中古アナログレコードのコンディション（状態）表記について調べてみた。

2018年07月24日

中古アナログレコードのコンディション（状態）表記について調べてみた。

ION Audio Max LP スピーカー内蔵レコードプレーヤー

アナログレコードの人気が再燃しているという昨今。2017年にはソニー・

ミュージックがアナログレコード用プレス機を新たに導入し、アナログ

レコードの制作・製造を本格的にスタートさせたというニュースも

ありました。

しかし、おそらく市場の多くは中古レコードが占めていると思います。

私も、先日、20数年ぶりに中古でアナログレコードを購入したばかり。

考えてみると、お店からレコードが消えて、30年近くが経過。

中古レコードはやはり盤質が重要になってきます。

そこで、今回、中古アナログレコードのコンディション（状態）表記に

ついて、調べてみました。

お店によって評価の仕方が違いますが、細かく8～10段階だ評価されている

ショップが多いようです。そのほか5～6段階で評価しているショップも。

【ショップAの場合】

NEW／新品
SS／未開封・新古品
M／美品・新品同様
M-／普通・経年劣化有り
EX／B級品・軽損傷有り
VG／C級品・状態悪し
G／かなり状態悪し
F／再生に支障あると思われる箇所有り
P／再生に支障ある箇所多々有
B／全編再生不能。盤やジャケの一部だけ現存等

【ショップBの場合】

SEALED SEALED／未開封の状態
M MINT／中古レコードの最上級。無傷の状態。
NM NEAR MINT／ほぼ無傷。NEAR MINT
EX+ EXCELLENT PLUS ／ほぼ美品状態。
EX EXCELLENT／MINTほどの光沢はなし。ノイズもほとんどなし。
EX- EXCELLENT MINUS／多少の汚れがある。
VG+ VERY GOOD PLUS／ノイズはあるが充分聴ける。
VG VERY GOOD ／ノイズがある。
VG- VERY GOOD MINUS／かなりノイズがある。

【ショップCの場合】

S Still Sealed／新品・シュリンク、シールド包装が未開封
M Mint-／新品同様の完璧なコンディション、シールド包装が開封済み。
　　　　　レコードには目に見えるスレ、キズ等がない状態。再生上、
　　　　　中古盤として最高の状態。
E+ Excellent+／中古盤として美品な状態。多少の取り出し時に生じたような
　　　　　　　　紙ずれ等、わずかな経年を感じるものの、傷みを
　　　　　　　　感じさせない状態。再生上、問題なしの状態。
　　　　　　　　※ほとんど欠点が無ければE+となります。Mintや新品の
　　　　　　　　状態にこだわって集めているコレクター以外の方はこの
　　　　　　　　E+コンディションで満足できると思います。
E Excellent／良好。盤面に目視できるが指で触っても感じられない程度の
　　　　　　　　わずかな浅く薄いスレ、またはスリ傷が見られるものの、
　　　　　　　　見た目も然程気にならない状態です。再生上、E+より少し
　　　　　　　　落ちる状態。わずかな気にならない程度の軽いノイズ
　　　　　　　　または、プチノイズが出る場合があります。ラベルには
　　　　　　　　リングウェアや変色がある場合があります。
E- Excellent-／盤面にスレまたは、傷が(若干、指で感じることができる)
　　　　　　　　1箇所から数箇所あり、それらが音に影響してノイズが出る
　　　　　　　　場合があります。ラベルにはリングウェアや変色がある場合
　　　　　　　　があります。
VG+ Very Good+／盤面にスレまたは、目立つ傷が(指で感じることができる)
　　　　　　　　　1箇所から数箇所あり、ノイズは出ますが、針飛びは
　　　　　　　　　しません。ラベルにはリングウェアや変色があります。
VG Very Good／盤面にスレまたは、目立つ傷が(指で感じることができる)
　　　　　　　　1箇所から数箇所あり、ノイズは出ますが、針飛びする
　　　　　　　　可能性があります。ラベルにはリングウェアや変色、
　　　　　　　　しみ、剥がれがあります。
VG- Very Good-／盤面にスレまたは、目立つ傷が(指で感じることができる)
　　　　　　　　多数あり、ひどいノイズ、針飛びがあります。おすすめ
　　　　　　　　できません。ラベルにはリングウェアや変色、しみ、
　　　　　　　　剥がれがあります。

また、HMV record shop オンラインなど5段階評価のショップもありました。

■盤質について（主にCDやDVDなどの商品に使用）
盤質はその商品の査定時に検盤したときの盤面のキズなどのコンディションを
グレードで表記しております。

S：未開封商品か新品同様の場合
A：開封されているがキズなしであるか、微小なキズがある場合
AB： 1以上のキズがあるが、それが小さいキズであるか、
　　　薄めのキズである場合
B：キズがあることがはっきりとわかる商品であり、複数のキズも
　　認められる場合
C：再生は可能だが、明らかにキズが多い場合　
　　※再生するプレイヤー次第では再生できない可能性もあります。

ちなみに私が先日購入したお店は6段階評価。NEW、M、EX、VG、Gの下に

P　Poor（不良品/再生不能な箇所有り）となっておりました。

プア―なんてもう売り物じゃないでしょう？

中古アナログレコードのコンディション表記、初めて知ったという方も多い

のでは？これ、中古のギターもこうした評価なので覚えておくと良いかも

しれません。

簡単に覚えておこう。新品はNEW、またはSSかS。

新品同様はMINT（ミント）、また、これに近いものはニアミント。

美品の状態がEX（エクセレント）。これにプラス、マイナスをつけて3段階

で評価。（プラスの評価だけでEX、EX̟⁺、EX⁺⁺と3段階評価の店もありました。）

個人的に購入するならこのあたりまでかなと思います。

その下が、VG（ベリーグッド）。これもプラス、マイナスをつけて3段階

で評価されているところが多いみたいです。ベリーグッドとはいうものの

キズやノイズが入るとの評価。

さて、レコードもいいなあ、などと思いつつ、相変わらずレコードプレーヤー

を未だ入手しておりません。安いのでいいと思いつつ、Bluetoothでスピーカー

から鳴らせるのもいいなあ、なんていろいろ目移りしたりして。

また、購入したら報告したいと思います。

WE LOVE MUSIC!!

中古アナログレコードのコンディション（状態）表記について調べてみた。

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