切り口で質問するし意見を述べる

講師のかたはいろいろなかたがいる

外見からことばから力強く話しをするかた

いっぽう

外見からは力強さが感じられないがたんたんと話しをするかた

あるとき、ゲストである哲学者が呼ばれたとき

この哲学者が自信満々で話をしていたのを聞いた

伊集院光さんはそれより上の話をだして講師もゲストの哲学者も

静かにさせてしまったことがあった

そのときはテレビの前のニヤリとした

また脱線してしまった

まとめ
・変に丁寧すぎる礼をしたり、自信満々で語りだす講師は注意が必要だ