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2015年04月14日

読書感想文「経営」 おすすめの文章と自分なりの感情 

DSC_0494.jpgこんにちわ、小谷中広之です
今回のブログでは私「小谷中広之」が読んだ本の中で気に入った文章を紹介するとともに私「小谷中広之」がその文章に対して感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に読書感想文は更新していきます)
決して細かくは書くことはありませんのでご了承ください
私「小谷中広之」が感じた文章を書きたいと思っております
今回の本は、松下幸之助様の「経営心得帖です
気に入った文章
●P28、29/帝王自身に経営力がなければ、自分の位はそのままにして、自分に代わるいわゆる宰相というものを求めて、これに実際の経営をさせたわけです。そうすることによって、一国の経営がおおむねうまくいったわけであり、そうすることが帝王の責任だったと思うのです。会社や商店の経営でも、それと同じことで、主人公みずからが経営力を持たなければ、しかるべき番頭さんを求めたらいいわけです。経営力の大切ささえ忘れなければ、やり方はいくらでもあるといえましょう
○小谷中広之の感情・・・自分は個人事業主で、今年の2015年4月より専属の職人さんと一緒に現場をこなしていくことになりました。基本的に私は何でも自分でやってみたい人ですがこの文章を読んで、アル技術が自分にはないのであれば、アル技術がある人に任せること

●P32、33/基本方針に立ちつつも、万一それと違った方針でやらねばならないときにはどうする、ということまで考えて経営
○小谷中広之の感情・・・「万一それと違った方針でやらねばならないときにはどうする」まで全然考えていなかったので、考えさせられました

●P36/お叱りを受けたときは「これは縁が結ばれるぞ」と考え、これを丁寧に扱って、不満の原因をつかむとともに、誠心誠意対処するということでなくてはなりません。これを一つの機会として生かしていくことが大事
○小谷中広之の感情・・・私に置き換えればお叱りは=クレーム。楽観的な「これは縁が結ばれるぞ」ではなく、お客様やその周りの人たちのことをしっかりと考えて「これは縁が結ばれるぞ」を前向きに考える

●P41、42、43/多少ひまになることも、長いあいだにはあるのが当然です。その時に失敗している人を見ると、たいてい慌てて他に仕事を求めに行っていますね。
こういう時期には、本当は仕事というものはないのが原則です。しかし、ある場合もあります。ただ、その場合は必ず値切られるものです。それも、必要以上に値切られ、叩かれるということになります。それでも、人を遊ばせるよりもいいんしゃないかということになりがちですが、しかしそのようにやったところは多く失敗しています。無理をしてでも注文を取ろうとします。
無理をしてとればそれだけ安くなります。その結果かえって大きな損をして会社の破綻を招く結果になってしまいます。「暇はひまで仕方がない。これは一時的な現象なのだから、この機会に改めるべきは改めて、日ごろ怠りがちだったお得意様に対するサービスをしておこう」とか「機械の手入れすべきものはしておこう」というような態度をとっている会社は、少しも衰えずに、かえって時を得て発展するという姿になっているのです。暇になって、人を遊ばせておくのはもったいないという考えはそれなりに一理あるようですが、人件費の損失もさることながら、うろたえて、いらざることに手を広げた場合には、往々にして取り返しのつかない損失をこうむる結果になってしまうわけです
○小谷中広之の感情・・・今現在急に仕事が暇になってしまい、そんな時この文章を読み返して今できる道具の手入れ、作業車の点検などをしています

●P47、48/常に、お客様が何を求めておられるのかを適切にキャッチして、刻々にそれにこたえていく、いわば日々新しい信用を生み出していくことが大事
○小谷中広之の感情・・・何を求めているのだろうか?そしてどのようにしてそれに応えて新しい信用を生み出せるのだろうか?

●P60/自己資金での経営に徹するという決心があれば、それは必ず可能
○小谷中広之の感情・・・確かに。今の自分の自己資金は?

●P65,66,67/どんないい商品があっても、サービスがそれに伴わなかったら、これはお客様に本当に満足していただけないと思います。むしろ、サービスに欠けるところがあったならば、お客様の不満を招き、かえって商品自体の信用を落とすことにもなりかねません。販売したものに対する完全なサービスができないとしたら、それができる範囲に商売を縮めるということも一面考えなくてはならないかとも思う。
今かりに5つなら5つの仕事をしているとします。その5つの仕事をしていて、5つが5つとも十分なサービスができているのであればそれはそれでいいと思います。けれども、それだけの力がないということでしたら、あえてそれを3つに減らして、そして仕事もサービスも完全を期するということも時に必要ではないかと思うのです。
商売を拡張していくにしても、そういう責任を十分自覚して、これだけ商売を大きくしていっても、それに見合ったサービスをしていく力があるかどうかをよく自問自答することが大事だと思います。
サービスの方まではもう一つ自信がないという場合には、それがどんなに好ましい仕事であっても、決して手を広げてはならないでしょう
○小谷中広之の感情・・・今後、私の会社を成長させていくうえで重要な文章だ

●P79,80/ふつう我々は、何か天災によって損失があった場合、これは不可抗力だから仕方がないのだと考えがちです。特に地震は、今のところ科学の力をもってしても予知することができないのですから、余計に天災として見過ごしがちなものです。しかし、よく考えてみれば、天災そのものはやむを得ないとしても、そこから受ける損害の代償は、経営のあり方いかんによって変わってくるのではないかと思うのです
○小谷中広之の感情・・・途中現場を出るときの現場に残す道具の置き方、置く場所や事務所のモノなどを今までも意識をして行動していましたが、改めてもっと深く意識して行動しだしました

●P86,88/日々商売を営む過程で、正しい設け、いわゆる適正利潤を得るという事は、非常に大事なことだと思います。適正利潤を確保してこそ、お店をさらに発展させて、より多くの人のお役に立ち商売をすることができるのですし、またその儲けたお金の大半を税金として国家に納めることによって、社会全体の繁栄に寄付することもできるのです。
自分たちが適正利潤を大切にするばかりではなく、その考え方をお得意先なり世間の人々にも十分納得していただかねばなりません。お互いがどんなに適正利潤を重視しても、それを人々が認めてくださらなければ、どうしようもありません
○小谷中広之の感情・・・しっかりと適正利潤を確保して日本全体を元気にするお手伝いをする。日本全体が元気になれば一人でも多くの国民の皆様のお役に立てるのだ。頑張ろう!

●P99/広告宣伝の意義は、本来決していわゆる売らんがためのモノではないと思います。こんないいものができた、これを何とかして知らせたい、そういうところから出てくる、まことに尊い仕事ではないでしょうか
○小谷中広之の感情・・・今まで売ろうとしていましたがこの文章を見ていい商品を作り知らせることの大切さを感じました

●P104,106/商売を成功させるためには、説得力をもつことが非常に大事。
自分が扱っている商品は使っていただければ必ずお役に立つ良品であり、その値段はいわゆる適正価格であるというものであったならば、そういう一つの自信に立った説得をしなければならないと思います
○小谷中広之の感情・・・日本を説得させる力とは?

●P115/経営というものは、どういう事態が起こってくるかをある程度予見して、それまでに必要な対策を立てて静かに時を待つということでなくてはならないと思います
○小谷中広之の感情・・・私の経営には将来、どういう事態が起こってくるのであろうか?現場でのケガによって現場がストップしてしまうなど

●P118.119,121/人間の心というのは不思議なもので、調子のいい状態がしばらく続くと、どうしてもつい油断するといいますか、安易な気持ちになりがちです。
無事平穏な時でも、困難に対する心の備えを忘れてはならないと戒めたりもしたのだと思いますが、そういう戒めがあって、やはり、順境になれてしまいがちというのが、お互いの凡人の常ではないでしょうか。
それが、ひとたび現実に困難に出会いますと、一面それに心がひるむとか恐れを抱くということもありましょうが、しかしまたなんとかこれに対処し、克服していかなくてはならないということで、順調な時以上に知恵も働かせ、努力もすると思うのです。そして、それだけそこに人間的な成長も生まれてくると思います。いわば、事にあたって初めて進歩、向上が生まれるというわけです。
困難な事態の中で、ただ困った困ったと言っているのではなく、困難だが、これは従業員に生きた教育をする絶好のチャンスだと積極的に考えてはどうでしょうか。不景気になっても、志さえしっかりと持っていれば、それは人を育て、さらには経営の体質を強化する絶好のチャンスになると思うのです
○小谷中広之の感情・・・困難な状況=チャンス到来

●P123/経営者自身にしっかりした社会観、事業観、人生観といったものがなくてはならないと思います。そういうものがあれば、それに基づいた、その会社なり商店なりの使命感が生まれてくるでしょう
○小谷中広之の感情・・・使命感を抱くために、社会観、事業観、人生観をしっかりと人に伝えられるようにしよう

●P135,136/事破れて初めて悟るとでも言いますか、そういう境地です。事破れるといっても、実際にはそこまでいかずに済む場合が多いでしょうが、ともかくそれに近い状態にまで行ったときに、そこに一つの悟りを開く、そのことが非常に大事だと思います。そうすれば、次に来るものは非常な進歩、成長だといえましょう。人間とはそういうものです
○小谷中広之の感情・・・困難な状況=チャンス到来=悟り

●P202,203/そのことをやろう、やり抜こうという決意がどれほど強いかという事だと思います。ぜひともこの事業をやりたい、世のため人のため、何としてもやらなくてはいけない、そういう決意が非常に強いものでなくてはならないということです。
多くの人々に喜んでもらえるような仕事をしていきたいと思えば、それは必ず可能だと思います。そのためには、会社なり商店の頂点に立つ人が、そのことを自ら強く念願し,固く決意することが肝心です。その上に立って、従業員の人を督励し、指導していくならば、その経営は大きく伸びていくと思うのです
○小谷中広之の感情・・・私の決意とはどれほどのものなのか。それは今後知っていくのであろう

●P206,207/部下の意見、中には部長が考え及ばなかった良い案もあるはずです。そういった事に気が付く柔軟性を常に持つと同時に、良い提案をどんどん採用することが必要です。自分の方針を正しいと信じていても、それに固執しているのであれば、自分の見解の範囲を一歩も出ません。部下から無限に提案される英知を自分の英知とし、新しいものを生み出していくところに、上に立つ人の職責があり、会社や商店の大きな発展もあります。
また、部下の提案についても、絶対に間違いないと思うものだけを採用するのではなく、多少どうかと思うことについても、『君がそこまで考えたのなら、真ぁやってみたまえ」と提案を聞き入れる態度も大切でしょう。そうすれば、部下からの提案や創意工夫も活発になり、ひいては部下に伸び伸びと仕事をさせることにもなると思います
○小谷中広之の感情・・・自分一人の考えでは会社の成長はありえない

以上が松下幸之助様「経営心得帖の私なりの読書感想文でした







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