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2022年03月05日

8つの数字

老後の暮らしを支えてくれる

「老齢年金」

万が一障害を負ってしまったとき

にもらえる

「障害年金」

一家の働き手が亡くなったときに

もらえる

「遺族年金」

これらの公的年金制度を支えて

いるのが、国民年金や厚生年金

ですね。

公的年金には覚えておくと

役立つ、いくつかの

「数字」

があるのをご存じですか?

今日は将来年金の受給で損を

しないために、ぜひ知って

おきたい8つの数字を書きます。

★老齢年金の受給額に関する数字

年金について気になるのは、将来

どれくらいの年金が受け取れるのか

という点かもしれませんね。

そこで、老齢年金の受給額に関する

知っておきたい数字を4つ書きます。

●@国民年金の満額受給額
 「780,900円」

20歳になると誰もが国民年金に

加入し、60歳になるまで

国民年金保険料を払い続ける

ことになっています。

そして、保険料を納付した期間が

10年以上ある場合に、65歳から

老齢基礎年金を受け取る資格が

得られます。

このとき、20歳から60歳までの

全期間(40年)保険料を払い続け

れば、満額の老齢基礎年金を

受給することができます。

2021年4月分からの満額となる

老齢基礎年金額は

「780,900円」

となっています。

●A厚生年金の係数「0.005481」

会社員として企業に勤めると

厚生年金保険に加入することに

なります。そして、老齢基礎年金

の受給要件を満たし、なおかつ

厚生年金保険の被保険者期間が

1ヶ月以上ある場合、65歳に

なると老齢厚生年金を受け取れる

ようになります。

その目安となる受取額の試算に

使用するのが

「係数:0.005481」

です。

老齢厚生年金額の目安=平均標準報酬額×
0.005481×勤務月数
(※2003年4月以降に入社した場合)

●B国民年金の納付率「69.3%」

国民年金の加入資格がある人でも

実際には国民年金保険料を納めて

いない人もいます。

国民年金の納付義務のある人が

きちんと保険料を納めているのか?

その納付状況を見る指標となって

いるのが、厚生労働省が示す

国民年金の

「納付率」

です。最新の納付率は、2019年度

分保険料の納付状況を現す現年度

納付率になりますが

「69.3%」

となっています。

国民年金の現年度納付率は

2011年から8年連続で上昇を

続けています。

●C年金受給月額の平均
「56,049円/146,162円」

65歳になると国民年金や厚生年金

を受給できるようになりますが

どれくらい受け取ることが

できるのか気になりませんか?

厚生労働省が作成した

「令和元年度 厚生年金保険・
 国民年金事業の概況」

によると、2019年度での国民年金

受給者の平均受給額は

「56,049円」

でした。

また、厚生年金保険を受給する人

の平均受給月額は

「146,162円」

となっています。

★将来の年金収入の増減に関する数字

国民年金の加入者になると

60歳になるまで国民年金保険料を

納め続けることになります。

2021年度の保険料は月々16,610円

となっています。

しかし、生活に困窮して保険料が

払えず放置していたり

自分の都合で滞納していたり

すると、将来の生活を支える

老齢年金が受け取れなくなる

場合があります。

保険料の未納期間があると

老齢年金が減額されますが

後から払い込むことで減って

しまった年金を増額すること

も可能です。

年金収入の増減に関する数字を

4つ書きます。

●D国民年金保険料の追納期限
 「納付期限から2年以内」

国民年金保険料には納付期限が

あります。たとえば、4月に

納めるべき保険料の納付期限5月末

です。この納付期限から2年経過

すると、その後は納付ができなく

なり、将来受け取る老齢年金が

減ってしまいます。

ただ、納付期限を過ぎてから

「2年以内」

であれば追納が可能です。

もし該当する保険料がある場合は

2年以内に払い込みましょう。

●E国民年金の免除・納付猶予制度
を受けた場合の追納できる期間
「過去10年以内」

経済的な理由などで国民年金保険料

が納付できなくなっても

免除制度や納付猶予制度

学生納付特例制度などを利用

すれば、老齢基礎年金の

受給資格期間への影響は

出ません。

ただし、受け取れる老齢基礎年金

は減額となってしまいます。

そんな場合は後から保険料を

納めれば、将来の年金額を増やす

ことができます。

このとき追納できる期間は

「過去10年以内」

となっています。

もし免除制度などを利用した場合は

「過去10年以内」を頭に入れておき

経済的に余裕ができたときに

追納することをおすすめします。

●F老齢年金の繰下げ受給
「最大42%増額」

老齢基礎年金と老齢厚生年金は65歳

から受給できるようになりますが

受給開始年齢を66歳以降70歳まで

の間に繰下げると、受け取れる

年金額を増額することができます。

その増額率は、次のように計算します。

◎年金の増額率=65歳に達した月から
 繰下げを申し出た月の前月までの
 月数×0.007

この計算によると、もし70歳まで

繰下げ受給をした場合は

「最大42%」

年金額が増額になります。

繰下げは月単位で行われ

増額率は一生変わりません。

もし繰下げ請求をしたいときは

66歳になってから申し出ること

になっています。

●GiDeCo(イデコ)の毎月の
 掛金上限額(月額1.2万円〜6.8万円)

老後資金の準備に活用できる

iDeCoですが、自営業者や

フリーランスのみならず

会社員や主婦も利用できるように

なりました。

ただし、掛金はいくらでも

いいわけではなく、国民年金の

区分によって、上限額が決まって

います。

その掛金上限額(月額)は

以下の通りです。

【第1号被保険者】
・自営業者:68,000円/月
【第2号被保険者】
・確定給付企業年金のみに加入
 している場合:12,000円/月
・企業型確定拠出年金のみに
 加入している場合:20,000円/月
・企業年金がない会社に勤めている
 場合:23,000円/月
・企業型確定拠出年金と確定給付
 企業年金の両方に加入している
 場合:12,000円/月
・公務員、私学共済制度の
 加入者:12,000円/月
【第3号被保険者】
・専業主婦(夫):23,000円/月

上記8つの数字を少しでも覚えて

おいて頂けたらと思います。

しかし平均年金受給額は国保と社保

では大幅に違いますね。


国保の方ももう社保に加入出来ます!

その仕組を毎月ZOOMでお伝えしてます。 

月1回しか開催しません。

是非ご参加下さい!

<ZOOM>

開催日:3月16日(水曜日)
開始時間:22:30〜
イベントページ:
https://www.facebook.com/events/956670341632580

内容:社保に国保の方がどう加入出来るか?

参加希望の方は上記URLから参加表明お願いします。

ZOOMのコードは当日イベントページのみで配信します。

どなたでも参加可能です。

また、簡単な無料試算はいつでも受け付けてます。

Messengerからの方
必要な情報は下記のみです!

・年齢(扶養者全員)
例:35歳/奥様32歳/お子様5歳・3歳
・住所(市町村まで)
例:横浜市
・2020年度の事業所得又は国民健康保険料年額
例:事業所得/320万
  国民健康保険料年額/48万

この3つだけで今の国保負担額

と当社社保加入した時の差額が

見れます。

ただ、削減対象になる方は下記に

なります。お気をつけ下さい。
★奥様専業主婦又はパート・専従者給与で
130万未満(お子様扶養)
 「事業所得150万以上」
★独身(奥様会社員やパート・専従者給与
 130万以上)
 「事業所得250万以上」

*事業所得とは申告書B左中段
 又は損益計算書右下の数字

一度知っておくだけでも良いと
思います。お気軽にご相談下さい。

連絡先:t.yokoi@imple.net
担当:横井
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