最近は仕事のパフォーマンスを上げたければ睡眠時間と質に注目するべき、という考えは定着しつつありますね。
本屋さんや図書館に行くと、睡眠に関する本がたくさん見られます。
日頃朝活に執念を燃やしている私にとっても、睡眠メソッドは欠かせません。
ついそういうタイトルの本に目が行きがちです。
今回のこの本もその一つです。
日中、眠気や、だるさ、しんどさはありませんか?
休みの日にドカッとまとめて寝てませんか?
仕事ができているから問題ないと思っていても、
睡眠不足の中で仕事していて、
果たしてその内容は効率的にこなせているのでしょうか。
筆者が行った学校の子供たちに対する睡眠教育(みんいく)で、
睡眠時間や、一日の心の動きの記録して可視化することが、生活習慣の改善にもつながり、さらにコミュニケーションにもいい方に向く結果をもたらしたそうです。
その成功例を大人にも適用すれば、
日中の仕事のパフォーマンスを上げる手助けになるのではないかと語っています。
「睡眠記録」で一日24時間のうち、自分はどの時間帯、何時間寝ているのか把握し、
そして理想的な睡眠に近づけていくうちに相乗効果で生活習慣も改善していくのだといいます。
自分の行動に意識が向くことで、睡眠のほかにも改善すべきことが見えてくるからです。
睡眠を改善することで脳にお得なことがたくさん。
記憶の整理や定着、
前向きな思考。
睡眠は脳を休め、メンテナンスしてくれる時間です。
最近「睡眠の質」を世間でよく言われるようになりました。
いかに仕事に真剣に向き合うか、
充実した人生を送りたいか、
ということを多くの人たちが考えつつも果たせない、
そのもどかしさの表れではないでしょうか。
この本はそのきっかけを与えてくれるかもしれません。
記録を継続することは難しい。
子供たちにやってもらった「睡眠調査票」の大人版が巻末に提示されています。
簡単にできるように工夫されたものですので試してみてはいかがでしょうか。
電子書籍派の方は、
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