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2013年08月30日

モバイルルーターを骨までしゃぶる?!

今回の趣旨は、一時的なSOHO環境...例えば建築現場の事務所での使用など。数日〜数ヶ月使用したい場合である。
インターネットに接続できて、電話の固定番号が使えて、FAXが受信できて、ということが実現したいこと。

一時的にSOHO環境を整えようとした場合、光回線を引くのはコストもかかるし面倒だ。
となると、モバイルルーターが使えるのではないかと考える。

モバイルルーターは、ドコモ、au、ソフトバンク、イー・モバイルからそれぞれ出ている。
速度的には、ソフトバンクが通信速度最大110Mbpsと一番速くて、次に続くのがイー・モバイルとドコモでauのWiMAXは40Mbpsと一番遅い。
また、LTEエリア外の速度については
ソフトバンクは、最大42MbpsのULTRA SPEEDエリア、イー・モバイルは、 最低14.4Mbps、最大42MのG4エリア(3G) 、ドコモは、 最低3.6Mbps、最大14MbpsのFOMAエリア(3G)となる。
WiMAXはというとauの3G回線と併用できるものであれば、3G接続中は下り最大3.1Mbps/上り最大1.8Mbpsで月間5GBまで利用可能となる。

ここまでの状況では、ソフトバンク独り勝ちのような印象だが、そうとも言いきれない。
ソフトバンクが採用しているLTEは、TD-LTEであり、中国くらいしか採用していないさみしい規格のもの。
ちなみにイー・モバイルやドコモは、FDD-LTEという規格であり、こちらの方が通信安定性という面では優れているらしい。
ただ、アップルが中国市場を重要視しているらしいので、将来的にはどちらも差はなくなっていくのかもしれないが、現時点では形勢不利な規格と言える。

モバイルルーターの選択について、速度だけが判断材料とはならない。
SOHO環境となると通信量の上限が非常に気になるところとなる。
この点では、WiMAX以外はすべて上限設定があるため、WiMAX以外の選択肢は無い。
モバイルルーターで固定電話番号(050番号)が使える環境といわれると思いつくのは、「050plus」「Skype」などである。
出来れば、パソコン+ヘッドセットというような近代的なものではなくて、アナログな電話機を使いたい。
WiMAXのルーターに、おもしろい機種を発見。なんとクレードルにセットするとクレードルにあるLANポートが有効となるというのだ。
つまり有線LANで接続できるのである。
有線LANにてVoIPルーターもしくはSIPフォンを接続する事により、アナログ電話の接続が可能となるとすると非常に興味深い。
そんな都合の良いサービスはあるのか?

それがコヴィア・ネットワーク社の「FleaLine light」だ。
是非、試してみたいサービスだ。




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posted by HANZO at 21:08| IT関連
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