2016年10月06日
漫画『そんな未来はウソである』1巻の感想とあらすじ
『そんな未来はウソである』1巻の感想。
そんな未来はウソである
著者:桜場 コハル
掲載:週刊少年マガジン
1巻発売日:2011年3月4日
人と目を合わせるとその人の未来がちょっとだけ見えてしまう大橋ミツキ、他人のウソをすぐに見破ってしまう佐藤アカネ。ミツキはなるべく人と目を合わせないように学校生活を送ろうとしていた。しかし、アカネと少しだけ親しく会話することができたことから、信じてもらえないと思いつつも友達になろうと自分の秘密を打ち明ける。ウソを見抜けるアカネはあっさり受け入れるのだが、そんなアカネのことを正直でダマされやすい人だと勘違いするミツキ。ある日アカネが鏡を見せたことで自分の未来を見てしまったミツキは、自分とクラスメイトの高山くんが結婚する未来を見る。意識してしまうことで未来が変わってしまうかもしれないと罪悪感を抱いたアカネは、2人をくっつけようと奮闘する。
目が合うと未来が見えてしまう少女と、人のウソを見破ってしまう少女、そんなかなり変わっている2人と友人たちが繰り広げる学園コメディ。「みなみけ」「今日の5の2」で有名になった桜場コハルさんの作品です。メインとなる2人の女生徒に特殊な能力を持たせて非日常感を出しつつも、ストーリーやキャラは今までの作品と同じようにゆるめでほのぼのした学園生活での話になってますね。あと、みなみけに比べると恋愛要素は強めです。
自分と高山の結婚している光景を見たけど友達になったアカネと江口のことばかり考えてるミツキ。そんなミツキと高山をくっつけようと次から次へとズレた提案をしながら奔走するアカネ。アカネに感謝はしていても斜め上を行く案に戸惑う高山。そしてアカネが考えた案の練習台に使われる高山ラブの都合のいい女マドカ。おかしな四角関係を築いてる人達が、アカネのミツキ・高山くっつけ作戦に乗せられてなんか変なことになってます。ここにお腹を減らしたいつも明るい江口さんもたまに参加。
繋がってるようで4人それぞれの思考があさっての方向へ突っ走っていくので、なかなか噛み合いませんね。なんかコントみたいでした。
ミツキは人の未来を見ないようにするため、なるべく目を合わせず生活していることから友達がなかなかできずにいます。本人は問題ないと言っていながらどこか寂しそうな目をしてましたね。そんなミツキが自分の秘密をあっさり信じてくれたアカネに対し、親近感を抱いて小動物みたいになついている様子がなんとも可愛らしいです。それにしても、ミツキって「みなみけ」のチアキに少し見た目似てるような気がしてます。頭にクリーム乗せれば成長したチアキになるんじゃないのかなとか、どうでもいいこと考えてました。
個人的に1番面白いと感じてるのはアカネです。ミツキと高山をくっつけようと奔走して逆に状況を引っ掻き回してしまうというパターンを作ってます。自分の作戦に絶対の自信を持っているのか、結果も確認しないで本人だけ満足気です。このあたりのことからか、彼女を見てるとたまに性格も見た目も違う「みなみけ」のカナが頭をよぎってきます。カナとは違ってアカネはいたって真面目にやっていることなんですけど、本人満足周り困惑というのは変わりありませんね。
作者の他作品同様、相変わらず爆笑はないけどクセになる面白さでクスっとさせてくれました。未来を見れるというのはよくよく考えたらすごい能力なんですけど、それを味付け程度に抑え、すごさを感じさせないゆるい雰囲気で話は展開されています。噛み合っていないなんともいえないノリとテンションで、毎回ややこしい事態になっていく様は面白いです。ミツキが見た未来通りになるのか、はたまた別の未来に変わっていくのか、結末が楽しみな漫画ですね。先月無事完結したようなので、続きをゆっくり読んでみようと思います。
【eBookJapan】 そんな未来はウソである
↑無料で立ち読みできます
そんな未来はウソである
著者:桜場 コハル
掲載:週刊少年マガジン
1巻発売日:2011年3月4日
人と目を合わせるとその人の未来がちょっとだけ見えてしまう大橋ミツキ、他人のウソをすぐに見破ってしまう佐藤アカネ。ミツキはなるべく人と目を合わせないように学校生活を送ろうとしていた。しかし、アカネと少しだけ親しく会話することができたことから、信じてもらえないと思いつつも友達になろうと自分の秘密を打ち明ける。ウソを見抜けるアカネはあっさり受け入れるのだが、そんなアカネのことを正直でダマされやすい人だと勘違いするミツキ。ある日アカネが鏡を見せたことで自分の未来を見てしまったミツキは、自分とクラスメイトの高山くんが結婚する未来を見る。意識してしまうことで未来が変わってしまうかもしれないと罪悪感を抱いたアカネは、2人をくっつけようと奮闘する。
目が合うと未来が見えてしまう少女と、人のウソを見破ってしまう少女、そんなかなり変わっている2人と友人たちが繰り広げる学園コメディ。「みなみけ」「今日の5の2」で有名になった桜場コハルさんの作品です。メインとなる2人の女生徒に特殊な能力を持たせて非日常感を出しつつも、ストーリーやキャラは今までの作品と同じようにゆるめでほのぼのした学園生活での話になってますね。あと、みなみけに比べると恋愛要素は強めです。
自分と高山の結婚している光景を見たけど友達になったアカネと江口のことばかり考えてるミツキ。そんなミツキと高山をくっつけようと次から次へとズレた提案をしながら奔走するアカネ。アカネに感謝はしていても斜め上を行く案に戸惑う高山。そしてアカネが考えた案の練習台に使われる高山ラブの都合のいい女マドカ。おかしな四角関係を築いてる人達が、アカネのミツキ・高山くっつけ作戦に乗せられてなんか変なことになってます。ここにお腹を減らしたいつも明るい江口さんもたまに参加。
繋がってるようで4人それぞれの思考があさっての方向へ突っ走っていくので、なかなか噛み合いませんね。なんかコントみたいでした。
ミツキは人の未来を見ないようにするため、なるべく目を合わせず生活していることから友達がなかなかできずにいます。本人は問題ないと言っていながらどこか寂しそうな目をしてましたね。そんなミツキが自分の秘密をあっさり信じてくれたアカネに対し、親近感を抱いて小動物みたいになついている様子がなんとも可愛らしいです。それにしても、ミツキって「みなみけ」のチアキに少し見た目似てるような気がしてます。頭にクリーム乗せれば成長したチアキになるんじゃないのかなとか、どうでもいいこと考えてました。
個人的に1番面白いと感じてるのはアカネです。ミツキと高山をくっつけようと奔走して逆に状況を引っ掻き回してしまうというパターンを作ってます。自分の作戦に絶対の自信を持っているのか、結果も確認しないで本人だけ満足気です。このあたりのことからか、彼女を見てるとたまに性格も見た目も違う「みなみけ」のカナが頭をよぎってきます。カナとは違ってアカネはいたって真面目にやっていることなんですけど、本人満足周り困惑というのは変わりありませんね。
作者の他作品同様、相変わらず爆笑はないけどクセになる面白さでクスっとさせてくれました。未来を見れるというのはよくよく考えたらすごい能力なんですけど、それを味付け程度に抑え、すごさを感じさせないゆるい雰囲気で話は展開されています。噛み合っていないなんともいえないノリとテンションで、毎回ややこしい事態になっていく様は面白いです。ミツキが見た未来通りになるのか、はたまた別の未来に変わっていくのか、結末が楽しみな漫画ですね。先月無事完結したようなので、続きをゆっくり読んでみようと思います。
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