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私の秘密の部屋はここ

日経平均先物

本当に買ってもいいのか不安です。

 【第1部】日経平均株価は前日比12円51銭高の1万5598円71銭と小幅続伸。欧米株高や円相場の落ち着きを受けて、主力株を中心に買いが継続した。日経平均はこのままプラス圏を維持すれば、1988年2月に13連騰して以来の10営業日続伸となる。一方、東証株価指数(TOPIX)は、同0.62ポイント安の1290.57と小反落した。出来高は8億6519万株。
 ▽記録達成には「思案六法」的な雰囲気
 日経平均株価は堅調な値動きを続け、1988年2月以来の連騰記録が視野に入ってきた。ただ、市場エネルギーが伴わない株高に対して、26年半ぶりの連続高記録を達成できるかどうか「市場は思案六法的な悩みどころの雰囲気」(銀行系証券)との声が上がっていた。
 米国で中古住宅販売や新規失業保険申請件数が市場予想を上回る改善を示し、景気回復への期待感が高まっている。ウクライナ問題の融和ムードから地政学的リスクも後退しており、「リスク資産に資金が向かいやすい」(大手証券)状況。国内でも年金の運用改革や好調な企業業績など投資環境は良好だ。
 とはいえ、日経平均は9日間で800円強も上昇し、「持続的な株高には戻り売りを吸収するエネルギーが必要」(別の銀行系証券)との指摘が聞かれる。22日夜(日本時間)には米国でイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演も予定され、後場は模様眺め気分も高まりやすい。市場関係者からは、日経平均は上値の重さが目立つようなら「マイナス圏に沈みかねない」(同)と慎重な声も上がっていた。(了)

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