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2019年07月13日

金の相場が1グラム5000円というと、かなり高騰し

金の相場が1グラム5000円というと、かなり高騰していると言えますが、その価格は純金の状態で取引するときの話ですから、一例として、18金(純度75%)ならば、純金5000円に対し、その75%の3500円になるのです。


それなりの額、例えば200万円を超えるような量というと大体570グラムといったところでしょうか。


18金より安い10金のジュエリーも最近は増えてきましたが、24分の10は約41%ですから、純金が5000円なら10金は2000円程度です。


買取額が200万円を超えるためには1キロほども必要です。


ちょっと現実的ではないですね。


ここ数年、金の市場価値が上がり続けているようなので、専門店で買い取ってもらったという時、年間20万円以上の利益が出ている場合などは、これを譲渡所得として、確定申告を行わなければなりません。


売却額から購入時の費用などを差し引いた利益は基本的に譲渡所得となり、給与所得などと合わせて総合課税の対象になりますが、この内50万円までは特別控除、つまり税金を払わなくていい部分になります。


金を売却した利益が、他の譲渡所得と合わせても50万円以内なら、課税はありません。


あなたが一般的なサラリーマンで、譲渡所得20万円以内なら、基本的に確定申告をする必要もないのです。


要らなくなった金のネックレスの売却を望む方は、刻印を見てみるのがいいと思います。


金製品にはほぼ必ず、金のグレードを証明する「K24」などの文字が刻印されていることが多いです。


このKというのは、純度を表す「カラット」の略です。


K24なら24分の24で100%が金、K18なら24分の18で75%が金と解釈してください。


金に限らずプラチナなどの貴金属では、純度の割合でその金製品の買取価格も違ってくるということになります。


今も昔も、金のような貴重品は保存場所が一番のネックのようです。


普通の家庭なら、家に置いておくのも一般的だと思いますが、一定量を保管するなら金庫は必須となるでしょう。


アクセサリー程度ならともかく、大量の金を保有しておくなら、やはり自宅保管では心配なので、自宅に置かずに銀行の貸金庫に入れていることもありますし、金を売買する業者でも有料の保管サービスを受け付けています。


とはいえ、どこに置いておいてもリスクが完全に0ということはないでしょうから、心配なら金で財産を保有することを諦め、現金にしてしまうのも選択肢の一つです。


初めてで不安も多い金買取。


安心して利用する上で大事なのはまず、どのお店に買取をお願いするかということです。


高値で買ってくれる店を選ぶことに加え、買取までの流れや、振込ならそのタイミングなど、見るべき点は多いです。


また、何より大事なこととして、店の信用度や取引実績をチェックすること。


これに尽きます。


それを測る上で使えるのは口コミ、レビューといった形で寄せられる利用者の声です。


不評の店は避け、良い評価が付いているところを選択すれば損することはありません。
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