2015年10月04日
【都立中高一貫校】 「気概」と「根気」が成績を上げる
★ ルービックキューブと受験(受検)勉強
昨日、百均でウロウロしていると、ルービックキューブが陳列されていました。
「ルービックキューブなんて久しぶりに見たなぁ〜。 今や、100円で売られているんだ。」
なんて思いながら、子供の頃にルービックキューブの攻略に夢中になったことを思い出しました。
皆さんは、ルービックキューブを6面全て揃えることができるでしょうか?
おそらく、6面全てを揃えたことがあるのは、ほんのごく一部の方だけではないかと思います。
しかし、十数パターンのキューブの動かし方さえ理解すれば、誰でも6面全てを揃えることができます。
実は、意外と簡単なものなのです。
6面それぞれが織りなす6色の組合せはおそらく何兆通りというほど存在しますが、キューブの動かし方さえ理解していると、どのような色の組み合わせが出現しても問題なく対処できるのです。
キューブの動かし方を理解するには、IQの高さや生まれ持った数理的な才能なんかよりも、「絶対に6面を揃えてやる!」という気概と「パターンを一つずつ理解する」という根気の方がはるかに大切なのです。
なぜ、ルービックキューブの話を冒頭に持ち出したかと言えば、「気概」と「根気」が大切という点で、受験(受検)勉強と似ていると素朴に思ったためです。
受験(受検)勉強に置き換えて言うと、「この学校へ絶対に入学したい!」という 気概と「比・図形などの問題や文章の書き方を学ぶ」ことを地道にも根気よく繰り返すことが大切ということになります。
今日は、「小学6年生の『心』の在り方を整え、『気概』と『根気』を逞しくするにはどうしたら良いか。」という、ちょっと難しいテーマで書いてみたいと思います。
★ 「気概」と「根気」
来年の受検まで、あと4か月です。
これからの4か月間、この「気概」と「根気」の程度で、最後の成績の伸び具合もかなり変わると思います。
しかし、当事者の子供が「気概」と「根気」を持てないと話にならないのですが、小学生の子供に「気概」と「根気」を持ちなさいとダイレクトに言っても、なかなか理解できるものではありません。
私自身、3人の子供達を見てきて思うのですが、高校受験に挑む中学3年生頃になると、中学3年間で精神的に大きく成長していて、自分自身で「気概」と「根気」を養って頑張る子供がグンと増えると思います。
しかし、小学6年生では、大半の子供の精神はまだまだ幼い状態です。
ここが、中学受験の難しいところなんだろうと思います。
いかにして、小学6年生の子供に「気概」と「根気」を持たせるか・・・。
なかなか難しいですが、きっちりと対応したいポイントです。
★ 「心」「技」「体」
武道の世界から出たものですが、「心」「技」「体」という言葉があります。
改めて書くまでもないかもしれませんが、物事の上達には「心」「技」「体」のバランス取れた成長が大切というものです。
当然ながら、受験(受検)勉強においても、「心」「技」「体」のバランスが取れていないと、成績を上げていくことはできないと思います。
しかし、世の中の受験(受検)関連の情報は、「技」のことばかりが溢れています。
塾などでの指導も、基本は「技」のみだと思います。
成績が頭打ちで伸び悩んでいる子供については、成績を上げるために「技」ばかりを気を取られていて、実は「心」の部分にある原因が見逃されているかもしれません。
「心」の部分に該当する「気概」と「根気」が低下すると、いくら「技」を覚える機会に恵まれても、全てムダに終わるでしょう。
あまり大きく取り上げられませんが、「技」の習得に劣らないぐらい、「心」を整えることが重要なはずなのです。
★ 凄く単純なこと
では、まだ精神的に幼い小学6年生の「心」の在り方を整え、「気概」と「根気」を逞しくするにはどうしたら良いのか。
私自身も、「どうあるべきか」の正しい答えは知りません。
そもそものところで、子供毎に答えが少し異なるように思います。
とりあえず、私が実践してきた(している)ことを書いてみたいと思います。
@ 「勉強しなさい!」とは、絶対に言わない。
(「よし、一緒に頑張るぞ!」などと言い、追い詰めるような言い方はしない。)
A 悪い点を取っても絶対に叱ったり、説教したり、不機嫌な顔を見せたりしない。
B 良い点を取ったり、長時間勉強するなどの頑張りを見せたら、満面の笑みで褒める。
よくよく考えると、凄く単純なことしかしてません。
このようなやり方は、子供が中学生以上になると通用しなくなりますが、小学生の頃はこのような方法が良いのだろうと思っています。
まだ精神的に幼い小学6年生では、受験(受検)の意味や志望校の良い点などを語っても、表面的にしか理解できず、さほど「気概」と「根気」に結びつかないと思います。
やはり、小学6年生のレベルでは、「頑張ったら、お父さんやお母さんが喜ぶから」とか、「周りの友達に凄いねと言ってもらえるから」という身近なことが、「気概」と「根気」に直接繋がっていると思うのです。
「心」の在り方を整え、「気概」と「根気」を逞しくすることは、非常に重要です。
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