4月11日に植松一行氏(クラブ一竿)と三宅島三本へ釣行した。
本来は前日の10日に行く予定であったが、船が定員のため一日ずらしたことが幸いする結果となった。
前日の情報では水温が17.8℃、15名ほどの石物師が主な磯で竿を出したようだが、マカド根の南側(本場)で70センチクラスのクチジロが釣れた他は不調だったようである。
当日、三本の水温は19.2℃に上昇している。しかし、マカド根付近にはこれといった潮の流れが見られない。三本に向かう途中の水温が高かったことから東側の磯が有利と踏まえ大根に渡礁した。御蔵向いに釣り座を取り釣りを開始する。
ヤドカリを付けて第一投。仕掛けが徐々に手前に流れ竿下の壁で止まる。三宅島と御蔵島の間から流れてくる最近では珍しい潮である。すぐに当たりがあり小型のワサが釣れる。しかし、その後はウツボの猛攻と根掛りが頻発する。
9時を少し回ったころ、ウツボのような「フワフワ」とした当たりに続いて竿が手元近くまで入るが元に戻ってしまう。そのまま待っていると竿が手元まで入っていく。竿を起こし取り込みにかかるがそれほど引きは強くない。途中何度かの締め込みに遭ったが竿下に浮上させることができた。
指定検量所での検量の結果、74.2cm、6.73kgであった。
(クラブ一竿 柴田政俊)
〈追記〉
クラブ一竿の例会が4月24日に三宅島三本で行われた。当日の参加者は7名でマカド根3名、エビ根シッポ2名、大根2名に分散した。
マカド根、エビ根は小型のワサが釣れた程度の貧果であった。
一方、大根はカンムリベラの猛攻に遭いながらも、植松氏が2〜3キロクラスの本イシ4枚の釣果を得ることができた。
全磯連関東支部HP
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