2021年10月22日
中山仙境で滑落した話
今日が一番寒いらしいです
12月の天気だとかいやはや
来週末は久しぶりにレンタカーを借りてツレとの旅
雪がちらついているのにびびってスタッドレスタイヤもオプションでつけときました
安心にかわるものなしまあ雪がなくてもお守りです
本日は 中山仙境で滑落した話
ついに語る日がきました
中山仙境で滑落した話
滑落については『道迷い遭難』(羽根田治さん)の本を読んだり
WEB上では滑落の記事を漁っては読んではいたが
実際「他人ごと」でした
これは他人の犯したできごとで自分は気をつけていれば起こるわけない
はいこれまったくの間違いです
経験して初めてわかるのだがそれでは遅すぎる
今回たまたま滑落したところが崖でなくちょっとした勾配のところで転げ落ちることはなかったのだが
ふと何げに足をすべらしあれ気がついたら滑落しているという状態に
どうだったのか思い出してみよう
当日はいつものように2時に起床しバスで羽田へ2時間も前に到着
10時には大分にそこからレンタカーをかり1時間ほど走らせて中山仙境へ
晴れで10月のはじめそんなに暑くはない
リュックは14ℓのいつも使っているドイター
ペットボトル(500ml)を片側にいれる
11時30分頃登山開始
事前にYouTubeにある動画などで道を確認していて、YAMAPを起動しているので道間違いの不安なし
登山者はわたしのみ
しばらく登ると尾根が細く鎖場がでてきた
これも慎重に登り1時間ほどで無明橋へ
ここはとても見晴らしがよく30分ほど食事もとり休憩した
疲れもないし体調も問題なし
無明橋から少しいったところの下りで鎖が山側についてあるところがある
足場はのせるところがあるだけ
なんも変哲もないところだし中山仙境で滑落しないように注意喚起されている場所でない
たしかにそれまで動画や写真をとるためアクションカメラとスマホをいじってはいたが
不注意になるほどそれに没頭していたわけではない
鎖もつかみつつ慎重に降りていく
ちょっと右側に足をのせたときたぶん枯葉があったのだろうすべってさっと谷川に滑落
そしてあっという間に1回転して背中から落ちた
「やってしまった」
まず身体の状態を見てみる
左膝に擦り傷と左肩に擦り傷そして背中も腰に擦り傷
どこも折れてはいない
あれっ眼鏡がないしまった
そう滑落したとき飛んでいってしまったのだ
前々からスペアの眼鏡をリュックにいれている
特に旅行で眼鏡が壊れたらレンタカーとか運転できなくなるからだ
気はすこし動転していたが動けることがわかって落ち着いたのでリュックから眼鏡を取り出す
どこに飛んでいってしまったのか
あとなにかなくしものはないか確認
スマホもアクションカメラもあるペットボトルがない
あたりを見まわし歩く斜面でしかも落ち葉でズルズルすべる
10分ほど探したが眼鏡もペットボトルもない
中山仙境はあと1時間ほど歩けば下山できる位置にいるのでペットボトルはあきらめた
眼鏡もこのスペアでいくからいいかなと登山道に戻ろうとした瞬間なんと奇跡的に登山道に眼鏡がありました
「これは天からわたしにあてた知らせだ」
この後はほんと注意しすぎるほどに注意して進んだ
危ない箇所も通りすぎなんとか無事下山
背中の擦傷が痛む
中山仙境の駐車場に戻りタオルに水を湿らせて背中に当てる
ちょっど滑落して1回転して落ちたときリュックがあってほんとによかった
それでも擦傷ができるのだからなんとも
滑落は何気ない場所でしかもふと突然に起きるものであることが痛いほどわかった
細尾根の両側が崖のところではおそらく助からなかっただろう
一番行きたかった無明橋が渡れしかも絶好の景色に安堵してしまったのも原因だろう
あと反省としてはペットボトルをリュックの脇にいれていたが今回のように見つからず
残りの山行をしなければならないとき水なしになってしまう
それを防ぐためには1本はリュックの脇、もう1本はリュックの中にいれることにした
あとは谷川の落ち葉に気をつける
滑落の恐ろしさまじまじと感じた出来事だった
一生忘れないだろう
まとめ
・ほんとたまたま滑落した場所がよかっただけである
12月の天気だとかいやはや
来週末は久しぶりにレンタカーを借りてツレとの旅
雪がちらついているのにびびってスタッドレスタイヤもオプションでつけときました
安心にかわるものなしまあ雪がなくてもお守りです
本日は 中山仙境で滑落した話
ついに語る日がきました
中山仙境で滑落した話
滑落については『道迷い遭難』(羽根田治さん)の本を読んだり
WEB上では滑落の記事を漁っては読んではいたが
実際「他人ごと」でした
これは他人の犯したできごとで自分は気をつけていれば起こるわけない
はいこれまったくの間違いです
経験して初めてわかるのだがそれでは遅すぎる
今回たまたま滑落したところが崖でなくちょっとした勾配のところで転げ落ちることはなかったのだが
ふと何げに足をすべらしあれ気がついたら滑落しているという状態に
どうだったのか思い出してみよう
当日はいつものように2時に起床しバスで羽田へ2時間も前に到着
10時には大分にそこからレンタカーをかり1時間ほど走らせて中山仙境へ
晴れで10月のはじめそんなに暑くはない
リュックは14ℓのいつも使っているドイター
ペットボトル(500ml)を片側にいれる
11時30分頃登山開始
事前にYouTubeにある動画などで道を確認していて、YAMAPを起動しているので道間違いの不安なし
登山者はわたしのみ
しばらく登ると尾根が細く鎖場がでてきた
これも慎重に登り1時間ほどで無明橋へ
ここはとても見晴らしがよく30分ほど食事もとり休憩した
疲れもないし体調も問題なし
無明橋から少しいったところの下りで鎖が山側についてあるところがある
足場はのせるところがあるだけ
なんも変哲もないところだし中山仙境で滑落しないように注意喚起されている場所でない
たしかにそれまで動画や写真をとるためアクションカメラとスマホをいじってはいたが
不注意になるほどそれに没頭していたわけではない
鎖もつかみつつ慎重に降りていく
ちょっと右側に足をのせたときたぶん枯葉があったのだろうすべってさっと谷川に滑落
そしてあっという間に1回転して背中から落ちた
「やってしまった」
まず身体の状態を見てみる
左膝に擦り傷と左肩に擦り傷そして背中も腰に擦り傷
どこも折れてはいない
あれっ眼鏡がないしまった
そう滑落したとき飛んでいってしまったのだ
前々からスペアの眼鏡をリュックにいれている
特に旅行で眼鏡が壊れたらレンタカーとか運転できなくなるからだ
気はすこし動転していたが動けることがわかって落ち着いたのでリュックから眼鏡を取り出す
どこに飛んでいってしまったのか
あとなにかなくしものはないか確認
スマホもアクションカメラもあるペットボトルがない
あたりを見まわし歩く斜面でしかも落ち葉でズルズルすべる
10分ほど探したが眼鏡もペットボトルもない
中山仙境はあと1時間ほど歩けば下山できる位置にいるのでペットボトルはあきらめた
眼鏡もこのスペアでいくからいいかなと登山道に戻ろうとした瞬間なんと奇跡的に登山道に眼鏡がありました
「これは天からわたしにあてた知らせだ」
この後はほんと注意しすぎるほどに注意して進んだ
危ない箇所も通りすぎなんとか無事下山
背中の擦傷が痛む
中山仙境の駐車場に戻りタオルに水を湿らせて背中に当てる
ちょっど滑落して1回転して落ちたときリュックがあってほんとによかった
それでも擦傷ができるのだからなんとも
滑落は何気ない場所でしかもふと突然に起きるものであることが痛いほどわかった
細尾根の両側が崖のところではおそらく助からなかっただろう
一番行きたかった無明橋が渡れしかも絶好の景色に安堵してしまったのも原因だろう
あと反省としてはペットボトルをリュックの脇にいれていたが今回のように見つからず
残りの山行をしなければならないとき水なしになってしまう
それを防ぐためには1本はリュックの脇、もう1本はリュックの中にいれることにした
あとは谷川の落ち葉に気をつける
滑落の恐ろしさまじまじと感じた出来事だった
一生忘れないだろう
まとめ
・ほんとたまたま滑落した場所がよかっただけである
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/11048745
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック