2015年06月07日
【都立中高一貫校】 受験は男女混合団体戦
★ 今日も日経記事
前回、日経記事の『都立両国、復活の舞台裏(上) 「教えない授業」の魔力』に基づき、都立高校・中高一貫校の思うところを書かせて頂きました。
今回は、日経記事の続編である『都立両国、復活の舞台裏(下) 受験は男女混合団体戦』について、また思うことを気ままに書かせて頂こうと思います。
まあ、とりあえず、この日経記事を読んでみて下さい。
ザクッと流し読みして頂いても結構です。
都立両国、復活の舞台裏(下) 受験は男女混合団体戦 :日本経済新聞 ← クリックして下さい!
この日経記事のサブタイトルである「受験は男女混合団体戦」という言葉、実に的確に、今の都立中高一貫校の姿を表現していると思います。
このポイントを中心に、思うところを書いていこうと思います。
★ 男女ペア・グループで行う授業が多い
まず、授業に関することから書いていこうと思います。
私も、前々から、息子の通う都立中高一貫校が男女共学であることのメリットを最大限に引き出そうとしていることに気がついていました。
息子の通う都立中高一貫校の授業も、日経記事に書かれているような男女ペアや男女グループで行うことがかなり多いです。
息子の話を聞いていて、その様子が簡単に想像できます。
また、毎朝行われている朝学習での小テストなどでも、必ず男女で交換して採点し合うようです。
このような日常の些細なことでも、「異性によく思われたい」という思春期にある生徒達の気持ちを上手く活かし、成績の底上げを計っているのかもしれません。
これは自宅のテーブル等によく小テストなど紙類が放置されていて、見ると採点者はどれも女子生徒の名前になっているのでわかるものです。
ただ、私の息子のような不感症のタイプは、採点する女子生徒が呆れるような点数を平気で取っていますけどね。(笑)
しかし、誰もが中学・高校時代を思い浮かべれば簡単に想像できることです。
勉強にしろ、スポーツにしろ、どのようなことにでも、「異性によく思われたい」と頑張るのは人間の本能です。
男女ペアや男女グループを上手く使う授業は、生徒達の学力向上にかなり大きな影響を与えているはずです。
★ 強い仲間意識
また、都立中高一貫校全般で言えることなのか、息子の学校だけに言えることなのかは、ちょっとよくわかりませんが、学校全体の雰囲気として、男子生徒と女子生徒はかなり仲が良いと思います。
仲が良いという表現よりも、一種の家族・兄弟姉妹のような連帯感をお互いに持っていると表現した方が適しているかもしれません。
恋愛感情云々以前の「男女分け隔てなく同じ仲間である」意識が強く、良好な間柄を作っているように思います。
当然ながら、思春期特有の男女の壁のようなものがありますから、適度な距離感を保った良好な間柄と言うことです。
息子は友達と遊びに行くことがありますが、かなりの割合で男女混合のグループで遊んでいるようです。
また、LINEでよく色んな友達と会話していますが、女子生徒ともよく話をしているようです。
このように、男子生徒と女子生徒が仲間として良い関係を築けるのは、次の3つの背景があるからだろうと思っています。
@ クラマチなど行事で一致団結する機会が多いこと
A 1学年の生徒数が160名とさほど多くなく、6年間を同じメンバーで共に過ごすという意識が強いこと
B 授業等で男女のペア・グループになる機会が頻繁であること
★ 受験は男女混合団体戦
このような環境下で生徒達は共に成長していくため、大学受験という共通の大きな目標には、全員で励まし合って頑張れるのだろうと思います。
以前、このブログでも取り上げたことがありますが、息子の通う都立中高一貫校では、大学受験が徐々に近づくにつれ、一心不乱に勉強する6年生が学校の廊下等に溢れ始めます。
(【都立中高一貫校】 一心不乱と自由な気風)←ご参考
解らない問題をすぐに先生に質問できるよう廊下で勉強していると聞いたことがありますが、全員で励まし合って勉強したいという気持ちも背景にあるのかもしれません。
いや、寧ろ、「全員で励まし合って勉強したい」という気持ちの方が強いのではないかと思います。
「仲間が頑張る姿を見て自分も頑張る」、逆に「私/僕は頑張るから皆も頑張れ」というような気持ちが背景にあるように思うということです。
思春期の6年間を良い関係で過ごした者同士しか分かり合えないエール交換を、学校の廊下等で、そして勉強する姿を見せ合うことで行っているのでしょう。
都立中高一貫校は、素晴らしい環境を作れていると思います。
↓ クリックをお願いします! ↓
J.F.ケネディやビル.クリントンなど多くの欧米政治家が尊敬する江戸中期の米沢藩主上杉鷹山の名言。
私はこの言葉からいつもパワーを頂いています。
クリック頂けるといいことあるかも!?(ブログ村のランキングが開きます)
<ご参考>
〇 "お勧め!" 論理的思考力を鍛えるための学習
「論理的に物事を考える力(=論理的思考力)」を鍛えるには、とにかく「子供のチャレンジ精神をくすぶり、かつ、質の良い問題に多く取り組むこと」に尽きますが、これにはZ会が最適です。
Click!! → Z会小学生向けコース。学年別「おためし教材」もらえます ← Click!!
☆ 資料請求だけでもしてみてはどうでしょう?
(Z会は安心です。資料請求しても、電話等による不快な勧誘を受けることはありません。又、資料請求すると、効果的な学習方法を紹介する冊子も貰えます。無料ですから、当リンクからの資料請求をご活用ください)。
※ 2017年の各都立中高一貫校におけるZ会会員合格者数:桜修館(56名)、白鴎(38名)、三鷹(35名)、南多摩(25名)、大泉(25名)、立川国際(25名) 、小石川(23名)、富士(23名)、両国(19名)、九段(18名)、武蔵(10名)
Z会は適性検査と同じ「考えさせる」系統の問題が多いため、このように大勢が各都立中高一貫校で合格しているのだろうと思います。
〇 作文を上達させる家庭学習
作文の上達には、文章の正しい書き方を学び、そして数多く文章を書くことが必要です。
次の作文の通信教育を上手く活用できれば効果は大きいと思います。
こちらも資料請求だけでもしてみてはいかがでしょうか。
Click!! → ブンブンどりむ ← Click!!
〇 各都立中高一貫校の過去問
「目指す学校」は「どのような問題を出すのか」を知ることは非常に重要です。
又、過去問をよく目にする場所に置いておくだけで、「モチベーションのアップ&維持」に有効です。
Click!! → 各都立中高一貫校の過去問を見る ← Click!!
〇 論理的な文章構成力を習得するための本
都立中高一貫校の適性検査対策は、「論理的な」考え方を身に付けることです。
各校で出題形式に差がありますが、作文はいかに論理的な文章を書けるかがポイントとなります。
論理的思考による文章の書き方を指導している福嶋国語塾の福嶋先生の本から、都立中高一貫校の適性検査対策に最も適したものを紹介します。
・ 指導する保護者向け
次の本を読むと、作文指導で何を子供にアドバイスすれば良いかが理解できます。
Click!! → 「ビジネスマンの国語力」が身につく本 ← Click!!
・ 子供向け
福嶋先生はどれも素晴らしいと思います。
特に、”「本当の国語力」が驚くほど伸びる本―偏差値20アップは当たり前!” はお勧めです。
Click!! → 福嶋先生の主要な本 ← Click!!
〇 「やる気」スイッチをONにするための本
「やる気」を出す系統の本には、根拠レスな気合論の内容が多いものです。
しかし、ここで紹介する”のうだま―やる気の秘密”は、科学的根拠に基づく事実を簡単に説明している本です。
Click!! → のうだま―やる気の秘密 ← Click!!
以上
都立中高一貫校 都立中高一貫 都立中学 公立中高一貫校 難関大学 桜修館 作文 小石川 東大
武蔵 両国 富士 九段 立川国際 三鷹 大泉 作文 東大 過去問 対策 合格するには 説明会 評判 合格ライン
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/3768405
この記事へのトラックバック