2018年05月01日
ADHDをサポートするとはどういうこと?
こんにちは!
ADHDの夫を支えるアラサー主婦のはるです!
今回は、ADHDをサポートするってどういうことなのか、
私がこのブログで何を一番伝えたいことを書きたいと思います。
以前、ADHDを支える上でいちばん大切なことという記事で、「ADHDを支えるあなたが自分のバランスを自分で保つこと」が大切だと感じていると書きました。
とにかく、自分自身をきちんと癒やして、楽しいことをたくさんして、毎日を自分の力でキラキラさせること。
誰かのせいで不幸にならず、自分で自分を幸せにすることがいちばん大切かなと思っています。
そのためには、ストレスで乱れた自律神経のバランスを整えて、ちゃんと食べてしっかり眠る!
シンプルだけど、それが大切です。
そして、自分を自分で元気に幸せにした上で、余力があればADHDをサポートしてあげてください。
私が、彼のADHDに悩んでいる時、誰もが「あなたがしっかりしないと」「大変だね、頑張ってね」と声をかけてくれました。だから私も、頑張ろう、しっかり彼を支えよう!と思いました。
でも、それじゃなんにもうまくいかなかった。
いま、パートナーのADHDに振り回されて、疲れてしまっている人はいませんか?
疲れて、不安で、イライラして、悲しくなっていませんか?
自分がいちばん不幸に感じたり、孤独や寂しい気持ちを持て余していませんか?
まわりに「頑張れ」と言われて、「頑張ろう!」と無理をしていませんか?
当然ですが、あなたの生活はパートナーのADHDの尻拭い(言葉は悪いですが)をするためにあるのではありません。
ADHDの人が散らかした部屋を片付けたり、ADHDの人が忘れた書類を届けに走ったり、ADHDの人が意見を変えるたびに自分の予定をキャンセルしたりするためにあるのではありません。
そんなのは、ADHDを支えること、サポートすることとは別物です。
パートナーという立場でADHDを支えよう、サポートしようと思う時、
「相手に何かをしてあげよう」と思う人が多いです。
もちろんそれは優しさや責任感があってのことですし、相手に愛情があるから自然と思うことなんですが、
「夫は(妻は)ADHDだから、自分がサポートをしてあげなくては」と思うのは、
無意識の優越感によるものです。
たしかに、ADHDの人には不得手な事が多く、その度合にもよりますが
誰かの手を借りなければ遂行が困難な場合もあるでしょう。
ですが、ADHDの本人が協力を仰がない限り、むやみに手を出すのは違うかな、と私は思います。
ADHDを支えよう、しっかりサポートをしなければ・・・と思う人の多くは、
「ADHDの人が(非ADHDの考える)人並みの生活が出来るよう、サポートしよう」
と、無意識に考えていませんか?
ADHDを支えるということは、ADHDの人を非ADHDのようにすることではなく、
ADHDという特性を受け入れ、その上で困ったことがあれば対処していきましょう。ということだと思います。
例えば、私の夫は疲れてくるとトイレの水を流すのを忘れてしまいます。
以前の私は、ガミガミ言ってみたり、大げさに嘆いてみたり、大声を出したりして彼に注意喚起をしようと奮闘していました。
一時期は、彼がトイレに経つたびに「ちゃんと水流してよ?」と声をかけていました。
ですが、彼はADHDなので、どれだけ本人が注意をしていても、脳のワーキングメモリに限界があります。
仕事などで疲れていて、そのことばかり考えていると、ワーキングメモリがいっぱいになって「トイレの水を流す」と言った些細なことまで抜け落ちてしまうのです。
さらに、そういう時に私の小言は、届かないんですよね(苦笑)
不快な「音」としては認識されますが、何を言われているかはその場では判断しきれないのです。
また、判断できたとしても、ストレス・苦痛に感じてしまえば
よし、次から気をつけよう!と思う前に逃げ出したくなるのがADHDです。(ADHDには、嫌なこと(興味のないこと)を先送りにする特徴もあります)
なので、わたしにできるのは
「彼が非ADHDのように、常にトイレの水を流せるようガミガミ言う」ことではなくて、
「ADHDだからしょうがない」と受け入れることでした。
私がガミガミ言わなくなればその分、彼にとって家が落ち着ける空間になりますし、
家でしっかりくつろげれば仕事のことをもんもんと考えることもなくなります。
何より、私も彼もストレスが消え、笑顔が増えました。
そうなると、トイレの水を流し忘れる事件もなくなったのです!
それを、「甘やかしてる」と憤慨する友人もいましたが、
もちろん、彼が非ADHDであれば、単なる甘やかしです。
ですが、彼はADHDなんです。
神経麻痺で箸がうまく使えないひとに「こぼさないで!もっとちゃんとして!箸はこうやって使うのよ!」と説教するのを、サポートとは呼びません。
箸がうまく使えなくても本人が箸が使いたければ、ボロボロこぼしても「行儀が悪い!」となじらずに許容すること。余裕があれば、こぼしたものを片付ける手伝いをすること。
本人が「箸はうまく使えないから嫌だ」と言えば、スプーンやフォークを差し出すこと。
それがサポートだと思います。
ここまで読んで「ああやっぱり、普通の生活は諦めなければいけないんだ。ADHDをサポートするって、介護みたいなものだ。私の理想は、もう打ち砕かれた」と感じるひともいるかも知れません。
以前の私も、そう感じると思います。
大丈夫です。
試しに、サポートしようと思って無理にやってることをやめてみてください。
ひたすら自分の楽しいこと、楽なこと、気持ちいいと感じることを追求してみましょう。
自分は綺麗な部屋に住みたい。でも彼がものを散らかすので片付けが大変、
というのであれば、彼のスペースと自分のスペースを分け、自分のところだけ掃除をしましょう。
頼んでいたことをやってくれなかった、というストレスが多いなら、相手に頼らなくても自分で自分の生活を回せるよう自立しましょう。
約束していたのにすっぽかされた、という時は、一人でも楽しんじゃいましょう。
彼に片付けるようガミガミ小言を言ったり、
またやってくれなかった、とがっかりして文句を言ったり、
「約束してたのに!」と怒鳴るよりはよほど建設的ですし、笑顔が増えます。
ADHDの人を手伝わないと!サポートしないと!と思う必要はありません。
ただ穏やかに、自分の幸せを自分で守ってください。
誰にも振り回されず、笑顔でいることが、いちばん大切です。
うまくまとめられなくて、最後は精神論のようになってしまいました・・・
「サポートすること≠小言を言う事」 というのは分かっていただけたでしょうか?
ADHDを支えるあなたが、笑顔いっぱいの日々を送られることを祈っています。
最後までお読みいただいてありがとうございました(^^)
ランキングに参加しています。
応援いつもありがとうございます!
腸内環境の変化が、BDNFレベルの変化にも関与することが解明されました。
つまり、腸内環境を整えることが、脳にいい影響を及ぼし、
シナプスの増加を助けることで、脳内で行われる情報伝達の数を増やし、ひいてはADHDの症状緩和にも期待できるというわけです!
オメガ3とは、魚油に含まれているDHAやEPA、エゴマや亜麻種子などの植物油に含まれているα-リノレン酸などの脂肪酸の総称です。
血流改善やコレステロール値の低下、アレルギー抑制など幅広い効果が期待されています。
また、脳に一番必要な栄養素とも言われ、脳の発達や情報伝達機能に大変重要であるとされています。
炎症抑制効果や、「セロトニン」の血中濃度を上昇させる働きがあることから、ADHDの症状改善の効果も期待されています!
ADHDの夫を支えるアラサー主婦のはるです!
今回は、ADHDをサポートするってどういうことなのか、
私がこのブログで何を一番伝えたいことを書きたいと思います。
以前、ADHDを支える上でいちばん大切なことという記事で、「ADHDを支えるあなたが自分のバランスを自分で保つこと」が大切だと感じていると書きました。
とにかく、自分自身をきちんと癒やして、楽しいことをたくさんして、毎日を自分の力でキラキラさせること。
誰かのせいで不幸にならず、自分で自分を幸せにすることがいちばん大切かなと思っています。
そのためには、ストレスで乱れた自律神経のバランスを整えて、ちゃんと食べてしっかり眠る!
シンプルだけど、それが大切です。
そして、自分を自分で元気に幸せにした上で、余力があればADHDをサポートしてあげてください。
私が、彼のADHDに悩んでいる時、誰もが「あなたがしっかりしないと」「大変だね、頑張ってね」と声をかけてくれました。だから私も、頑張ろう、しっかり彼を支えよう!と思いました。
でも、それじゃなんにもうまくいかなかった。
いま、パートナーのADHDに振り回されて、疲れてしまっている人はいませんか?
疲れて、不安で、イライラして、悲しくなっていませんか?
自分がいちばん不幸に感じたり、孤独や寂しい気持ちを持て余していませんか?
まわりに「頑張れ」と言われて、「頑張ろう!」と無理をしていませんか?
当然ですが、あなたの生活はパートナーのADHDの尻拭い(言葉は悪いですが)をするためにあるのではありません。
ADHDの人が散らかした部屋を片付けたり、ADHDの人が忘れた書類を届けに走ったり、ADHDの人が意見を変えるたびに自分の予定をキャンセルしたりするためにあるのではありません。
そんなのは、ADHDを支えること、サポートすることとは別物です。
パートナーという立場でADHDを支えよう、サポートしようと思う時、
「相手に何かをしてあげよう」と思う人が多いです。
もちろんそれは優しさや責任感があってのことですし、相手に愛情があるから自然と思うことなんですが、
「夫は(妻は)ADHDだから、自分がサポートをしてあげなくては」と思うのは、
無意識の優越感によるものです。
たしかに、ADHDの人には不得手な事が多く、その度合にもよりますが
誰かの手を借りなければ遂行が困難な場合もあるでしょう。
ですが、ADHDの本人が協力を仰がない限り、むやみに手を出すのは違うかな、と私は思います。
ADHDを支えよう、しっかりサポートをしなければ・・・と思う人の多くは、
「ADHDの人が(非ADHDの考える)人並みの生活が出来るよう、サポートしよう」
と、無意識に考えていませんか?
ADHDを支えるということは、ADHDの人を非ADHDのようにすることではなく、
ADHDという特性を受け入れ、その上で困ったことがあれば対処していきましょう。ということだと思います。
例えば、私の夫は疲れてくるとトイレの水を流すのを忘れてしまいます。
以前の私は、ガミガミ言ってみたり、大げさに嘆いてみたり、大声を出したりして彼に注意喚起をしようと奮闘していました。
一時期は、彼がトイレに経つたびに「ちゃんと水流してよ?」と声をかけていました。
ですが、彼はADHDなので、どれだけ本人が注意をしていても、脳のワーキングメモリに限界があります。
仕事などで疲れていて、そのことばかり考えていると、ワーキングメモリがいっぱいになって「トイレの水を流す」と言った些細なことまで抜け落ちてしまうのです。
さらに、そういう時に私の小言は、届かないんですよね(苦笑)
不快な「音」としては認識されますが、何を言われているかはその場では判断しきれないのです。
また、判断できたとしても、ストレス・苦痛に感じてしまえば
よし、次から気をつけよう!と思う前に逃げ出したくなるのがADHDです。(ADHDには、嫌なこと(興味のないこと)を先送りにする特徴もあります)
なので、わたしにできるのは
「彼が非ADHDのように、常にトイレの水を流せるようガミガミ言う」ことではなくて、
「ADHDだからしょうがない」と受け入れることでした。
私がガミガミ言わなくなればその分、彼にとって家が落ち着ける空間になりますし、
家でしっかりくつろげれば仕事のことをもんもんと考えることもなくなります。
何より、私も彼もストレスが消え、笑顔が増えました。
そうなると、トイレの水を流し忘れる事件もなくなったのです!
それを、「甘やかしてる」と憤慨する友人もいましたが、
もちろん、彼が非ADHDであれば、単なる甘やかしです。
ですが、彼はADHDなんです。
神経麻痺で箸がうまく使えないひとに「こぼさないで!もっとちゃんとして!箸はこうやって使うのよ!」と説教するのを、サポートとは呼びません。
箸がうまく使えなくても本人が箸が使いたければ、ボロボロこぼしても「行儀が悪い!」となじらずに許容すること。余裕があれば、こぼしたものを片付ける手伝いをすること。
本人が「箸はうまく使えないから嫌だ」と言えば、スプーンやフォークを差し出すこと。
それがサポートだと思います。
ここまで読んで「ああやっぱり、普通の生活は諦めなければいけないんだ。ADHDをサポートするって、介護みたいなものだ。私の理想は、もう打ち砕かれた」と感じるひともいるかも知れません。
以前の私も、そう感じると思います。
大丈夫です。
試しに、サポートしようと思って無理にやってることをやめてみてください。
ひたすら自分の楽しいこと、楽なこと、気持ちいいと感じることを追求してみましょう。
自分は綺麗な部屋に住みたい。でも彼がものを散らかすので片付けが大変、
というのであれば、彼のスペースと自分のスペースを分け、自分のところだけ掃除をしましょう。
頼んでいたことをやってくれなかった、というストレスが多いなら、相手に頼らなくても自分で自分の生活を回せるよう自立しましょう。
約束していたのにすっぽかされた、という時は、一人でも楽しんじゃいましょう。
彼に片付けるようガミガミ小言を言ったり、
またやってくれなかった、とがっかりして文句を言ったり、
「約束してたのに!」と怒鳴るよりはよほど建設的ですし、笑顔が増えます。
ADHDの人を手伝わないと!サポートしないと!と思う必要はありません。
ただ穏やかに、自分の幸せを自分で守ってください。
誰にも振り回されず、笑顔でいることが、いちばん大切です。
うまくまとめられなくて、最後は精神論のようになってしまいました・・・
「サポートすること≠小言を言う事」 というのは分かっていただけたでしょうか?
ADHDを支えるあなたが、笑顔いっぱいの日々を送られることを祈っています。
最後までお読みいただいてありがとうございました(^^)
ランキングに参加しています。
応援いつもありがとうございます!
腸内環境の変化が、BDNFレベルの変化にも関与することが解明されました。
つまり、腸内環境を整えることが、脳にいい影響を及ぼし、
シナプスの増加を助けることで、脳内で行われる情報伝達の数を増やし、ひいてはADHDの症状緩和にも期待できるというわけです!
オメガ3とは、魚油に含まれているDHAやEPA、エゴマや亜麻種子などの植物油に含まれているα-リノレン酸などの脂肪酸の総称です。
血流改善やコレステロール値の低下、アレルギー抑制など幅広い効果が期待されています。
また、脳に一番必要な栄養素とも言われ、脳の発達や情報伝達機能に大変重要であるとされています。
炎症抑制効果や、「セロトニン」の血中濃度を上昇させる働きがあることから、ADHDの症状改善の効果も期待されています!
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