現役ケアマネのハートケアマン現場ノート

皆さんは介護をしていく上でいろいろ工夫をされていると思います。

家庭で簡単に作れる介護用品は、介護者と家族にとって大きな助けになります。

DIYを用いての介護用品を活用することで、コストを抑えつつ、個別のニーズに合った使いやすいアイテムを手に入れることができますよね。

さらに、手作りする過程で家族や介護者の絆が深まり、より良い介護環境が整います。

例�@　手指の保護クッションを作る場合
古いタオルや布を使って適切な大きさにカットし、縫い合わせるだけで簡単に作成できます。
このクッションは、介護中の手を保護するために役立ちます。

例�A　車椅子用クッション
バスタオル、フェルト、綿または古い布の切れ端などを使います。
バスタオルを適切なサイズにカットし、フェルトでカバーを作りましょう。
中に綿を詰めてクッションを作成し、車椅子に設置します。

例�B　介護用エプロン
防水布、ゴムバンド、針と糸またはミシンなどを使います。
防水布をエプロンの形にカットし、ゴムバンドを首や腰に合わせて縫い付けます。
食事や洗面時に使うと便利ですよね。

例�C　移乗用スライディングシート
滑りやすい素材の布（例えばナイロンやポリエステル）、針と糸またはミシンなどを使います。
布を適切な大きさにカットし、端を縫い合わせて仕上げます。
ベッドから車椅子への移乗をスムーズにするために使います。

例�D　ベッドレールカバー
厚手の布、スポンジまたはフォームパッド、針と糸またはミシンなどを使います。
布をベッドレールの長さに合わせてカットし、中にスポンジを挟んで縫い合わせます。
ベッドレールに固定して、使用者の衝突や傷を防ぎましょう。

などなどできますよねｗ

DIYの介護用品は、市販の高価なアイテムに代わる経済的な選択肢で、
個別のニーズに応じたカスタマイズが可能になります。

さらに、手作りする過程で家族や介護者が協力し合うことで、
コミュニケーションが増え、介護に対する理解と協力が深まります。

このように、介護用品のDIYはコスト削減と個別ニーズの対応を実現するだけでなく、
家族や介護者の絆を強めるための有益な手段にもなりえます。

手作りの介護用品は、使用するたびに達成感と安心感をもたらして、
介護の質を向上させてくれると思いますよ。

介護生活は大変です。

少しでも皆様の負担が減らすことが出来れば幸いです。

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