大きな町で立派な駅舎でした。
設備もしっかりしており
特急【ワイドビューしなの】も
ほとんどが停車するので
この辺りの中心地なのでしょう。
なんとなく靄が掛かっていますが
それも山の中に入ってきた証拠で
かえって良い気持でした。
列車に戻ると車内の人はまばらですが、
改札口で松本へ行くような
相談をしていた集団があったので
おそらく混雑するでしょう。
早めに座席に戻り
荷物を網棚に上げ、
混雑のための準備を整えておきました。
案の定続々と人が乗ってきて
ボックスシートも埋まりつつあります。
どうやら学校が休みというのが本当で
松本まで遊びに行くというのも
本当らしいということが分かりました。
たまたまとはいえ
すごい時に当たってしまったなぁ
というのが正直な気持ちです(^^;
車内はワイワイガヤガヤし出して
山の中を走っている
列車の感じが薄れていきました。
たしかに木曾福島は
体をゆっくりと休めるためには
最適な保養地だと思いますが、
若者にとっては退屈な場所かもしれません。
どちらかといえば若者には
ツラい町かもしれないですね。
お小遣いの中から出すには
厳しい金額である電車賃を掛けても
松本や名古屋に遊びに行きたくなるのも
分かるような気がしますね。
特急列車の待ち合わせや
対向列車の行き違いも行われ
列車は松本へ向けて動き出しました。
普通列車の運行本数が
極端に少なくなるので
時間の遅れも無く、
順調に列車は東へ向け走り続け、
中央東線といわれる新宿方面の線路と
塩尻で合流しました。
塩尻から10分ちょっとで
終点松本へ到着です。
今の時間は、10時15分頃で
次の列車まで多少余裕があるので
遊びに来た学生集団と一緒に
改札を出ました。
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