2018年10月02日
会社設立は個人事業主・フリーランスの節税になるの?
会社設立は個人事業主・フリーランスの節税になるの?
最も多い質問が
「会社にすれば、何でも経費にできるんですよね?」
というもの。
「だから、自分の生活費も経費にできて、お得になりますよね」
という発想です。
しかし、そのようなことはできません。
会社の事業に必要なものしか、経費にはならないのです。
また、「役員報酬で節税になるのでは?」というのも
よくある相談のひとつです。ポイントを見ていきましょう。
会社設立をすると、経営者は「役員」になります。
そして役員の給与、つまり役員報酬は
役員になった人の個人の税金計算で有利。
と同時に、会社にとっては役員報酬は経費になるため
節税になる、という考えがあります。
個人事業主の方が法人化した場合、所得の種類が変わります。
個人事業主のもうけは「事業所得」に分類され、収入から経費を引いた
「事業所得」から税金を計算します。
一方、法人化すれば、役員報酬などの形でお給料をもらう事になります。
つまり、給与所得となるのです。
ここでは、年間報酬から給与所得控除を引いた
「給与所得」から税金を計算するのです。
つまり、この点だけに注目すれば、給与所得控除が使える分だけ節税
になると考えられるでしょう。
さらに家族も役員にして、節税効果を高めようと考える人もいます。
しかし、これは、そうシンプルな話ではありません。
なぜなら、役員報酬が自由に決めたり変更したりできるものではないからです。
個人事業主の場合には自身の儲けに合わせて、個人で使うお金や事業の
拡大・縮小など臨機応変に対応できます。
一方、役員報酬は、ざっくりいえば一年間の報酬を決め
その通りに毎月支払う必要があります。
たくさん儲かったからといって、当初計画にないボーナスを
とることもできません。
途中変更等があった場合には、役員報酬が会社にとっての経費と
認められず、逆に税負担が増加してしまう可能性があります。
しかし、その役員報酬の額を設定するのも難しいところ。
小さすぎても大きすぎてもデメリットがあります。
法人になれば、事業からの利益の中で本人が自由に使えるのは
「原則、役員報酬のみ」
です。そのため、役員報酬を低く設定し過ぎれば
本人の生活が苦しくなり、法人税等の会社の税金負担が増えます。
一方で、役員報酬を高く設定し過ぎた場合はどうでしょうか。
会社の儲けや現金が不十分であれば、本人が会社に貸す形でお金を
回していくしかありません。つまり、自分のお金を役員報酬のかたち
で回すことになります。
それによって、個人の所得税・住民税・健康保険料等の負担も
増大します。自分のお金を回しただけであっても、です。
法人としての利益がゼロやマイナスになったとしても
法人の税金負担はゼロにはなりません。
法人住民税均等割というものがあり、例えば東京23区内の場合
小規模の法人でも年間最低7万円を納付する必要があります。
では、社会保険の面ではどうでしょうか。
個人事業主では、従業員が5人未満であれば
基本的に社会保険に加入する義務はありません。
しかし法人になれば、例え役員1名でも社会保険の強制加入となります。
健康保険料・厚生年金と合わせて給与の約30%で、これを従業員と会社で折半します。
具体的には、15%を従業員給与から天引きし、それに15%を上乗せしてあわせて
会社から引き落とされます。
例えば、月40万円をご自身の役員報酬、月20万円の従業員を2人と考えた場合
毎月12万円の社会保険料の引き落としがあるのです。
自身が年収500万円に満たない事業規模で、年間140万円を
超える引き落としは小さいとは言えません。
また、会社を設立し、法人になると、社会保険や税務申告等もろもろの
手続や書類の準備が煩雑になります。
こうした手続等を専門家に任せるのにも、費用が掛かります。
費用を抑えるためにすべてを自分でやることも可能ですが
会社のスタートアップで本業に集中すべきところを手続に
時間とエネルギーを注ぎ込むのもまた本末転倒でしょう。
★設立した会社をなくすのにもコストがかかる
こうした費用負担が苦しくなり、会社をやめたい!
と思っても、それも簡単ではありません。
会社を解散・清算するには、登記費用をかけて登記を行なう必要があります
権利義務関係・債権債務関係が残っている場合には
さらにその整理に時間とコストがかかります。
税務署等への届出のみで会社を休眠させるという選択肢もありますが
休眠後も申告等を行なう必要があります。
また、自治体によっては、上で説明した法人住民税均等割
年間7万円の負担は免れないケースもあります。
ちなみに、滞納している税金がある場合には納税義務は消滅せず
休眠させたくても休眠自体できず、事業を続ける必要があります。
まずは会社設立以外の節税法を考えてみよう
相談者さんは個人で仕事をはじめる際、税務署に届出をしましたか?
特に、「所得税の青色申告承認申請書」です。
これらを税務署に提出することで、青色申告による確定申告ができます。
青色申告には様々なメリットがありますが
その中に所得から最大65万円を控除できるというものがあります。
これは大きな節税効果があります。
退職金、クルマや保険も経費に、といって法人化を考える人もいますが
個人事業主として類似した効果を得られる方法もあります。
まずは、法人化せずともできる節税方法も考えてみて下さい。
確かに、お金が余ってしょうがない、と言った場合には
法人の方が節税の面からは選択肢が広がるでしょう。
しかし、規模が小さかったり、そこまで資金が潤沢でない場合には
法人化したことによる負担の方がはるかに大きくなります。
そもそも、法人化して「節税」できるほどの儲けが期待できるのか
しっかり考えてみましょう。
また、個人事業主・フリーランスさんでも社保に加入出来ます。
その仕組みを日本で初めて構築しました!
そのセミナーを毎月開催してます!!
来月はなんと福岡県久留米市で開催!
東京会場はFacebookで中継します!
遠方の方、ご多忙で来れない方!簡単な試算だけでも可能です。
下記ご連絡下さい!!
メール:t.yokoi@imple.net
携帯:090-3336-2280
担当:横井
<東京会場>
開催日:10月25日(木)13:00〜18:30
開催場所:港区南青山2-26-1 南青山ブライトスクエア
5階セミナールームC(プルデンシャル生命)
会費:無料+飲物付
人数:20名(先着順)
内容:
13:00〜14:00
@粗利改善で儲かり続ける会社になる!
講師:株式会社MGコンサルティング
代表取締役 高久知丸
14:00〜15:00
Aヨガとマインドフルネス瞑想で夢に向けての思いと行動を
一致させよう!
講師:アウェアネスラボ代表 浅場渉美
15:10〜16:10
B国保の方がどう社保加入出来るか勉強会!
手厚い社保に加入して家族を安心させましょう!
講師:株式会社インプルメント
代表取締役 横井岳之
https://www.imple72.com
16:10〜17:10
C身体のケアしてますか?
我孫子の名医が教える簡単身体ケア
講師:我孫子たちばな治療院院長 橘享平
http://www.tachibana.me/
17:20〜18:20
募集中
<横浜会場>
開催日:10月11日(木)14:00〜17:00
開催場所:横浜市神奈川区金港町1-7 横浜ダイヤビルディング15F
プルデンシャル生命内 セミナールーム
会費:無料
人数:20名(先着順)
内容:
14:00〜14:50
己の天命を知って自己実現する方法とは?
【体験型胎内記憶アートワーク】で自分の夢を生きよう!
講師:表現アートセラピスト 広沢そう
https://www.clear-mind.net
14:50〜15:40
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15:50〜16:50
国保の方がどう社保加入出来るか勉強会!
手厚い社保に加入して家族を安心させましょう!
法人成りの落とし穴!
講師:株式会社インプルメント
代表取締役 横井岳之
https://www.imple72.com
<東京会場>
開催日:10月25日(木)13:00〜18:30
開催場所:港区南青山2-26-1 南青山ブライトスクエア
5階セミナールームC(プルデンシャル生命)
会費:無料+飲物付
人数:20名(先着順)
内容:
<福岡会場>
開催日:10月27日(土)
第一部:13:00〜14:00
第二部:14:30〜15:30
*内容は同じです
開催場所:福岡県久留米市内
会費:無料
人数:20名(先着順)
内容
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講師:株式会社インプルメント
代表取締役 横井岳之
https://www.imple72.com
横浜・東京会場は終了後軽く懇親会もします!良ければご参加下さいね。
最も多い質問が
「会社にすれば、何でも経費にできるんですよね?」
というもの。
「だから、自分の生活費も経費にできて、お得になりますよね」
という発想です。
しかし、そのようなことはできません。
会社の事業に必要なものしか、経費にはならないのです。
また、「役員報酬で節税になるのでは?」というのも
よくある相談のひとつです。ポイントを見ていきましょう。
会社設立をすると、経営者は「役員」になります。
そして役員の給与、つまり役員報酬は
役員になった人の個人の税金計算で有利。
と同時に、会社にとっては役員報酬は経費になるため
節税になる、という考えがあります。
個人事業主の方が法人化した場合、所得の種類が変わります。
個人事業主のもうけは「事業所得」に分類され、収入から経費を引いた
「事業所得」から税金を計算します。
一方、法人化すれば、役員報酬などの形でお給料をもらう事になります。
つまり、給与所得となるのです。
ここでは、年間報酬から給与所得控除を引いた
「給与所得」から税金を計算するのです。
つまり、この点だけに注目すれば、給与所得控除が使える分だけ節税
になると考えられるでしょう。
さらに家族も役員にして、節税効果を高めようと考える人もいます。
しかし、これは、そうシンプルな話ではありません。
なぜなら、役員報酬が自由に決めたり変更したりできるものではないからです。
個人事業主の場合には自身の儲けに合わせて、個人で使うお金や事業の
拡大・縮小など臨機応変に対応できます。
一方、役員報酬は、ざっくりいえば一年間の報酬を決め
その通りに毎月支払う必要があります。
たくさん儲かったからといって、当初計画にないボーナスを
とることもできません。
途中変更等があった場合には、役員報酬が会社にとっての経費と
認められず、逆に税負担が増加してしまう可能性があります。
しかし、その役員報酬の額を設定するのも難しいところ。
小さすぎても大きすぎてもデメリットがあります。
法人になれば、事業からの利益の中で本人が自由に使えるのは
「原則、役員報酬のみ」
です。そのため、役員報酬を低く設定し過ぎれば
本人の生活が苦しくなり、法人税等の会社の税金負担が増えます。
一方で、役員報酬を高く設定し過ぎた場合はどうでしょうか。
会社の儲けや現金が不十分であれば、本人が会社に貸す形でお金を
回していくしかありません。つまり、自分のお金を役員報酬のかたち
で回すことになります。
それによって、個人の所得税・住民税・健康保険料等の負担も
増大します。自分のお金を回しただけであっても、です。
法人としての利益がゼロやマイナスになったとしても
法人の税金負担はゼロにはなりません。
法人住民税均等割というものがあり、例えば東京23区内の場合
小規模の法人でも年間最低7万円を納付する必要があります。
では、社会保険の面ではどうでしょうか。
個人事業主では、従業員が5人未満であれば
基本的に社会保険に加入する義務はありません。
しかし法人になれば、例え役員1名でも社会保険の強制加入となります。
健康保険料・厚生年金と合わせて給与の約30%で、これを従業員と会社で折半します。
具体的には、15%を従業員給与から天引きし、それに15%を上乗せしてあわせて
会社から引き落とされます。
例えば、月40万円をご自身の役員報酬、月20万円の従業員を2人と考えた場合
毎月12万円の社会保険料の引き落としがあるのです。
自身が年収500万円に満たない事業規模で、年間140万円を
超える引き落としは小さいとは言えません。
また、会社を設立し、法人になると、社会保険や税務申告等もろもろの
手続や書類の準備が煩雑になります。
こうした手続等を専門家に任せるのにも、費用が掛かります。
費用を抑えるためにすべてを自分でやることも可能ですが
会社のスタートアップで本業に集中すべきところを手続に
時間とエネルギーを注ぎ込むのもまた本末転倒でしょう。
★設立した会社をなくすのにもコストがかかる
こうした費用負担が苦しくなり、会社をやめたい!
と思っても、それも簡単ではありません。
会社を解散・清算するには、登記費用をかけて登記を行なう必要があります
権利義務関係・債権債務関係が残っている場合には
さらにその整理に時間とコストがかかります。
税務署等への届出のみで会社を休眠させるという選択肢もありますが
休眠後も申告等を行なう必要があります。
また、自治体によっては、上で説明した法人住民税均等割
年間7万円の負担は免れないケースもあります。
ちなみに、滞納している税金がある場合には納税義務は消滅せず
休眠させたくても休眠自体できず、事業を続ける必要があります。
まずは会社設立以外の節税法を考えてみよう
相談者さんは個人で仕事をはじめる際、税務署に届出をしましたか?
特に、「所得税の青色申告承認申請書」です。
これらを税務署に提出することで、青色申告による確定申告ができます。
青色申告には様々なメリットがありますが
その中に所得から最大65万円を控除できるというものがあります。
これは大きな節税効果があります。
退職金、クルマや保険も経費に、といって法人化を考える人もいますが
個人事業主として類似した効果を得られる方法もあります。
まずは、法人化せずともできる節税方法も考えてみて下さい。
確かに、お金が余ってしょうがない、と言った場合には
法人の方が節税の面からは選択肢が広がるでしょう。
しかし、規模が小さかったり、そこまで資金が潤沢でない場合には
法人化したことによる負担の方がはるかに大きくなります。
そもそも、法人化して「節税」できるほどの儲けが期待できるのか
しっかり考えてみましょう。
また、個人事業主・フリーランスさんでも社保に加入出来ます。
その仕組みを日本で初めて構築しました!
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来月はなんと福岡県久留米市で開催!
東京会場はFacebookで中継します!
遠方の方、ご多忙で来れない方!簡単な試算だけでも可能です。
下記ご連絡下さい!!
メール:t.yokoi@imple.net
携帯:090-3336-2280
担当:横井
<東京会場>
開催日:10月25日(木)13:00〜18:30
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人数:20名(先着順)
内容:
13:00〜14:00
@粗利改善で儲かり続ける会社になる!
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14:00〜15:00
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C身体のケアしてますか?
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http://www.tachibana.me/
17:20〜18:20
募集中
<横浜会場>
開催日:10月11日(木)14:00〜17:00
開催場所:横浜市神奈川区金港町1-7 横浜ダイヤビルディング15F
プルデンシャル生命内 セミナールーム
会費:無料
人数:20名(先着順)
内容:
14:00〜14:50
己の天命を知って自己実現する方法とは?
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講師:表現アートセラピスト 広沢そう
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14:50〜15:40
ヨガとマインドフルネス瞑想で夢に向けての思いと行動を
一致させよう!
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15:50〜16:50
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講師:株式会社インプルメント
代表取締役 横井岳之
https://www.imple72.com
<東京会場>
開催日:10月25日(木)13:00〜18:30
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5階セミナールームC(プルデンシャル生命)
会費:無料+飲物付
人数:20名(先着順)
内容:
<福岡会場>
開催日:10月27日(土)
第一部:13:00〜14:00
第二部:14:30〜15:30
*内容は同じです
開催場所:福岡県久留米市内
会費:無料
人数:20名(先着順)
内容
国保の方がどう社保加入出来るか勉強会!
手厚い社保に加入して家族を安心させましょう!
講師:株式会社インプルメント
代表取締役 横井岳之
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