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2018年01月21日

【紹介した作品の新刊発売情報】同居人はひざ、時々、頭のうえ。 第4巻 他11作品

2018年1月22日〜1月28日発売予定の新刊。
このブログで紹介した作品や関連作品の新刊情報と、試し読みした作品の感想。



ディザインズ 第3巻 2017年1月23日発売

ディザインズの過去記事



創世のタイガ 第2巻 2017年1月23日発売

創世のタイガの過去記事



同居人はひざ、時々、頭のうえ。 第4巻 2017年1月25日発売

同居人はひざ、時々、頭のうえ。の過去記事



スミカスミレ 第10巻 2017年1月25日発売

スミカスミレの過去記事



路地裏しっぽ診療所 第6巻 2017年1月25日発売

路地裏しっぽ診療所の過去記事



賭ケグルイ 第9巻 2017年1月27日発売


賭ケグルイ(仮) 第3巻 2017年1月27日発売


賭ケグルイ愛  2017年1月27日発売


賭ケグルイ双 第6巻 2017年1月27日発売


賭ケグルイ妄 第2巻 2017年1月27日発売

賭ケグルイの過去記事



試し読みをして気になった作品もふたつ紹介します。


飼育少女 第01巻
著者:仲川 麻子
掲載:ベビモフ
2018年1月23日発売


ある日、生物教師の対馬先生に呼び出された女子高生・鯉住のぞみ(こいずみ のぞみ)は、なぜかとある謎生物を「飼う」ことの岐路に立たされていた。
その生き物というのは、再生能力が強く、体をいくら切り刻んだとしても、それぞれが完全な個体となる不老不死の生物・ヒドラ。そんな生き物を突然渡されたときには若干引いてしまったが、思わず貰って観察してるうちに、その奇妙な生態に関心はどんどん深まり、終いには「すごく、かわいいです!」と愛着まで示すまでに。
このことをきっかけに、生物の飼育に興味を持ち始めたのぞみは、様々な奇妙な生態を持つ生き物たちと出逢い、驚きと感動の飼育生活を始めるのだった。

女子高生と生物教師が織り成す、奇妙な生物の飼育生活コメディ
作者は「第60回ちばてつや賞」にて、『飛ばない教室』で大賞を受賞した漫画家・仲川麻子(なかがわ あさこ)先生。

とりあえず、公式サイトと単行本表紙のイラストから、ちょっといかがわしい想像も膨らませてしまった自分が恥ずかしい。実際読んでみると、そういった類の内容ではありませんでした。まあ、読んだ後だとなんとなく言いたいことは分かるんだけど、それにしても女の子に首輪とリードって・・・。

主人公は女子高生の鯉住のぞみ(こいずみ のぞみ)。見た目は地味目ではあるけど普通に可愛い女の子です。素直というか、ちょっと普通とはズレた感覚の持ち主のように思えました。あと、想像力がとても豊か。

そんな彼女にヒドラをプレゼントしたのが、変人として知られる生物教師の対馬(つしま)先生。のぞみがペットを飼いたいけどマンションだから厳しい的な話をしていたので、飼っても問題にならないヒドラを渡したと。ただ、渡した理由はただの善意からではないようです。

まだよく分からないのですけど、のぞみが持つある資質を見抜いて接近し、ヒドラを通して生き物に関心を持たせることに成功したことで、彼女のために様々な生き物を用意しています。それら奇妙な生き物をワクワク観察するのぞみと、そんなのぞみの様子を観察して日誌に記録をつけてる対馬先生という構図です。

うん、この教師、普通にアウトではなかろうか?生物に関係した何かしらの研究・観察対象として興味を持ってるだけで、猥褻目的はない(たぶん)のでしょうけど、なぜこんなことをしているのかは謎。
のぞみには親友・亜依という少女がいまして、言葉足らずなのぞみの言動のせいで、2人の関係を勘違い。のぞみに変なことをしているのではないかと警戒し、毎回口癖のように「対馬ぶっ殺す」と言ってます。

登場する生物は、「ヒドラ」や「フジツボ」や「クマムシ」など、一般的には馴染みが薄いちょっと変わった奇妙な生物。それらの生態や、飼育方法なんかを学ぶことができる作品です。マニアック度はかなりお高め。
ヒドラのことをのぞみが「かわいい」と言っていたので、どんなものかと画像や動画で観たのですけど、私には何がどう可愛いのかはよく分かりませんでした。興味深くはありましたけど。

見所は、生き物の飼育にどんどんハマっていくのぞみの姿。始めて知る生き物やその生態を前にしたときの、彼女の驚きと感動がとてもよく伝わってきます。不思議生物に対する感想やイメージ映像が独特で面白く、そんな彼女を見てたら私までワクワクしてきました。
ある意味、読者は変人対馬先生と同じ立ち居地なのかも。彼女がどんな感想を言うのかもっと聞きたくなりますし、可愛いくて面白いので見ていて飽きません。

派手さはありませんけど、内容もキャラクターも中身が濃い。個人的には好きな内容でしたので、続きにも期待。

試し読みはベビモフさんの公式サイトに掲載されています。(こちら




ヒメノスピア 第01巻
著者:村田真哉
掲載:月刊ヒーローズ/HEROS
2018年1月25日発売


学校ではクラスメイトから奴隷のように扱われ、家に帰っても実の母親から暴力を受けている女子高生・園藤姫乃(えんどう ひめの)。その悲惨な日常が当たり前になっていたことから、姫乃は自分のことを、この世界に必要とされていない人間以下の「虫」だと卑下していた。
ある日、学校の花壇の水やりをしていた姫乃は、見た事のない色の蜂に首を刺されてしまう。その日をきっかけに、なぜか母親は優しく接してくるようになり、これまで虐めの先頭に立っていた子は逆に自分を守ってくれるようになり、姫乃の日常は一変することに。
鏡の前で着替えていた姫乃は、自分の体から長い刺が伸びていることに気づき・・・。

人という『種』を刺し貫く、インセクト・エボリューション・サスペンス
原作は『キリングバイツ』や『キャタピラー』で知られる漫画家兼漫画原作者の村田真哉(むらた しんや)先生。
作画はライトノベル『魔弾の王と戦姫』のコミカライズを担当した漫画家・柳井伸彦(やない のぶひこ)先生。

主人公は女子高生の園藤姫乃(えんどう ひめの)。顔右半分に火傷の傷跡がある眼鏡をかけた女の子。冒頭の胸糞悪いシーンの通り、学校では苛烈な苛めを受けていて、奴隷のように扱われています。しかも、家では実母から暴力を受けているという救いのない状況で、顔の火傷も母にアイロンでつけられたようです。自分のことを「虫」だと卑下し、半ば人生を諦めています。

そんなある日、上のあらすじにも書いた通り、見た事もない真っ赤な蜂に首を刺されたことで、これまでの日常がガラっと変わり、あれほど辛辣に当たってきた母や、苛めグループのリーダーの女の子が、急に愛情深く接してくるようになりました。

異変は姫乃の体にも現れます。というか、周囲の態度が変わったのはその異変が原因。彼女の体からは不気味に伸びる針が・・・。アレってアソコから伸びてるのでしょうか?

姫乃の針に刺された相手は、姫乃への愛情が否応なく溢れてくるようになり、彼女の仲間というか、逆らえない奴隷のようになってしまいます。姫というか女王様、或いは女王蜂ですね。ネットで確認した情報では、どうやらそれは女性にしか効果がないようです。

その設定からすると、ちょっと百合的な要素もあるのかな?キャタピラーやアラクニドでもそういった描写がありましたから、可能性は低くないと思います。まあ、その愛情は強制的に植えつけられたものですけど。

そんなこんなで、その異能を用いて、「姫乃の楽園=ヒメノスピア」を築こうと提案を受けたところで2話へ。

どうなるのかな?
異能によって植え付けられた愛情で満たされた世界を作っていくのか、それとも本当の愛情を追い求めるようになるのか。まあ、普通なら後者になりそうですけど、前者のような展開も見てみたいなと思わなくもないです。

まだ序盤も序盤なので分からないことは多いですけど、続きと結末が気になるストーリーでしたね。画力も申し分なく高かったので、私の中だと期待値はそこそこ高いです。

試し読みは月刊ヒーローズさんの公式サイトに掲載されています。(こちら

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ハネ吉
とにかく漫画が大好きです。愛してるといっても過言ではありません。どんなジャンルにも手を出しますね。正直、文章力にはあまり自信はありませんが、なるべくうまく伝えられるようにがんばります。ちょっとだけでも読んでもらえたらうれしいです。 ちなみに、甘い物とネコも大好きです。
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