2018年03月27日
発達障害(ADHD・ASD)がもっと理解されたら良いのに
こんにちは(^^)
すっかり春ですね。
ADHDの夫を支えるアラサー主婦はるです。
ADHDをお持ちの方も、ADHDのパートナーやお子さんを支える立場の方も、
周囲への理解がなかなか得られずに苦しむことってないですか?
パートナーのことを相談しようにも、なかなか周囲が理解してくれなくて孤独を感じる・・・
カサンドラの入り口ともいわれていますよね。
今日は、私が体験した「発達障害って、ぜんぜん理解されてないな」と
思った出来事をふたつご紹介したいと思います。
会話文などそのまま書きますので、今ナーバスになっているなと
感じる方はご自衛ください。
まったく理解していない!まさか学校の先生の口からそんな言葉が出るなんて
以前、友人とランチにいったときのことです。
その友人は小学校の先生をしているんですが、現在受け持っている2年生のクラスに
発達障害(診断済み)の子がいるそうです。
その子について、こんな事を言っていました。
「アレは親のせい!親が、甘やかして先回りして何でもやりすぎだし、子どもが学校行く気になるまで待ってるとかありえない。学校は時間どおりに来るものだって教え込んで引っ張ってでも来させるべき。それを教えるのが親の愛情でしょ。甘やかしてたってその子のためにならないし。てかそれが出来ないなら支援学級行って欲しい」
ひぇ〜。。
これ、ほぼそのままです。
よっぽどストレスが溜まっていたのが、この日は彼女愚痴が止まらなかったのですが、
上記のセリフもほほノンブレスで一気にしゃべってました。
やっぱり、「親のせい」に映るんですね。
発達障害を知らなくて、表面しか見ていなければこう思ってしまってもしょうがないかなと思います。
彼女の言い分としては、
- 普通学級にいる限り、他の生徒と同じような生活態度が求められる。
- 障害を言い訳にせず、やろうとする姿勢を持つことが大事
- 「行きたくないから行かない」じゃなく「行くべきところだから行く」という感覚を身につけるのが小学校
ということでした。
※これは全くの個人の意見です。
※最後のは、「今日はなんとなく気分が乗らないから行くのやめた☆」というのを指します。いじめなどで行きたくないなどは例外です。
わたしは、相手のお子さんの発達障害の度合いも詳しく聞かなかったですし、
お母様がどんな教育方針で子育てされているかも一切わからないのですが、
おそらく話にあったお母様は発達障害のこともよく理解されていて、
お子さんにとって一番いいみちを模索中なんじゃないかなと思いました。
悲しいけどこれが、今の社会の現場の理解度かなと思います。
彼女の言い分で理解できるなと思ったところは、
無理して普通学級に居ても、学級の授業についてこれないなら結局その子のためにならない。
普通学級にいるなら最低限のラインを満たしてもらわないと、正直困る。
それよりも支援学級にいて、集中力が切れたらその都度休むなど、その子に合わせた進度で
勉強を進めてあげるほうが絶対にいい! という意見でした。
これは、確かに。
頷ける気がします。
でも頷けるのも、当事者でないからでしょうね。
その友達には、こんな話をしました。
食品アレルギー(乳)がある子どもを持つ親が、
「この子は〇〇メーカーの食パンは食べられるけど、△△メーカーのパンだと食べられないです」
といって、他の子と違うパンを食べさせるのを「甘やかし」だとは言わないですよね。
それは、食品アレルギーがどういうものか、よく理解されているからです。
でもたぶん、アレルギーについてよく知られていない一昔前は「それは甘えだ!!」というひとも一定数いたはずです。(今もいるかも知れませんが)
発達障害も同じで、きちんと理解したら「甘え」だなんて口が裂けても言えないと思うよ、と。
▷ADHDは「甘え」ではない
分かってくれたような顔はしてくれましたが、どうでしょうか。
彼女の中でなにかのきっかけになれば嬉しいなと思います。
まったく理解していない!まさか薬剤師さんの口からそんな言葉が出るなんて
これはまさに今日のことなんですが。
先日いった精神科の処方箋を持って、近所の薬局に行きました。
最近では街なかの薬局でもコンサータなどが受け取れるんですね。便利〜
そこであった話なんですが。
最近、ルネスタ(睡眠導入剤)の効きが悪いらしいことを相談したところ、
「mgを増やすという手もありますが、寝つけても寝つけなくても朝起きる時間を一定にすると、リズムが整って寝られるようになりますよ」
と言われました。
夫は朝起きられないのの改善として、睡眠の質を上げるためにルネスタを飲んでいます。
寝られないのに朝起きる時間を一定にするなんてひっくり返ってもできないのです。
「いや、朝起きられないので・・・」
「それはお仕事の都合ですか?」
「いえ、そういうわけじゃなくて」
「朝起きる時間を一定にすれば、よる自然に眠くなりますので、お薬の効きも一定の効果が出ると思います」
この時点で私の内心は(何だコイツ)で埋め尽くされてました。
(たぶん、薬剤師さんの内心も似たような感じだったかと思いますが)
「それが出来ないから薬飲んでるんですけど?」って感じでした。
まあ、まちの薬局の薬剤師さんにそこまで求めてもしょうがないのかな、と思いました。
でもコンサータ処方されてるんだから分かってくれても良さそうなのになぁ。
最後は愚痴になってしまいましたが(汗)
いかがでしょうか。
まだまだ、発達障害は理解が進みませんね。
せめて、発達障害が甘えではないこと、「治る」ものじゃないこと、このふたつでももっと
社会の認知度が上がればいいのにと思います。
余談ですが、
私の夫の場合は、環境にすごく恵まれていたんですね。
高校からの付き合いですが、高校の頃も「夫くんだから」と特別枠で何かとひいきされて?生きていました(今もですが笑)
小・中学校のころも、授業中1人で校庭でどんぐりを集めていたとか、ずっとバスケットボールをいじっていたとか言います。それが許される環境が全体的に良いのか悪いのはは置いておいて、
そんな環境だったからこそ、おとなになるまでADHDで特に困らずに生きてこれたわけです。
ADHDは、脳の発達障害ですが、日常生活で困らなければ「個性」として扱えるほどの些細な問題になります。
発達障害に悩むすべてのひとが、必要以上に孤独を感じたり不安になったりしないで過ごせる未来を願っています。
今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。(^^)
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