2014年07月30日
ドル堅調
30日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は終盤、下値の堅さを好感した買いなどに支えられ、堅調だった。午後5時現在は1ドル=102円16〜17銭と前日(午後5時、101円90〜90銭)比26銭のドル高・円安。
朝方のドル円は米市場の水準を引き継ぎ102円10銭前後で推移。午前中は弱含む場面もあったが、102円近辺で底堅さを見せた。一方で、102円10銭台で上値を抑えられた。午後も狭いレンジ内での推移がしばらく続いたが、午後3時ごろから買いが強まり、前日の欧米市場での高値を試す展開となった。
米国のGDP統計やADP全米雇用報告などの発表前に様子見ムードが強く、日中は方向感に乏しい時間帯が長かった。終盤のドル上昇については、「アジア時間帯に102円台を維持したことで、夕方から再び買われたのではないか。対ユーロでのドルの上昇に引っ張られた面もある」(FX業者)という。前日の米市場ではFOMC声明でタカ派寄りの文言が出るとの観測が浮上しており、「FOMCで何か明確な材料が出てくれば、為替にも動きが出るかもしれない」(同)との声が聞かれた。
ユーロは終盤、対ドルで下値模索の展開。ユーロ圏と米国では景況感、金融政策ともに方向感の違いがはっきりしている上、欧州経済はウクライナ問題の影響を受けやすいため、「ユーロの買い持ちは避けたいのだろう」(外為仲介業者)という。対円では小動き。午後5時現在は1ユーロ=136円88〜91銭(前日午後5時、136円87〜88銭)、対ドルでは1.3397〜3401ドル
朝方のドル円は米市場の水準を引き継ぎ102円10銭前後で推移。午前中は弱含む場面もあったが、102円近辺で底堅さを見せた。一方で、102円10銭台で上値を抑えられた。午後も狭いレンジ内での推移がしばらく続いたが、午後3時ごろから買いが強まり、前日の欧米市場での高値を試す展開となった。
米国のGDP統計やADP全米雇用報告などの発表前に様子見ムードが強く、日中は方向感に乏しい時間帯が長かった。終盤のドル上昇については、「アジア時間帯に102円台を維持したことで、夕方から再び買われたのではないか。対ユーロでのドルの上昇に引っ張られた面もある」(FX業者)という。前日の米市場ではFOMC声明でタカ派寄りの文言が出るとの観測が浮上しており、「FOMCで何か明確な材料が出てくれば、為替にも動きが出るかもしれない」(同)との声が聞かれた。
ユーロは終盤、対ドルで下値模索の展開。ユーロ圏と米国では景況感、金融政策ともに方向感の違いがはっきりしている上、欧州経済はウクライナ問題の影響を受けやすいため、「ユーロの買い持ちは避けたいのだろう」(外為仲介業者)という。対円では小動き。午後5時現在は1ユーロ=136円88〜91銭(前日午後5時、136円87〜88銭)、対ドルでは1.3397〜3401ドル
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