2017年01月05日
漫画『古見さんは、コミュ症です。』1巻の感想とあらすじ
『古見さんは、コミュ症です。』1巻の感想。
古見さんは、コミュ症です。
著者:オダ トモヒト
掲載:少年サンデーコミックス
1巻発売日:2016年9月16日
街を歩けばすれ違う者誰もが振り返り、登校初日からマドンナとして注目を浴び、その美貌から何をしても絵になる女子高生の古見さん。しかし、本当の彼女は、他人と普通に会話することもできないコミュ症女子だった。
県内でも屈指の進学校・私立伊旦高校に入学できた只野仁人は、古見さんと同じクラス、さらに隣の席になったことで、周囲から殺意の篭った妬みの視線を一身に浴びていた。空気を読むことだけは得意な仁人は、ひょんなことから古見さんがコミュ症だと気づき、彼女の初めての友達になった。
友達を100人作るという夢を持つ古見さんは、協力を約束してくれた只野くんによるサポートのもと、困難しかない友達作りを始めるのだった。
人と話すことが苦手なコミュ症の女の子が、100人の友達を作る夢を叶えるため、彼女の1人目の友達になった同じ高校に通う少年に助けられながら友達作りに奮闘する物語。
コミュ症である古見さんの友達作りを、只野くんの語りで描かれたコメディ漫画。心も指先も震えながらがんばる古見さんの可愛さを堪能する作品ですね。試し読み1話が面白かったので購入しました。
コミュニケーション(人付き合い)、私も恥ずかしながら子供の頃から苦手で、社会人となった今でも少し難アリという不甲斐無さです。
そんな私でもがんばれと応援したくなるほどのコミュ症を患っているのが、本作の主人公である古見さんです。ただ、彼女はコミュニケーション能力が低いなんていう生易しいレベルの状態ではありません。会話しようとしても「どもり」がひどすぎてまともに言葉を発することができず、壊れたロボットのように最初の一音を延々と繰り返しながら「ガタガタ」と体を震わせてしまいます。
また、あまりに緊張しすぎて「ドドドドドドド」という激しい心音を鳴らせるのも特徴のひとつ。
こんな古見さんですが、とにかく美しいうえにこちらが悶えそうになるほど可愛い。コミュ症とはいえ決してひとりが好きというわけではなく、本人は他人とコミュニケーションをとりたいと強く思っています。なので、只野くんと黒板を使ってコミュニケーションをとれたときは本当に嬉しかったらしく、ウキウキ自分の思いをチョークで書き綴り、猫ミミをたてた「ネコ古見」姿は最高に可愛いかったです。
頬を赤く染めて照れてる姿はさらに破壊力を増し、私のハートはがっしり鷲掴みされてしまいました。他にも、友達が増えた喜びからぴょんぴょん飛び跳ねたり、電話で会話できた嬉しさに足をバタバタさせたりと、一つ一つの動作がいちいち可愛いすぎる古見さんにノックアウトです。
古見さんは従来の感情を読み取り辛い無口美少女キャラとは違い、感情豊かなので喜怒哀楽が非常に分かりやすいというのも新鮮。
この作品の語り部であり、古見さんの「友達100人作る」夢のお手伝いをする只野仁人は、その名の通りただの人です。古見さんを神聖視化している周囲から殺意の篭った妬ましげな言葉や態度を向けられる不憫な子ですが、そんな攻撃にもめげずに毎回助け舟を出すなど、なかなかイケてるところもあります。
古見さんも只野くんには少し気を許しているようなので、今後2人のラブコメ展開にもなっていくのかな?そういう展開もまた良いですね。
古見さんや只野くんの名前で気づいたかもしれませんが、この作品に登場するものの多くは「名が体を表す」かのごとく、名称がストレートに特性を表しています。
人物名は当然として、ここで気になるのが学校名です。伊旦=いたん、から推測できるように、古見さんたちが通っているのは、奇人変人、異端者など、アクの強い生徒ばかりが在籍している学校でした。筆記試験なしの面接試験のみで行い、合格基準が「個性」というすごい学校。
何にでも馴染んでしまう子、あがり症の変態、忍者など、今後も個性の塊みたいなキャラが登場してくると予想でき、「友達100人作る」という夢はさらなる困難を極めるであろうことは歴然ですね。
古見さん可愛い、これが1番です。コミュ症ながら一生懸命友達を増やそうとがんばる姿、友達が出来たときの嬉しさを体全体で表す姿、ひとつひとつの挙動が可愛く、それだけでも十分価値ある作品だと思ってます。
只野くんや濃いキャラとのやりとりは笑いを誘う面白さだけでなく、黒板を使っての会話などは微笑ましい綺麗な青春を見せてもらえましたね。
とても面白かったです。2巻もぜひ読んでみたい期待を持てる作品でしたね。
【eBookJapan】 古見さんは、コミュ症です
↑無料で試し読みできます
古見さんは、コミュ症です。
著者:オダ トモヒト
掲載:少年サンデーコミックス
1巻発売日:2016年9月16日
街を歩けばすれ違う者誰もが振り返り、登校初日からマドンナとして注目を浴び、その美貌から何をしても絵になる女子高生の古見さん。しかし、本当の彼女は、他人と普通に会話することもできないコミュ症女子だった。
県内でも屈指の進学校・私立伊旦高校に入学できた只野仁人は、古見さんと同じクラス、さらに隣の席になったことで、周囲から殺意の篭った妬みの視線を一身に浴びていた。空気を読むことだけは得意な仁人は、ひょんなことから古見さんがコミュ症だと気づき、彼女の初めての友達になった。
友達を100人作るという夢を持つ古見さんは、協力を約束してくれた只野くんによるサポートのもと、困難しかない友達作りを始めるのだった。
人と話すことが苦手なコミュ症の女の子が、100人の友達を作る夢を叶えるため、彼女の1人目の友達になった同じ高校に通う少年に助けられながら友達作りに奮闘する物語。
コミュ症である古見さんの友達作りを、只野くんの語りで描かれたコメディ漫画。心も指先も震えながらがんばる古見さんの可愛さを堪能する作品ですね。試し読み1話が面白かったので購入しました。
コミュニケーション(人付き合い)、私も恥ずかしながら子供の頃から苦手で、社会人となった今でも少し難アリという不甲斐無さです。
そんな私でもがんばれと応援したくなるほどのコミュ症を患っているのが、本作の主人公である古見さんです。ただ、彼女はコミュニケーション能力が低いなんていう生易しいレベルの状態ではありません。会話しようとしても「どもり」がひどすぎてまともに言葉を発することができず、壊れたロボットのように最初の一音を延々と繰り返しながら「ガタガタ」と体を震わせてしまいます。
また、あまりに緊張しすぎて「ドドドドドドド」という激しい心音を鳴らせるのも特徴のひとつ。
こんな古見さんですが、とにかく美しいうえにこちらが悶えそうになるほど可愛い。コミュ症とはいえ決してひとりが好きというわけではなく、本人は他人とコミュニケーションをとりたいと強く思っています。なので、只野くんと黒板を使ってコミュニケーションをとれたときは本当に嬉しかったらしく、ウキウキ自分の思いをチョークで書き綴り、猫ミミをたてた「ネコ古見」姿は最高に可愛いかったです。
頬を赤く染めて照れてる姿はさらに破壊力を増し、私のハートはがっしり鷲掴みされてしまいました。他にも、友達が増えた喜びからぴょんぴょん飛び跳ねたり、電話で会話できた嬉しさに足をバタバタさせたりと、一つ一つの動作がいちいち可愛いすぎる古見さんにノックアウトです。
古見さんは従来の感情を読み取り辛い無口美少女キャラとは違い、感情豊かなので喜怒哀楽が非常に分かりやすいというのも新鮮。
この作品の語り部であり、古見さんの「友達100人作る」夢のお手伝いをする只野仁人は、その名の通りただの人です。古見さんを神聖視化している周囲から殺意の篭った妬ましげな言葉や態度を向けられる不憫な子ですが、そんな攻撃にもめげずに毎回助け舟を出すなど、なかなかイケてるところもあります。
古見さんも只野くんには少し気を許しているようなので、今後2人のラブコメ展開にもなっていくのかな?そういう展開もまた良いですね。
古見さんや只野くんの名前で気づいたかもしれませんが、この作品に登場するものの多くは「名が体を表す」かのごとく、名称がストレートに特性を表しています。
人物名は当然として、ここで気になるのが学校名です。伊旦=いたん、から推測できるように、古見さんたちが通っているのは、奇人変人、異端者など、アクの強い生徒ばかりが在籍している学校でした。筆記試験なしの面接試験のみで行い、合格基準が「個性」というすごい学校。
何にでも馴染んでしまう子、あがり症の変態、忍者など、今後も個性の塊みたいなキャラが登場してくると予想でき、「友達100人作る」という夢はさらなる困難を極めるであろうことは歴然ですね。
古見さん可愛い、これが1番です。コミュ症ながら一生懸命友達を増やそうとがんばる姿、友達が出来たときの嬉しさを体全体で表す姿、ひとつひとつの挙動が可愛く、それだけでも十分価値ある作品だと思ってます。
只野くんや濃いキャラとのやりとりは笑いを誘う面白さだけでなく、黒板を使っての会話などは微笑ましい綺麗な青春を見せてもらえましたね。
とても面白かったです。2巻もぜひ読んでみたい期待を持てる作品でしたね。
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