2014年09月29日
ドル堅調
29日朝の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、前週末の海外市場で買いが強まった流れを受け継ぎ、1ドル=109円台半ばで堅調に推移している。午前9時現在は109円40〜40銭と前週末(午後5時、108円96〜97銭)比44銭のドル高・円安。
前週末の欧米市場は、4〜6月期の米実質GDP確報値が前期比4.6%増(改定値4.2%増)に上方修正され、ドル円は一時109円50銭を上回る水準に上昇した。その後は緩んだが、109円台を維持。週明けの東京市場の早朝は109円40銭台を中心に推移し、午前8時前には109円50銭の水準まで買われた。午前9時前に9月上旬の貿易統計が発表され、貿易赤字は6277億円となったが、「想定の範囲内であり、為替への影響は限定的だった」(大手邦銀)とされる。
前週末に米国株が買い戻し優勢となり、ダウ工業株30種平均が1万7000ドル台を回復したため、日経平均株価も堅調に推移すればドル買い・円売りが優勢になりそうだ。また、「四半期末・月末要因でドル需要が強まりやすい」(外資系銀行)といい、実需筋が下値を支えることも予想され、底堅い値動きになりそうだ。
ただ、今週は週央以降に9月の日銀短観や米雇用統計など重要指標の発表が控えており、「110円が近づくと利益確定売りが出やすく、上値を積極的に追うムードにはなりにくい」(外為ブローカー)との見方も出ていた。
ユーロは対円、対ドルで軟調。午前9時現在は1ユーロ=138円67〜68銭(前週末午後5時、138円90〜91銭)、対ドルで1.2674〜2676ドル(同1.2747〜2747ドル)。
前週末の欧米市場は、4〜6月期の米実質GDP確報値が前期比4.6%増(改定値4.2%増)に上方修正され、ドル円は一時109円50銭を上回る水準に上昇した。その後は緩んだが、109円台を維持。週明けの東京市場の早朝は109円40銭台を中心に推移し、午前8時前には109円50銭の水準まで買われた。午前9時前に9月上旬の貿易統計が発表され、貿易赤字は6277億円となったが、「想定の範囲内であり、為替への影響は限定的だった」(大手邦銀)とされる。
前週末に米国株が買い戻し優勢となり、ダウ工業株30種平均が1万7000ドル台を回復したため、日経平均株価も堅調に推移すればドル買い・円売りが優勢になりそうだ。また、「四半期末・月末要因でドル需要が強まりやすい」(外資系銀行)といい、実需筋が下値を支えることも予想され、底堅い値動きになりそうだ。
ただ、今週は週央以降に9月の日銀短観や米雇用統計など重要指標の発表が控えており、「110円が近づくと利益確定売りが出やすく、上値を積極的に追うムードにはなりにくい」(外為ブローカー)との見方も出ていた。
ユーロは対円、対ドルで軟調。午前9時現在は1ユーロ=138円67〜68銭(前週末午後5時、138円90〜91銭)、対ドルで1.2674〜2676ドル(同1.2747〜2747ドル)。
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