2015年11月01日
【都立中高一貫校】 「スピード」を制する者は「受検(受験)」を制す!
★ あと3か月
気がつけば、今日から11月です。
時間が経つのは早いものですねぇ・・・。
外気も肌寒くなり、受験シーズン到来の空気が漂い始めた気がします。
受験シーズン到来につき、このブログも、ちょっと頑張って更新頻度を上げよう!
と、ほんの少しだけ考えていますが、気持ちだけで終わってしまうかもしれません・・・。
まあ、何はともあれ、適性検査まであと3か月です。
今日は、今後3か月でトコトン磨くべき「問題を解くスピード」について、思うところを書いてみたいと思います。
★ 「スピード」は身を助ける
都立中高一貫校に合格してきた子供は、総じて「問題を解くスピードが速かった」はずです。
問題をさっと1度読み終わると間髪入れずに鉛筆を動かして解答を仕上げていくようなレベルの子供が、都立中高一貫校に合格してきたはずと言うことです。
逆の見方で言い換えれば、問題をゆっくり咀嚼しながら読んだり、2度3度と繰り返し読まなければ解答を導けないレベルでは、問題自体を解く能力があったとしても、合格できなかっただろうと言うことです。
この理由について、具体的に理解されたい方は、次の過去の記事を読んで頂ければと思います。
(面倒であれば、過去記事は読んで頂く必要はありません。読んでいただかなくと、話がわかるように続きを書いていきます。)
【都立中高一貫校】 2015年適性検査問題で合格する子供像を追う ← クリックして下さい
私自身、教育関係者でもなんでもなく、自分の子供の勉強事情しかわかりませんが、「問題を解くスピード」と「合格の可能性」は間違いなく比例の関係にあると思っています。
これは、都立中高一貫校だけの話ではなく、私立中学の受験でも言える真理かもしれません。
ただ、知識よりも論理的思考力を問う系統の問題が多い都立中高一貫校の適性検査の方が、更に「スピード命」ではないかと思っています。
★ 「問題を解くスピードが速い」とは?
過去の記事でも書きましたが、「問題を解くこと」は、次のような小さな行為を連続で行うことだと考えています。
「@問題を読む」→「A出題の意図を理解する」→「B解答を出すプロセスを考える」→「C計算する」→「D答案用紙に答えを書く」
速読を鍛えに鍛えたので、「@問題を読む」のはとにかく速い。
小さな頃から公文に通い続けたので、「C計算する」ことのスピードは誰にも負けない。
指先が器用で、「D答案用紙に答えを書く」ことの速さには自信がある。
など、それぞれの特技が「問題を解くことのスピードアップ」に貢献することがあるかもしれません。
しかし、「A出題の意図を理解する」と「B解答を出すプロセスを考える」ことのスピードが最も大切です。
ABさえ、テンポよく正確にできれば、@CDの能力が普通でも、スピード感ある解答が可能だからです。
合格する子供の脳には、「@問題を読む」ことをしつつ、「A出題の意図を理解する」ことと「B解答を出すプロセスを考える」ことをほぼ同時並行的に処理する能力があるのだろうと思います。
このような論理的思考力の高さが、解答スピードを生んでいるのです。
★ 短期間ですべきこと
適性検査を見ると、「長い問題文を読ませて、グラフや図表のデータに基づき、複数の手段から解答を導き出させる」タイプの問題が大半です。
長い問題文やグラフ・図表データには、解答を出すのに必要な情報がランダムに含まれていて、解答と無関係の情報も当然ながら存在します。
合格できる子供の脳は、問題をさっと1度読むだけで、長い問題文やグラフ・図表データから解答に必要な情報だけを上手く抽出し、更に抽出した情報を考える順番に正しく並び替えるのです。
これをスムーズできるか否かで、合否が決まると言うことです。
3か月後の2月3日まで、この領域レベルに到達していないと合格は厳しいと思います。
これからの3か月、過去問やそれに類似する問題をひたすら繰り返すことが、この領域レベルに到達する近道だと思います。
一度解いた問題でも、二度三度と解答練習を繰り返す・・・。
問題を一度見るだけで条件反射の如く必要な情報の抽出・並び替えができるよう、論理的思考のパターンを脳みそに刷り込ませるのが、時間がない中での対処法だろうと思います。
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<ご参考>
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Z会は適性検査と同じ「考えさせる」系統の問題が多いため、このように大勢が各都立中高一貫校で合格しているのだろうと思います。
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都立中高一貫校の適性検査対策は、「論理的な」考え方を身に付けることです。
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以上
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